スキー日記-3日目-立山4日目

スキー日記 シーズン 3日目、パウダー3日目、バックカントリー4日目、テレマーク 25/118

立山 7:30-14:00
Gear: Teneighty GUN+GARMONT RADIUM

スキー日記-立山3日目から続く

ばんやツアー最終日。起きてみると、昨日の雪は止んでいました。

まだ視界ははっきりとしていませんが、天候は回復傾向なので、手早く出かけることになりました。

一の越方面へ登って行くうちに視界も取れ、晴れ間も差してきました。


そして珠玉の一本。

昨日停滞した甲斐がありました。

ボトムまで降りて登りかえします。今度は、とある氷河地形の方面へ。

登るうちに、また視界が悪くなってきました。どうやら天候は完全回復とはいかなかったようです。慎ちゃんの調べによると、気圧の谷の通過が原因らしい。

上まで登ってきましたが、視界が取れないので晴れ待ちすることになりました。


下は見えません。。。


昨晩ご一緒したMさん始め、何人かが先行していましたが、とうとう待ちきれなくなって降りたようです。

こんな風に晴れ間も差すんですが、下はまだガスが取れません。

下まで晴れるのを待っていると、再びこんな風になってしまう。

待つのが大嫌いなワタシは、何度となく「慎ちゃんもう行こうよ～」と言おうと思ったことか。
せっかちでダメですねー。そこへ行くとガイドの慎ちゃんはエライ。動かざること山の如し。

待つこと1時間半、ようやく下まで視界が取れました。

そうして、

待った甲斐がありましたとも。
下からガスガスなのを見て、多くの人が諦めたらしく、誰もいない。こんな素晴らしいコンディションを我々3人で滑り放題。

もう一度登りかえします。

向こうに見える奥大日岳。雪を被って、一昨日と全く姿かたちが変わり、まるでヒマラヤか何かのよう。


幻想的な風景です。


実は時間がかなり押しています。帰りの最終トロリーバスは15:15。この時点で既に13:30。
滑り降りてからまた登り、室堂山荘で荷物をピックアップして室堂ターミナルに戻るまで、残り1時間45分。
名残惜しいが、さあ行きましょう。

心を込めて、最後の滑り。


室堂山荘へ戻ります。


涙が出るほどに本当に素晴らしかった。ありがとう立山、また来年。

ご一緒できたWさん、Tさん、そして何といっても素晴らしいガイド（と待ち判断）の慎ちゃんに感謝です。