ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

韓国の詩事情

2006年01月24日 21時02分33秒 | 詩に関わる話
 暇つぶしにネットを巡回していたらこんな記事を韓国の中央日報の日本語サイトで見つけました。何でも詩の世界でも、いよいよ韓流が起こりつつあるとかで、あの詩学1月号で韓国詩を特集しているとか。リンクの記事上で詩学が権威あるって書いてあるけど、ちょっと大げさな気がしないでもないのです。韓国の詩壇は、日本の現状とは大きく異なって文学界でも大きな位置を占めているとか聞いたことがありますし、日本の現代詩とは異なって、メッセージ性のある詩が多いようです。熱情的、喜怒哀楽のはっきりとした国民性が詩に顕れているのかも。
 どう判断されるかは、リンクから記事を読んでみてくださいね。

中央日報「今度は「文学韓流」…韓国の詩が日本で人気」
URL: http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72039&servcode=700§code=700



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風に舞い風に歌う

2006年01月24日 08時40分01秒 | 
緋色の帯を解く君は頬を赤く染め
何だか恥ずかしげな風情だね
帯止めの色目は玉虫だから
綴られた思いも刻々とその表情を変え


真新しい紙とインクのほのかな香り
読みかけの頁に挟んだ栞のように
晩冬の渡り鳥は夕陽を目指し


しどけなく肌けた裾よけの調べよ
無惨と開く半襟の初々しさよ


いつかの日に歩んだ小径の在り処を
いつかの日に眺めた流れ星の行く末を
君は吐息混じりに千夜一夜と囁いて


総てを曝す君と僕の思いは混じり合い
絡み合い
ほころぶ花蕾は風に舞い 風に歌うよ




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