風録blog

風のごとく過ぎ去る日々を録したい

本:老人支配国家 日本の危機

2021-12-29 21:42:20 | Weblog
題名:老人支配国家 日本の危機
著者:エマニュエル・トッド
発行所:文芸春秋
まさに老人支配国家の日本の政治の話かと思って読んだのですが違いました。
題名に惑わされました。
立派な方が論理を展開したり、トーキングしていたりする、記事の集合なのですが
何か違う感じがしました。
もっと前向きに未来をどうするか、語れないものでしょうか。
こういう本もあるんだなああと思いつつ、最後まで読ませて頂きました。
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本:沈没船博士

2021-12-05 20:19:04 | Weblog
題名:沈没船博士 海の底で歴史の謎を追う
著者:山舩晃太郎
発行所:新潮社
全く知らない世界を勉強させてもらった。著者はもともと野球人生の人間だったが、大学時代に夢破れ、
沈没船を考古学として(パイレーツとしてではなく)発掘することに目覚め、英語もほとんどできない中、
沈没船発掘では名門のテキサス大学に修士、博士課程を学び、博士号を取得している。
博士論文は途中で変更し、沈没船の写真を重複部分を重ねつつ撮影し、3D映像にて、研究を精緻化する
ことで取得している。まさに水中考古学のIT化(DX化)である。
水中の、何世紀も前の船は砂に覆われ、酸素に直せず接せず、昔の面影を再現している船も多いらしい。
でも、きれな海に沈む船もあれば、汚い大河に沈む船もあり、病気になる人も。
夢のある仕事。著者は日本の大学卒業後、語学学校、修士、博士課程で10年くらい費やしており、
今も、各国からの依頼で、沈没船発掘をする生活。もともとお金持ちだったのか、各国からの
依頼が高額なのか、どうやって生活しているのかが気になるところ。
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