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人生は陰陽五行に支配されている・・

2006年10月31日 | 占い

木火土金水 この世に生を受けて寿命を全うするまでの生涯は、どんな人も陰陽五行から離れることは出来ません。この世は常に移り変わりに支配されるといいますが、それは五行が一刻も休むことなく循環しているからです。

五行の作用がすべての人の運命にどのような影響を及ぼしているか・・年月の流れによってどんな変化が起こるのか、持って生まれた四柱命式と、後から廻ってくる後天運とによって予測することが出来るのです。

ご存知の方も多いと思いますが、ご自分の日干は五行のどれに当たるのか、福分をもたらす喜神の五行はどれに当たるのか、知っていると知らないとでは雲泥の差があります。四柱八字の中で五行がバランスよく揃っていればいいのですが、大過不及といって、多すぎたりゼロの場合はあらゆる事柄や健康上にも問題が生じます。

但し、例外もあります、小泉元首相は、金日の強旺格といって特殊な命式です。そのほか、従児格、従財格、従殺格といった従格もあります。どれも成格となれば貴命とされますが、こうした例は極少なく、わずかな差で破格となる場合がほとんどです・・・


続・親子関係の吉凶

2006年10月17日 | 占い

 

 

親の視線から子供との関係を判断した場合、子縁の良さとは、子供の存在ではありません。成長後は親を頼りにしなくても、親に余計な心配をかけずに独立できる子供、そして親孝行をしてくれるか、どうかです。苦心して育てた子供の為に、更に苦労が絶えないこともあるのです。

私が子供の頃からの知り合いで、夫と子供の為に苦労した女性の実例です。

●1921年1月24日生まれ、(空亡・午未)

年柱 (正財) (庚・正財) 沐浴

月柱 (食神) (己・食神) 

日柱 (本人) (壬・正官) 胎 日貴

命式は財星、食神、正官、吉星が揃っていますが、日干(火)に根がなく生助の(甲)もありません。この人は、他人の為に尽くすばかりで、誰からも助けては貰えません・・食神に根があっても、冬の土は(火)が必要です。

(火)の暖がない場合、土は凍りますから、母星の(火)を頼るのは自然現象です。従って子供はいつまでも親を当てにして、”すねかじり” 母親は、とことん子供にエネルギーを吸い取られてしまうのです。

親に早く死別して人並みに教育が受けられなかったので、子供には何としても大学へ行かせたい・・・なりふりかまわず身を粉にして、肉体労働までして子供の将来に期待しましたが、息子は大学を出たものの親孝行どころか今でも親の援助を当てにする有様です。

これは子星の食神が(土)の場合ですが、金日の冬月生まれで水の大過、命式に(火)のない場合も同じことがいえます。金日生まれの女性から見て(水)は子星に当たります。丙丁(火)がなければ、身は寒冷となって子供の為に苦労があります。

そのほかの五行でも、特殊な命式を除いて冬月生まれは、丙丁(火)を要します。四柱命式に存在しない場合は、諸事停滞の命とされ、大運が夏の運に廻って開運します。

 

 

 

 

 

 

 

 


避けた方がよい結婚相手(2)

2006年09月29日 | 占い

避けた方が良い相手とは・・・”結婚運だけが悪くて、ほかのことは良い” ということではありません。男性から見て相手の女性が剛健な性格で、自己本位であれば最初から相手にしませんが、女性から見て、法螺を吹いて美味しい話を持ちかける男性を最初に見破れるかどうかです。

およそ、結婚運が芳しくない男性は、女性の気を引く為に、あの手この手です。異性運の良い女性は、性格もよろしいですから誠実な男性に縁があります。口先ばかりでいい加減な男性を相手にする必要はないのです。

昔から男の道楽は、飲む・打つ・買う とされていますが、どうしょうもない道楽者ばかりが結婚不適格者ではありません!うわべを飾り立て、口先ばかりで実が無いイヤミな性格の持ち主は、誰からも嫌がられるでしょう・・・経済力は大切な条件ですが、結局は性格の良し悪しではないでしょうか?

