goo blog サービス終了のお知らせ 

ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

花の色は

2012-05-16 23:17:08 | 日記・エッセイ・コラム

植樹2年目のツツジが見事に咲いて
喜んでいたのも束の間 
今日はみすぼらしく萎れている。

  花の色は移りにけりな
  いたづらに我が身世にふる
  ながめせし間に 
絶世の美女小野小町の歌。 
百人一首にもおさめられている。
花と同じようにぼんやりしているうちに
私も老けてしまったという意味。
諸行無常 沙羅双樹の花の色である。
身につまされる。

学芸員を交えて昼食。
ポークカレー・なめこの味噌汁
新若布と胡瓜のサラダ。
デザートには
昨日計理士さんに戴いた苺のロールケーキ。

2回りほど若い学芸員さんとの会話は 
ところどころ価値観や常識の食い違いがあり 
かえって昼食を賑やかにしている。

予想どおり暑くなってきた。
小さな仕事だが棟梁が大汗をかいている。
夜はカツオの刺身と竹の子の煮付。

        
石楠花の咲くかと見せて萎みけり