所作(しょさ、踊りね)です。
タイトルを見ると、お獅子が毛をふる踊りの一種か、または「鞍馬山」だから牛若丸が出るのか
もしくは両方出るのかと期待してしまいますが、
じつはどっちも出ません。美女は出ます。
主人公は一定しておらず「静御前(しずかごぜん)」か「卿の君(きょうのきみ)」かどっちかです。
とりあえず「卿の君」で行きます。
基本設定は
・主人公は義経の恋人
・父は殺された。兄は悪者にだまされて、「義経は死んだ」と主人公に告げた
・主人公はショックで気が狂った
なので、登場人物は誰でもいいようです。
「静」で出すときは「義経」ではなく「牛若丸」で出すようです。
卿の君は気が狂ってしまっているので、「物狂い(ものぐるい)もの」というジャンルの踊りです。
「物狂い」の狂女は笹の枝を肩にかついで出てくることが多いのですが、
ここでは薙刀(なぎなた)を持って出ます。義経の形見だという設定です。
舞台で義経を探し回ったり、婚礼の幻影を見てねたんだり喜んだりする卿の君。
そこに獅子舞の獅子を持った男がやってきます。
「太神楽(だいかくら)」という芸能をやる大道芸人です。
獅子舞をする人です。
内容は、このふたりがかみ合わない感じでいろいろ絡む、というだけです。
・卿の君が獅子を貸してくれと頼むが断られる。
・舞ってくれと言われて、美女の頼みなのでこころよくタダで舞う。
・最後に抱きつく。
・突き飛ばす卿の君
・獅子の狂いになり、卿の君と踊る。
最後に卿の君が「(義経がいる)鞍馬山に連れて行ってくれ」と頼み、
獅子の男は口では引き受けますが逃げてしまいます。
おわりです。
美女の、しかし薙刀を持って舞うそれなりにきりりとした様子と、
獅子舞の華やかなかんじを楽しむだけの踊りだと思います。
=50音索引に戻る=
タイトルを見ると、お獅子が毛をふる踊りの一種か、または「鞍馬山」だから牛若丸が出るのか
もしくは両方出るのかと期待してしまいますが、
じつはどっちも出ません。美女は出ます。
主人公は一定しておらず「静御前(しずかごぜん)」か「卿の君(きょうのきみ)」かどっちかです。
とりあえず「卿の君」で行きます。
基本設定は
・主人公は義経の恋人
・父は殺された。兄は悪者にだまされて、「義経は死んだ」と主人公に告げた
・主人公はショックで気が狂った
なので、登場人物は誰でもいいようです。
「静」で出すときは「義経」ではなく「牛若丸」で出すようです。
卿の君は気が狂ってしまっているので、「物狂い(ものぐるい)もの」というジャンルの踊りです。
「物狂い」の狂女は笹の枝を肩にかついで出てくることが多いのですが、
ここでは薙刀(なぎなた)を持って出ます。義経の形見だという設定です。
舞台で義経を探し回ったり、婚礼の幻影を見てねたんだり喜んだりする卿の君。
そこに獅子舞の獅子を持った男がやってきます。
「太神楽(だいかくら)」という芸能をやる大道芸人です。
獅子舞をする人です。
内容は、このふたりがかみ合わない感じでいろいろ絡む、というだけです。
・卿の君が獅子を貸してくれと頼むが断られる。
・舞ってくれと言われて、美女の頼みなのでこころよくタダで舞う。
・最後に抱きつく。
・突き飛ばす卿の君
・獅子の狂いになり、卿の君と踊る。
最後に卿の君が「(義経がいる)鞍馬山に連れて行ってくれ」と頼み、
獅子の男は口では引き受けますが逃げてしまいます。
おわりです。
美女の、しかし薙刀を持って舞うそれなりにきりりとした様子と、
獅子舞の華やかなかんじを楽しむだけの踊りだと思います。
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