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ニセ 泰山流に ご注意ください!

2017年11月04日 | 泰山流:四柱推命

泰山流四柱推命、習歴なく情報の寄せ集と他人の記事を引用して平然と泰山流派と称して 四柱推命鑑定 講座受講者を募集している占い師があります。以前から胡散臭い感じがありました。ブログ投稿先から記事を削除されてブログランキングからも姿を消しましたが タイトルを変えて泰山流派と称して投稿しています。

泰山流を信用して受講された方は時間と費用を無駄にして途方もなく間違った推命学を習得されています。私の投稿した記事内容を引用されては当所と関連ありと誤解されては迷惑極まりなく、ニセ泰山流派とは一切関係がないことをお知らせいたします。

どこで誰から習うか?これは皆様方の自由ですが、卑劣な占い師の食い物にされる方を増やしたくありません。泰山流は誰に習っても同じ、この考えはぜひ改めて頂きますようお願いいたします。

四柱推命:中村素山のブログはこちらから    

skype:neko4sie@outlook.jp ソザンナカムラ)   アカウントは スカイプ設定 にご利用頂くものでリンクは出来ません。    


地支蔵干はなぜ必要でしょうか?

2015年02月13日 | 泰山流:四柱推命

地支蔵干は一律に正気とすれば簡単ですが、なぜ、初気 中気 正気に区分するのでしょうか??同じ月でも 節入り直後と翌月近くでは太陽の位置、日の出、日の入り時間 温度差も微妙に変化が出てきますね?

従って、蔵干を無視しては、初気と中気生れの命式は正当な判断は出来ないのです。(※初気と中気生れの方は全体の約3~4割程度あります)  身内、血縁者、知人の命式から判断して正気の蔵干とを比較しても初気、中気の蔵干がピッタリ一致しているのが明白に現れています。 

実例の一つ、ちなみに私の姉は、日干 月支 中気の生れで蔵干は 「甲比肩」 です。蔵干無視の鑑定では 偏印です。どちらが正しいか?迷うまでもなく中気蔵干 「甲比肩」 性格、運勢もピッタリです。正気の「壬偏印」 では性格事相すべて一致しません。見事にハズレです。

従って総ての命式を一律に、正気(節深)とするのは、手抜き、乱暴、大きな誤りと云わねばならないでしょう。いちいち面倒なことは必要ないのかも知れませんが・・・

泰山先生が中国で購入された古書を基に作された ”泰山全集22巻 が正当な四柱推命であることを証明しています。このブログを見てくださる方には、正しい四柱推命に接して頂きたく、蔵干無視!間違った後天運の設定方法の情報との比較混同されないようにお願いいたします。

 

 


泰山流と他の流派?との違い・・・

2015年02月06日 | 泰山流:四柱推命

泰山流にブランド意識を持つ考えは毛頭ありませんが・・数えきれない多数の情報が個々の流派で、泰山流、私の四柱推もその中の一つと認識されるのは片腹痛いです。

それでは、泰山流とその他の四柱推命は、どこがどのように違うのでしょうか?正誤が二分される起因となったのは、桜田虎門(幕藩時代)の誤訳が原因です。

出生~立運年数経過後にはじめて第一運(10年一運)が始まる方法を用いる泰山流・・立運年数をそのまま循環(繰り返す)する方法・・この二つが現在に伝わっています。

どちらが正しいのか?考えるまでもなく 立運年数をそのまま一生繰り返す方法では、これはおかしい!!?疑問に感じるのが常識(普通)ですね??

間違いに気づいていち早く訂正されたのが漢学者の父上の影響を受けて子供の頃から漢文に堪能であった泰山先生でした。四柱推命が日本に伝わって日が浅く正誤の区別も出来ない状況の中で誤訳の内容が幅を利かせたのです。

どの方法を用いて判断するか?これは個人の自由です。間違いであっても違法になりません・・しかし、鑑定はお客様が納得される解答が出来ないこと、講座は 櫻田虎門の誤訳内容の指導になるでしょう。


