靖国参拝論議が絶えないこのごろ、合祀されているA級戦犯の代表 東條英機 はどんな性格だったでしょうか??四柱命式を調べたところ 生まれ日は、明治17年12月30日 これは戸籍上で実際には、7月30日であることが判明しました。
東條英機の命式(明治17年7月30日生まれ・・・昭和23年12月23日没・享年64歳)
年・・甲・・正財 申(庚)劫財・・帝旺
月・・辛・・比肩 未(己)偏印・・衰
日・・辛(本人) 巳(丙)正官・・死
<大運>
13歳まで壬申 23歳まで癸酉 33歳まで甲戌 43歳まで乙亥
53歳まで丙子 63歳まで丁丑 73歳まで戊寅 空亡:申酉
命式に剋が多く 辛に必要な(壬)水がありませんから身は焼けこげます。金は、年上の甲(正財)を剋して「強金弱木」となって殺生を好む性格です。律儀で真面目な反面、金日生まれの特徴として、短気、がんこ、水がないので融通がききません。
後天運・・23歳ごろまでは、天干に(壬癸)冬の運に回って、地支に(亥子)50歳過ぎまでは順調でしたが、大運が丁丑に変わった頃から不調に向かいます。丁は辛にとって天敵、そして終戦から3年目は、大運(戊寅)は接木、人生の変転換期と、運命の12月23日の頃が、ほぼ一致しています。
2 2 6事件の頃から、昭和16年の開戦に至るまでの間は苦心苦悩が多かったものの、17年壬午と18年癸未、この2年間は、まずまずでしたが、翌年から申酉の空亡に入り、戦局はいよいよ厳しく、20年(乙酉)8月終戦、もっと早くに降伏するべきところ、がんこな性格が災いしたのでしょう・・・