肺がん余命宣告されてからの日々

母が肺がんになり余命を宣告された日からぼちぼちと記して行きたいと思います。

ホスピスから電話

2011-11-21 13:32:41 | 日記

出先で父から電話がありました。
ホスピスから電話があり明日に決まりました。
いつも急で心が付いていけません。
私の都合が悪く1日延ばして貰うように電話して貰ったら24日にもベットが開くそうで変えて貰いました。
足りなかった母の薬を届けるので顔を出しに実家に行きました。
母の側に行くと、ついに決まったわと淋しそうに話始めました。
今まで有難う、最後まで面倒掛けるわね。こんな病気になってごめんね。もっと長生きするつもりだったのにね。
もうお別れの様な言葉の数々。
こうやって話をしているのにどうして死んでしまう話をしなくてはいけないのでしょうか。
ふらついてだるくてしんどいけど、それが死に繋がるなんて思えない。
いっぱい話たい事が山ほどあるのに浮かばないって。
手を握らせてと言われ繋ぎました。
いつも冷たくなっていた手は温かかったです。
強く握りさすり撫でて叩いて私の手を大事に繋いでくれました。
溢れる涙はもう止める事は出来ませんでした。
涙を見せない様に背中を見せていたら肩を抱いてくれました。
涙を流しているのが分かりました。
何故こんな辛い事が現実にあるのでしょうか。
この先が怖くて仕方ありません。

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