正当な四柱推命学 泰山流に固執する理由

2015年01月17日 | 泰山流:四柱推命

憚りながら私は泰山流をブランド意識に錦の御旗に掲げる考えは毛頭ありません!泰山先生がご家族(妻子)を置き去りにしてまで 泰山全集22巻 執筆に没頭されて完成まで、その後、他界されるまでの期間・・・ 

一口では語りつくせない苦悩、ご苦労を察する度に泰山先生の偉業を無駄にしたくない、出来ない・・この思いは消え去ることはありません。併せて 夫・先代素山 が、文章表現が理解しにくい現在の方に「泰山全集」の重要な項目を集約して講義録を完成しました。

これが、現在、販売中の独習講義録であり、当教室の講義内容として永年多くの受講生の皆さんが活用されたものです。ブログでも再三再四 正当な四柱推命、泰山流についての発信は、うるさく思われても致し方ありませんが・・・

作今、簡単スピーディな占いに人気が集中していますが軽薄な内容に変更する考え、正しいものを折り曲げるつもりはありません。堅苦しい、古くさいと思われる方には残念ながらご縁はないものと考えるほかありません。

しかし、当所は古臭いばかりではありません。現在の社会情勢、時代の流れに沿った目線で鑑定(講座も)を行っています。地支蔵干を決めることに対して 「蔵干なしでも当ります!」 と云う意見がありますが・・・

蔵干なしでも違法ではありませんから 取る取らないは自由です。しかし、全体の3割~4割位の命式 (初気と中気の生れ) は正確な判断は不可能ですから地支蔵干はキチンと決めることは、泰山先生ご指導の賜ものとしています。

Net上からは昔は蔵干はなかった・・遠い昔のことが正しくて価値があるような情報を把握しましたが昔は蔵干にまで知恵が働かなかったに過ぎません。昔の人に見合った対応よりも現在に適合した対応を心掛けるべきと考えます。

 

 

 

 


泰山全集の一部から

2015年01月12日 | 泰山流:四柱推命

泰山全集22巻の中で 天文易学 六壬神課に関するものが 「6巻」 それ以外は滴天髄和解、天文紫微運命学を含めた 16巻は、四柱推命に関する内容です。

各項目別に編集されているもの、同じ内容が重複しているもの いずれも簡素~高度で難解に感じ取れるものが目に入ります。しかし、根本的には変わりはありません。

21巻 滴天髄和解 (中巻) 一部より抜粋・・・四柱推命学は、天地陰陽五行の理法を説き示したるものなれば、朝に習って、夕に熟達なすとは思われず、中途半端に研修を廃する(中断)如きは、始めより研究を試みない方が良い、又、神髄に触れずして、新たなる方向に「奇異」を求める如きは、厳に戒めねばならない・・とあります。

推命学は、我が国に渡来して歳月浅く、140余年 (約40年前の時点ですから、現在から数えて180年前) より経過せざるため、真の根本に触れずして、枝葉に流れ、重要視するべき五行の制化、剋制の理を深く顧みず、神殺、十二運などに頼って、奇異、奇妙のみを喜ぶ傾向あるは、甚だ寒心に耐えざるのであります。

しかし、このように奇異なるものが、美徳のように評価されている多くの推命家、占い師に人気が集中する・・それによって、推命学を習得する人も、鑑定を依頼する人も、的確な学習、鑑定結果が得られなくても少しも不思議ではありませんね。

 理想、綺麗ごとは通用しなくても 長い歳月を要しても ”講義録” で、学習してくださる皆さんには真っ当な判断、お客様の信用が得られる ”推命学” をぜひとも身につけて頂きたいものです。なお、枝葉に流れるとは、肝心な事柄を無視して奇異な発想で目立ちたい心境の現れです。

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阿部泰山先生と 泰山流

2014年12月21日 | 泰山流:四柱推命

泰山先生は、明治21年兵庫県淡路島でご誕生 漢学者の父上の影響を受けて幼少期より漢語(中国語)に堪能で、中国が支那(シナ)と呼ばれていた頃には何度も中国に渡って 推命学に関する書籍を購入されており、今日の泰山流の礎になっています。

若年時代は静岡県に在住、後に関西(大阪)へ・・晩年は京都市北区で執筆活動 泰山全集22巻を完成後、間もなく他界されました。この経緯は泰山先生の孫娘様から受信したメールで判明しています。

泰山全集の完成は、中国から推命学を持ち帰られたことが大きな功績と云えるでしょう。従って泰山流は生半可なものではありません。

独習講義録は現在に生きる方々に泰山先生の遺徳とも云える、推命学を当所が解りやすく編集したものです。習得(学習)するには、Netの検索サイトの情報では到底無理な話です。

正統な推命学を正しく学びプロを目指したい方、鑑定を依頼される方も、的確な判断が出来る泰山流をぜひ、ご自分のものになさってください・・・私もお手伝いさせて頂きますのでご一緒に頑張りましょう!!

