陰陽五行 については十二分に理解されている方もあれば、難しさよりも、それほど必要性を感じない方が多いのではないでしょうか?
地元のカルチャー教室の受講経験者の話では、五行(木火土金水)の読み方と特性までは習ったがそれ以上は習ってないとのことです。
当たる当たらないの占いならそれでも良いでしょう。でも、五行の偏りが極端な場合は解答は困難、不可能ですね。下記命式を参考に確認しましょう。
1981年12月17日未刻生 男命 大運:逆行立運3年 地支蔵干=中気 現33歳
年・辛 食神 酉庚 傷官 長生 33歳迄 丁酉 偏印・長生
月・庚 傷官 子壬 正財 絶 43歳迄 丙申 印綬・沐浴
日・己 巳庚 傷官 帝旺 53歳迄 乙未 偏官・冠帯
時・辛 食神 未乙 偏官 冠帯 63歳迄 甲午 正官・建禄 日時支 巳未と方合
木0 火1 土2 金4 水1 73歳迄 癸巳 偏財・帝旺
己巳日 子月の生まれ 冬月に最も必要なのは火性 日支蔵干 「庚」 につき 火性はないも同然です。庚辛金大過 (4つ)は、忌神凶命 水は1つでも月令を得て強力 日干「己」は金にエネルギーを漏らして「水」の冷気と共に凍てついた状態です。
泥土になってバリバリに凍てついた 現時点の日干己の姿を想像出来ますか?こんな状態で ものごと順調に運ぶでしょうか?
十ニ運の月支 絶 ほかは強い十二運が揃って勝ち気な性格、仕事は思い通りに行かない、派遣転職の繰り返し、大運は第4運に変わったばかりです。
次の第5運は、まずまず、でも、実際に好転するのは次の大運 「甲午」 まで20年あります。このような実例は数少ないですが、私たちは所詮 陰陽五行中の1つに過ぎません。関心がなくでも逃れることは出来ないのです。
特に、最近注意事項としてお知らせしている地支蔵干と、後天運(大運)設定法の手抜き判断法ではどんな解答になるでしょうか??金(庚辛)は大過して忌神になるところ食神は食べることに不自由なし、
日支は蔵干抜きで、正気「丙」印綬は吉象と報告すればお客様は喜ばれるでしょう・・でも、一向に良いことなし、悪いことが続くのが現実でこれが判断違いの恐ろしさです。
五行論抜き 通変星、十二運、合冲刑だけの判断ではお客様に まともな鑑定結果を報告出来ない理由 ご理解頂けるでしょうか?
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