20年以上昔のことですが、近くに住む顔見知りの男性から鑑定を頼まれたことがありました。離婚して一人暮らし、再婚したいと思うが相性はどうかと云うことでした。

大正15年(1926)12月5日生まれ 男命(空亡・戌亥)

年柱・・(偏印) (甲・偏官) 長生・・駅馬

月柱・・(劫財) (壬・偏財) 

日柱・・(本人) (戊・比肩) 冠帯・・日徳

命式は年月に 財、官、印が揃っていますから、人格が劣るものではありませんが、財星の破剋と空亡は、金銭運も、女性にも縁がないということになります。

時柱に食神か傷官があれば、救神となって凶意は緩和されますが、おそらくないのでしょう・・「嫁さんとは別れたが、お金は持っている・・」強がりを云っていましたが、だれも信用する人はなかったようです。

本人に向かって「あなたは、お金にも女にも縁がありません・・」とは云えず返答に困りました。この男性は、だれと結婚しても長続きしません。口先ばかりでイヤミな性格が災いして、相手が離れて行きます。相性もクソもないのです。昔ならとにかく、近頃ではこんな大風呂敷を広げて ウソ見え見え ほらふき男を相手にする女性はないでしょう・・・あっても少ないと思います。

 


迷信ではない方位の吉凶

2006年09月28日 | 占い

引越しをする場合どの方向が良いのか、気にすれば限りがありませんが、出来れば凶の方位は避けた方がいいのかも知れません。これは本を読んだものでなく、私自身が実感したことや知人の転居後の様子から判断したものです。

吉の方位・・四柱命式の喜神となる五行の方向、例えば、甲乙日の生まれで身弱の場合は、東、北、身旺の人は南へ、命式に水がなく金が強い、やむなく西へ行かねばならない時は、水の年廻りが安全です。

但し、大運との関係も見る必要があります。どんな人にも当てはまることですが、大運が吉運に向いている時に、逆戻りの方位は福分が薄くなります。

凶の実例・・壬癸日、身弱の夏月生まれは水を生じてくれる金が絶対に必要です。西方面に転居して運が好転した人が、再び東に向かって引越しをしました。水と木は相生ですから悪くないのですが、エネルギーの消耗が増えたのか健康を損ねて腎不全で亡くなった人もあるのです。

どうして方位を気にするのでしょうか?昔は、日が落ちると辺りは真っ暗、眠っている間に、何時敵が攻めて来るかも知れません。賊に押し込まれることもありますから寝起きをするところは安全な場所を選んだ先人の知恵で、迷信とは言い切れないものを感じるのです。夜眠っている間が重要ですから、職場や学校など昼間に通う場所では気にする必要はなさそうです・・・


避けた方がよい結婚相手(1)

2006年09月14日 | 占い

結婚は相性さえ良ければ幸せになれるものではありません。だれと結婚してもダメ、結婚不適格者もあるのです。相手選びを誤ると一生の凶作、出来ることなら事前にわかる方がいいと思います。

実例:昭和14年11月28日生まれ男命(空亡戌亥)

年柱・・(比肩) (甲・正官) 

月柱・・(偏官) 亥(壬・正財) 胎 駅馬 (空亡)

日柱・・(本人) 巳(丙・印綬) 帝旺 駅馬

女姉妹の中の一人息子、跡取りが生まれてとして期待されましたが、年干の比肩は父親とは縁が薄く、生家の財産をことごとく食い潰して家を出る運命です。月柱と日柱は正財と印綬が冲になり、金銭欲が人一倍強くギャンブルで一儲けを企んでサラ金の取立てに追われ、結婚して二人の息子をもうけましたが、離婚して今では所在不明とのことです。

こんな相手とわかっていれば、だれも結婚する人はありませんが、若い頃は相手の欠点が見えにくいものです。月支が空亡に当たる人によくある例ですが、自慢話を誇示する。法螺吹きで大風呂敷を広げる習性がありますから美味しい話、言葉巧みにプロポーズされても信用しない方がよいのです。とにかく金銭を粗末にして妻や周囲に究極の迷惑をかけることになります・・・

