企業に見る 社運の栄枯盛衰(2)

2012年04月01日 | 社会・経済

企業に見る社運の栄枯盛衰・・・事業(商売)が栄えるか?消滅(倒産)するか?社会経済よりも、事業主の性格が社運を左右すると云っても過言ではありません。

地道な経営で繁栄する会社(企業) 一時的に大繁盛しても倒産する会社、私は、どれだけ多くの実例を見聞きしたでしょう・・・この両者の違いはどこにあるのでしょう。

堅実な事業を展開されている企業は、従業員を大切にされています。持ち株制で期末決算後は、配当金を支給、社員自らも経営に参加しているという意識が生まれるのでしょう。

事業を始めるに際して、借り入れ金の返済に追われて、戦々恐々の毎日、商売が軌道に乗った途端に、気が緩んで贅沢三昧、従業員、取引関係者に威圧と侮り、傲慢な気持ちが相手に伝わって結局は、倒産に繋がる・・・こんな実例は少なくありませんでした。

事業資金の一部を借り入れても、日々余分な経費は極力抑えて、その後は、借入金一切なし、バブル景気に惑わされずに事業拡張されなかったのが正解でした。こんな事業主さんは珍しいのではないでしょうか?