ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

もうすぐ春

2016-02-24 19:34:18 | 日記・エッセイ・コラム
猫の餌をねらって尾長の一群が降りてくる。

どこか樹の上に見張り番が居るらしく
餌が庭の隅に置かれるとギイ~ギイ~仲間に知らせる。
姿はきれいだが野鳥にしては声はあまり美しくない。

10羽ほどで代わる代わる餌を啄んでいるが
必ず見張りが居て人の気配がするとギイ~ギイ~警戒警報。
一群は一斉に飛び立ってしまう。

一方猫たちは無関心。
充分食べているので性格もおっとりしてくるのだろう。

ときどきカラスのこどもが一羽だけでやってくる。
ぴょんぴょん跳ねながら愛想振りまいている。

-------------もうすぐ春。

懲りない面々

2016-02-23 19:04:07 | 日記・エッセイ・コラム
あれやこれや政治家たちの不祥事がつづく。
政治家とて普通の人間。
完璧ではないからミスもするだろうし失言もある。

しかしあまりにもお粗末なのは戴けない。
多くの政治家たちが犯してきた裏金授受問題。
性懲りもなく手を染めてはつぎつぎ政界を追われている。
同じスキャンダルが繰りかえし繰りかえし・・・・・

油断だろうか。奢りだろうか。
僅かばかりの金銭に目がくらんだとは到底思えないが
この学習能力の無さにはあきれるばかりだ。

国民には見え難いが
もちろん清廉潔白な政治家たちも居るだろう。
しかし多くの国民は政治家たちの軽率な言動に辟易している。
総ては秘書のやったことにして自分は監督責任でお茶を濁してしまう。
返金したとうそぶき返せばそれで済むというのだろうか。
ならば万引き犯も金を払えば一件落着か?

仏の顔も三度。政治に信頼を失くした国民は不幸である。



       恋猫へ急ぎ缶詰開けてやる

如月

2016-02-02 13:26:09 | 日記・エッセイ・コラム
いちばん寒い時期なのに
きさらぎ(二月)という言葉を聴いたとたん、
光や風や空気のにおいが何となく艶っぽく春めいてくるのは面白い。

埃をかぶった庭の隅の残雪もぬるんで 
ちろちろと微かな水の音がしている。

うれしい葉書が舞い込んだり 
美味しい焼きたてのクロワッサンが届いたり
腰痛に鍼灸の効果があったり 
わたしの気分はすっかり春・・・・・

今日は知人から早めに恵方巻きが届けられる。
好物の穴子が入っていないのが残念!

江戸末期、
大阪の船場から発生したという恵方巻き。
たちまち全国に広がった。

バレンタインのチョコレートと同じ、
商人の逞しい商魂に目を見張る。

南南東に向かっていっきに食べる、とあるが
年寄りに丸かじりは危険。
ちゃんと切ってから食べることにしやう。


        きっとですよと約束一つ鳥帰る