題名:世界を知る力
著者:寺島 実郎
発行所:PHP研究所
たまたま、この本を読んだ。
著者の言いたいことは本の最後に書いている以下に尽きるような気がする。
「世界を知れば知るほど、世界が不条理に満ちていることが見えてくるはずだ。その不条理に対する怒り、問題意識が、戦慄するがごとく胸に込み上げてくるようでなければ、人間としての知とは呼べない。」
そしてこの本では次のことを説いている。
日本人は戦後65年間に、世界に対して固定観念を持ってしまっている。戦後65年は、人間が生きたあるいは人間が作って来た世界の時間軸の中では一瞬に過ぎない。固定観念を捨てて、長時間にわたる歴史観を持ちつつ、大空から世界を見渡す「鳥の目」と、しっかり地面を見つめる「虫の目」の両方を持たねばならない。
そのためには、自らが「情報」を得る努力をすることと、その情報を出掛けて行って「フィールドワーク」で確認すことが必要だと書かれている。
著者:寺島 実郎
発行所:PHP研究所
たまたま、この本を読んだ。
著者の言いたいことは本の最後に書いている以下に尽きるような気がする。
「世界を知れば知るほど、世界が不条理に満ちていることが見えてくるはずだ。その不条理に対する怒り、問題意識が、戦慄するがごとく胸に込み上げてくるようでなければ、人間としての知とは呼べない。」
そしてこの本では次のことを説いている。
日本人は戦後65年間に、世界に対して固定観念を持ってしまっている。戦後65年は、人間が生きたあるいは人間が作って来た世界の時間軸の中では一瞬に過ぎない。固定観念を捨てて、長時間にわたる歴史観を持ちつつ、大空から世界を見渡す「鳥の目」と、しっかり地面を見つめる「虫の目」の両方を持たねばならない。
そのためには、自らが「情報」を得る努力をすることと、その情報を出掛けて行って「フィールドワーク」で確認すことが必要だと書かれている。