ツレアイのライブ用の映像制作の撮影。
昨日の新宿、高田馬場方面に続いて、今日は門仲から木場方面に運河の動画撮影に。
撮影にはこのところの曇り空がありがたい。
ピーカンだとどうしてもカサカサの映像になってしまう。
移動はもっぱらシルバーパスが利用できる都営地下鉄とバス、そして徒歩。
昨日8キロ、今日も8キロ歩く。
門仲は富岡八幡宮の骨董市でよく来る。
通りを隔てた大横川から隅田川へは足を伸ばしていたが、
今回は逆コースで木場に向かっていくつかの運河(用水路と言うべきか)を辿った。
そう言えば11年前、この近くの古石場文化センター小津安二郎資料展示コーナーに、
ワイズ出版の岡田博さんと『平野の思想-小津安二郎私論』のための資料撮影に行ったのを思い出した。
著者の藤田さんも一緒だったか。ワタシの長男にも手伝ってもらったのだった。もちろんボランティアである。
長男には「すまんな、ギャラは出ない」と言って撮影後ふたりでホッピーなど呑みに行ったのもいい思い出である。
その岡田博さんも先日亡くなった(合掌)。
『平野の思想-小津安二郎私論』(藤田明・2010年・ワイズ出版)
組版とデザイン、装丁におよそ一年かかった本。なんどもなんども本文の組み替え。ブチ切れそうになったが辛抱(笑)。
手元にはもうない。というか、デザインを手がけたワイズ出版の本70冊はすべて手放した。本など並べてもしょうがない。