くしろバス 新たな中古車事情

　全国各地から中古車を入れている
　くしろバス
　ですが、１年半訪れていないうちに新たな中古車がやってきて、順次世代交代が進められています。新たな中古車を中心に紹介します。

　最近の中古車の中で一番ポイントとなるのは
　高槻市交通部
　から来たいすゞＬＶでしょう。このいすゞＬＶは西工９６ＭＣのワンステですが、くしろバスにとっては初めてとなるタイプです。くしろバスの西工は元大阪市交通局のいすゞＬＶから始まっていたのですが、そのまま引き継がれたという感じです。３台を確認していますが、釧路２００か　３４８のみ標準塗色で、それ以外はラッピングバスになっています。

　次は
　川崎市交通局
　から来たいすゞＬＶです。元川崎市の車両はエアロスターＭが既に入っているのですが、今回はＫＣ代のいすゞＬＶが来ています。富士７Ｅとキュービックの両方ともきています。今の中古車はもはやＫＣ代という時代になりました。

　こちらは
　京浜急行バス
　から来たいすゞＬＶです。形態からしてＫＣ代のワンステである事がわかりますね。京浜急行バスから来るのはおそらく今回が初めてだと思いますが、最近京浜急行バスの中古車は全国的に散らばっていますね・・・。側面行先表示ですが、京浜急行バス時代の部分はくしろバス幕のままで固定し、下にＬＥＤ行先表示器を取り付けていますね・・・。

　こちらは
　神奈川中央交通
　から来た三菱ふそうエアロミディです。くしろバスにおける神奈川中央交通の中古車はエアロスターＫやいすゞＬＶ＋富士５Ｅなどがいましたが、これらは既に廃車されていたので、今回はその復活にあたります。このラッピングやけど、かっていた元神奈川中央交通のいすゞ＋富士５Ｅの釧路２００か　　２８がやってたものと全く同じです（めがね＆コンタクトのカケハシ）。どういう因果があるんやろな・・・。

　こちらは
　京成バス
　から来た三菱ふそう＋富士７Ｅです。京成バスの中古車は関東鉄道グループに流れる事が多いのですが、北海道にも渡っていたとは驚きです。ただ、日野ＨＴが熊本バスに行っているので、一応全国的に流れているようですね・・・。
　しかも、いすゞメインのくしろバスに松戸にしかいない三菱ふそうが行くとは意外やった・・・。というか、くしろバスにとって三菱ふそう＋富士７Ｅは今回が初めてやね。

　こちらは
　川崎鶴見臨港バス
　から来たいすゞＬＶです。一応、川崎鶴見臨港バスからいすゞキュービックが何台かやってきています。写真からしてＵ代のツーステのようですね・・・。

　こちらは
　立川バス
　から来たエアロスターＭです。ここまでいいのですが、何故かナンバーが希望ナンバーを取っています。くしろバスでは新車のみ取っているのですが、中古車は元東武バスの日野ブルーリボン１台ととこれしか確認していません。どんな意図なんでしょうね・・・。

　最新の中古車ではないのですが、ちょっと驚いた事に
　１番に大型車
　が入っていた事です。１番（たくぼく循環線）は通常中型ワンステが入っており、普通は大型車が入りません。この様なシーンを初めて見たのですが、やはり違和感あります。前面の系統板も無地に１と書いた紙をテープで貼りつけているそうやし・・・。
　尚、くしろバスでは系統番号を○番と呼んでおり、今回の記事もそれに習っています。

　くしろバスに新たな中古車が仲間入りした半面、元大阪市交通局の西工５８ＭＣが消え、数台いた元原木ターミナルサービスのいすゞＬＶが減少するなどの世代交代が進んでいるなと感じさせられたものです・・・。