ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

らっきょう

2014-07-10 17:14:50 | インポート

新鮮なラッキョウを貰ったので
肉みそ炒めを作る。
日本の味噌と中華味噌(テンメンジャン)を半々に使用。
結構美味しく出来たが
ラッキョウは軽く潰してから炒めたほうが
味が沁みてさらに美味しく出来たかも。

台風8号が猛威を振るっている。
当地は今のところ静かだが
明日の未明には烈しくなるだろう。
雨や雪や風や地震に列島はぼろぼろにされている。
しかも年々その被害が大きくなっている。
なんとかならないものだろうか。

拉致問題に漸く進展が期待できそうな状況。
もしも めぐみさんが帰ってきたら
安倍さんへのこれまでの批判は総て
吹っ飛んでしまうだろう。

      七夕や漂流物にハングル文字


そんな先のことはわからない

2013-12-15 13:47:18 | インポート

今年も残すところあと15日。
まさに光陰矢の如し。

時間は光速で過ぎ去って行く。
その時間の帯の上で人間も亦光速で流されて行く。

映画『カサブランカ』のワンシーンを想いだす。
 「昨日なにしてたの?」
E・バーグマン  
 「そんな昔のこと覚えてない」
ハンフリーボガード  
 「今夜会える?」
バーグマン   
 「そんな先のことはわからない」
ボガード 
実にカッコイイ台詞。
一度どこかで使ってみたいと思っていたが
どうやらその機会ももうなさそうだ。

この時季は振り返ることが多くなり 
それにしても随分と無謀なことをやったものだなあ。
数えても数えきれない。
死んでもおかしくないこともあって
今更ながらゾッとする。

その反動であろうか
この頃は引きこもり症のように家にこもって・・・・・。

 外風呂へ下駄の歯跡や雪初め


おいしい心

2012-02-13 15:59:43 | インポート

風はまだまだ冷たいが
障子に差しこんでくる陽光には
心なしか春の兆しを感じる。

きょう月曜、休館日。
日光翆園でランチを摂る。
相変わらずこの店だけは繁盛している。
帰りに老舗湯澤屋の酒饅頭を買う。

最近あんぱんを金谷ホテルと共同開発したようだが
いまいちぼくの好みに合わない。
発売にはもっともっと研究した方が宜しいと思う。
B級グルメもC級グルメも
メジャーになるには相当の研究を重ねている。
今や有名店の名前だけでは売れない時代。

ちなみに継母の作るタンサン饅頭(
田舎饅頭)には
40年のキャリアが沁みついていた。
ビーフシチュウのデザートに
バッハを聴きながらタンサン饅頭・・・・・
暖炉では勢いよく薪が爆ぜ
客は不思議なミスマッチに酔わされた。
  だが、油断大敵
殺到する注文に継母の手が回らなくなり
知合いの和菓子屋に委託したとたん
たちまち常連さんは引いてしまった。

美味いものの奥には心がある。
心の入ってないものは
どんなに形良く出来ていても人を魅了しない。

 義理チョコの義理の一つも無かりけり


響け、初夏の空へ

2011-05-16 00:13:46 | インポート

桑田葉子歌曲コンサートが午後1時半より
友人宅のサロンで開かれた。

約100名ほど集まった。
知人、友人が大勢やってきてくれて
天気も上々の五月晴れ。
新緑が目に痛い。

ドボルザークやプッチーニなど30曲の中に
ぼくの詩を2曲演奏してくれた。
「雲」と「そらの果て」
豊かな表現力は駄作の詩を見事に輝かせ
「馬子にも衣装」という言葉を思い浮かべる。

ソプラノの声に反応したのか
ウグイスが窓の近くにやってきてしきりに囀る。
対抗心を燃やしているかのようにうるさいので
窓を閉める。

実力派の歌唱力に
大勢のひとたちが感動してくれて
お世辞半分としても
帰りがけにかけてくれた言葉はうれしい。

終了後、歌手と演奏家をわが美術館に案内し
それから女料理人が矢板駅まで送ってくれた。
二人とも大磯まで帰る。
                   
 (5月15日)
姫シロさまのことだが、今朝、
ネコノクサを食べて吐いた中に血液が混じっていた。
同じ姉妹でもロクサーヌと違い神経質なので
もしや胃潰瘍では、と考えているが
初めてのことなので獣医に診せるのはもう少し
様子を見てからにしようと思う。


梅雨近し

2007-06-09 12:18:54 | インポート

一時、瀋陽に帰っていた王君(米山奨学生)が戻り
お土産の紹興酒と菓子を持って今朝早く訪ねてきた。
博士号を取ったあと、帰国するかそれとも日本に留まるか
思い悩んでいるようだ。
急激な経済発展の影響で人の心に歪みが生じていると言う。
昭和30年以降の日本の姿にも似ている。
 (歴史はいつもどこかで繰り返される)

シロアリ駆除のため、
ところどころ床を上げ補強していたら
とうとう母屋全体の床板を新しくすることになってしまった。
このまま2・3年放っておいたら
震度3にも潰れたかもしれないのだ。

ひとの目の届かないところで
ひとの暮らしをおびやかし
なんと邪悪ないきものよ!

6月15日の県民の日を記念して
今日と明日は当美術館の入館料が100円。
  (通常は500円)
こういう日は美術館の内容を判らないまま
やってくるひとが多い。
とにかく行ってみよう・・・・と。
それでも関心を持ってくれるのはありがたいが
 
〈 なんだ 絵か!〉
館内に入ってはじめて残念がるひともいて
当方としても気の毒に思ってしまう。

  ( わざわざ出向いて来たのだから )

更には美術館と遊園地の区別がつかず
小さな子供を連れてきては館内で遊ばせる親もいる。
今の若い親たちは子供を注意しない。
他人が注意しようものなら、
たちまち睨み返されてしまう。
放たれた子供たちは、広い館内を羊のように駆け回る。

     シロアリ棲む真上で人らうごめけり   やす