植樹2年目のツツジが見事に咲いて
喜んでいたのも束の間
今日はみすぼらしく萎れている。
花の色は移りにけりな
いたづらに我が身世にふる
ながめせし間に
絶世の美女小野小町の歌。
百人一首にもおさめられている。
花と同じようにぼんやりしているうちに
私も老けてしまったという意味。
諸行無常 沙羅双樹の花の色である。
身につまされる。
学芸員を交えて昼食。
ポークカレー・なめこの味噌汁
新若布と胡瓜のサラダ。
デザートには
昨日計理士さんに戴いた苺のロールケーキ。
2回りほど若い学芸員さんとの会話は
ところどころ価値観や常識の食い違いがあり
かえって昼食を賑やかにしている。
予想どおり暑くなってきた。
小さな仕事だが棟梁が大汗をかいている。
夜はカツオの刺身と竹の子の煮付。
石楠花の咲くかと見せて萎みけり