衆議院議員 野田聖子氏の命式より・・・生時不明、三柱六文字でも庚丁調候用神が表示されています。芸能関係者、政治家、知名人は概ね身旺の方が多いですが、先日、投稿した福島瑞穂氏 反町隆史氏も月支十二運は「絶」でした。それでも一般社会人と異なる点はどこにあるでしょうか?
野田聖子氏の命式 1960年9月3日生れ (女命) 立運:逆行8年運
年・庚 偏官 子癸 印綬 沐浴 48歳迄 庚辰 偏官・衰
月・甲 比肩 申庚 偏官 絶 駅馬 58歳迄 己卯 正財・帝旺 羊刃
日・甲 午丁 傷官 死 68歳迄 戊寅 偏財・建禄 駅馬
調候(喜神) 庚丁 現在54歳 78歳迄 丁丑 傷官・冠帯 天乙貴人
画面右側の後天運の通り、58歳迄:己卯 68歳迄:戊寅 甲の野田聖子さんは盛運期です。月令を得なくても月支絶でも調候用神 庚丁が有効に作用しています。こうしたことは陰陽五行に関心が薄いと理解出来ないでしょう。
一般社会人知名人を問わず命式中に喜神となる五行通変星の有無によって大きく差が出てきます。知名人の命式を興味半分に判断するのではなく学習、更には鑑定の参考にお役立てください。
なぜ?庚丁が吉象になるのでしょうか?甲木は庚金によって切る削るなど剋されて家屋、家具、丁度品に加工されて丁火の燃料になります。丁は庚金剋すことにより鉄製品 刃物に加工されてこの三者は有用な人材、発達の命とされるのです。