木火土金水 この世に生を受けて寿命を全うするまでの生涯は、どんな人も陰陽五行から離れることは出来ません。この世は常に移り変わりに支配されるといいますが、それは五行が一刻も休むことなく循環しているからです。
五行の作用がすべての人の運命にどのような影響を及ぼしているか・・年月の流れによってどんな変化が起こるのか、持って生まれた四柱命式と、後から廻ってくる後天運とによって予測することが出来るのです。
ご存知の方も多いと思いますが、ご自分の日干は五行のどれに当たるのか、福分をもたらす喜神の五行はどれに当たるのか、知っていると知らないとでは雲泥の差があります。四柱八字の中で五行がバランスよく揃っていればいいのですが、大過不及といって、多すぎたりゼロの場合はあらゆる事柄や健康上にも問題が生じます。
但し、例外もあります、小泉元首相は、金日の強旺格といって特殊な命式です。そのほか、従児格、従財格、従殺格といった従格もあります。どれも成格となれば貴命とされますが、こうした例は極少なく、わずかな差で破格となる場合がほとんどです・・・