離婚した奥さんは、日干(丙)こんな夫にもよく尽くして、借金の返済、実家の親にまで負担をかけていたそうです。当人同士が知り合っての結婚でしたから致し方ありませんが、丙と己は相性が良いと云うだけで単純に考えて、判断しない方が良いのです。相性の良さと円満な結婚は別物であるからです。


官星の吉凶作用

2006年07月21日 | 占い

女性の場合、官星が存在しないと結婚相手に巡りあえないのではないかと、大変気にする人があります。一概には云えません。沢山あったり、官殺混雑(正官と偏官共にある)で、身弱の命式は、返って苦心苦労が絶えないのです。

官星がない、傷官は結婚運が悪いから凶命ではないかと心配される方もありますが、持って生まれた運命は個々に違いますから、ほんの一例で判断しないことです。

官星が吉となる場合は、一位(ひとつ)の正官又は、偏官があって制化されていて、破剋のないもの、日干にプラスになる場合です。女性の場合は、結婚と職業運、男性の場合は、子供と職業運にも、吉凶共に同じです。

ほかの星(通変星)との組み合わせにもよりますが、官星がなくても、食神、傷官に財星があれば、官星を生じますから、良縁を得ることが多いのです。お見合い話があれば、むげに断らずに逢って見るのが良いでしょう・・・

 


戸籍と実際の生まれ日が違う・・・

2006年04月12日 | 占い

月末や年末押しつまって子供が生まれると ”一日(ついたち)生まれ” として届ける・・昔はこんなことがよくあったそうですが、今でも全くないとはいえないようです。

戸籍登録の生年月日を信じて仲人さんの勧めで見合い結婚、相手の女性は、温和な性格で相性が良い筈なのにトラブルが絶えず、とうとう離婚してしまった例もあります。

相談を受けて命式を見る限り相性は、ピッタリ!どうもおかしい・・「本当の生まれ日か、どうか、奥さまにお聞きになってください・・・」案の定、実際の生まれ日より五日後の届けになっていました。戸籍上の生まれ日が事実であれば、理想的なカップルで夫婦和合の筈でしたが・・・


家康は壬寅日の生まれ

2006年02月23日 | 占い

家康は、天文11年12月の生まれ となっていますが、これは旧暦ですから新暦に直すと12年の2月、年柱は「癸卯」月柱「甲寅」日と時刻が同一干支の「壬寅」地支に寅が3つの命式です。

自分と同じ志の人物、そして敵対者が多くあり、子供、妻妾縁の厚さを表しています。壬日(水)生まれの穏やかな性格の反面、偏官(七殺ともいう)の特徴、気性の激しい面もありますが、月柱(甲)食神で制化されています。

華美を好まず 質素倹約を旨として「戦は武力でなく、頭、戦わずして勝つ」慶長5年(庚子)関が原の戦いで東軍勝利、慶長8年(癸卯)家康征夷大将軍となる(満60歳)元和2年(丙辰)6月、73歳にて没、

この時、後天運は夏運にまわり、壬(水)を生じる金気なく、水は枯れて消滅する・・四柱推命 調候用神法そのままの生涯が見えてきます。


歴史上の人物と後天運

2006年02月22日 | 占い

そのとき歴史が動いた・・ NHK番組でよく放映されます。現在においても政治、経済そのほかの分野で名を成している人は、どんな命式なのか大変興味がありますが、歴史上の人物の生まれ日を調べるには明治5年以前は、太陰暦(旧暦)が用いられていましたから、新暦に換算する必要があります。

二十年以上前、NHK大河ドラマ 徳川家康の放映がありました。家康は、天文12年、寅の刻(朝3時~5時)の生まれ、ナレーターの説明を覚えており、図書館で生年月日を調べました。

家康の生涯の出来ごと歳運、後天運などを参照しておどろいたのは、特に、関が原の合戦です。年月日時刻の干支、貴人星がまるで計算されたように家康にとって大へん有利に働いたことです。

幼い頃に生母と離別して、永禄3年、今川義元が桶狭間で織田信長に滅ぼされてようやく人質から解放された後も、苦難の歳月の中で、家康はおそらく自分の将来を予知するために「四柱推命」を学び、自分は、晩年にならないと運が開かないことを自覚していたに違いありません・・・