 


泰山流・四柱推命学を正しく伝える役目

2014年07月30日 | 泰山流:四柱推命

阿部泰山先生の直弟子であった姑と夫から継承した四柱推命学、運命鑑定、特に、講座指導は正しく伝えねばならない責任があります。時代が変化しても 正統な推命学は、どこまでも正統であるべきです。

短期間に習得出来て高収入を得たい方があっても その邪道に惑わされることなく 正統な推命学に取り組み迷い悩みを抱える人々に、人生の水先案内が出来る鑑定士になって貰いたいと願うばかりです。

日本では歪んだ四柱推命学が主流をなして、正しいことが敬遠される傾向にあります。その中で、陰陽五行、調候用神法を基準とする当所と 通変星 十二運 吉凶神殺星で判断する占い師との鑑定結果に大きな格差あるのは明々白々であります。

正しいことが否定される・・一般の業界では論外なことでも 占いの世界では通用する・・幅を利かせている・・理不尽でも 私は、これに屈することなく、泰山流四柱推命学を後世に誤りなく伝えねばならない役目があるのです・・・

 

 


阿部泰山先生と お弟子さんたち

2009年10月29日 | 泰山流:四柱推命

阿部泰山先生の最高弟であった 伊藤泰苑女史の ”四柱推命学の要約” が、私の手元にあります。泰山先生が他界された一年後に出版されたものです。泰山全集22巻は、初心者には難解でもあり、泰山流:四柱推命学の根幹を誤りなく後世に伝えるべく、要約して出版されたものです。

泰山先生と、泰苑女史との出逢いは、昭和22年頃とされます。漢学者のお父上の血筋を引かれたからでしょうか、運命学の研究に没頭されていた泰山先生は、それまでは教えることはされなかったようです。

泰苑女史の熱心な入門願いに対して 「あなたが自分の辿ってきた苦難の道を顧みて、この学問によって、後進の人々の人生行路の水先案内者になろうというなら教えてあげましょう・・・」 ようやく入門を許可承諾されたそうです。

それ以前にも、弟子入り希望者が何人もあったらしく、入門者は、泰山先生のお眼鏡に叶った方ばかりだったようです。お眼鏡に叶うとは、相手の選り好みではなく、泰山先生は、おそらく、それぞれの人柄を見抜いておられたのでしょう・・・精魂こめて指導しても、他人の欠点、あら捜し、邪悪な考えを起す可能性のある人には許可されなかったのでしょう・・・

それから、20年余りの間に”泰山全集を次々と執筆され、昭和44年に京都市北区、奇しくも私が永年住んでいた地域で他界されました。泰山全集、最後の22巻「滴天髄和解・下巻」は、亡くなる2週間前に完成、泰山先生は病床で待ち構えるように手に取られたそうです。

しかし、悲しいことにお通夜の席では、お弟子さんたちの間で、”誰が泰山流を継承するのか” 誰が実権を握るかで争いがあったらしく、結局は、四柱命式に問題なく、貴命とされる「財官印」が揃っている ”伊藤泰苑女史” が泰山先生の印籠を受け継がれたそうです。

いつの時代も人が集まればその中には、”お山の大将”になって、天下を取らんとする人があるものです。人の面倒を見たり、円満にまとめ役が出来る才覚も人格もなく、権力を傘に他人を指図して威張りたいだけの性格の持ち主です。

私共の自宅教室以外の所でも、こうした傾向がなきにしもあらずでした。しかし、どんなに威張りたくても、Netが使えない人には、お気の毒ですがどうにもならない時代になっています。