題名:人類20万年遥かな旅路
著者:アリス・ロバーツ
訳者:野中香方子
発行所:株式会社 文藝春秋
アフリカに生まれたホモ・サピエンスが世界中にどのように広がって行ったかを著者の古生物病理学者が実際に
遺跡を訪ねながら解説している。ドキュメンタリーであり、エッセイでもある。
おもしろかったのは以下の点である。
・ホモ・サピエンスとネアンデルタ人が5-6万年前の同時代に生存していた。
・ホモ・サピエンスとネアンデルタ人は種が違うため、混血種ができなかった可能性もある。
・寒いシベリアにもホモ・サピエンスは広がって行った。
・シベリアとアラスカを結ぶベーリング地帯は、その頃は海の水嵩も浅く、氷もあったため
東アジアからアメリカ大陸に容易く移動できたらしい。
・いずれにせよ、今の人間たちのルーツは全員アフリカのイブの子孫である。
BBCが同行したようであるが、映像を見なくとも十分おもしろい。
著者:アリス・ロバーツ
訳者:野中香方子
発行所:株式会社 文藝春秋
アフリカに生まれたホモ・サピエンスが世界中にどのように広がって行ったかを著者の古生物病理学者が実際に
遺跡を訪ねながら解説している。ドキュメンタリーであり、エッセイでもある。
おもしろかったのは以下の点である。
・ホモ・サピエンスとネアンデルタ人が5-6万年前の同時代に生存していた。
・ホモ・サピエンスとネアンデルタ人は種が違うため、混血種ができなかった可能性もある。
・寒いシベリアにもホモ・サピエンスは広がって行った。
・シベリアとアラスカを結ぶベーリング地帯は、その頃は海の水嵩も浅く、氷もあったため
東アジアからアメリカ大陸に容易く移動できたらしい。
・いずれにせよ、今の人間たちのルーツは全員アフリカのイブの子孫である。
BBCが同行したようであるが、映像を見なくとも十分おもしろい。