NHK番組を見て、犯人は勿論罰せられるべきであるが、容疑者の気持は理解できる。自分にも共通する面がある。もしかしたら事件を起こしていたかも知れない・・・こんなコメントが目に付きました。
事件の背景には、家庭、親子関係、学校、職場、社会に対する不満、自分の居場所がないと考える孤独感からでしょうか、僅か25歳で将来に希望が持てないとはどういうことなのか?理解に苦しみます。
容疑者の命式を出したところ、一本気で負けず嫌い、勝気なところはありますが凶暴な性格ではなく、今回のような事件を起こす運命の持ち主ではありません。
高校は進学校でなくても頑張れば中学高校の教諭、公務員など堅実な仕事に就けたかも知れないのです。若年期には苦しくても、中高年以降に自由に活動出来る運が巡って来るのですがとても残念です。
進路を間違ってもやり直しが出来るものですが、取り返しのつかないことが起きるとは悲しいことです。子供の教育は、厳しい中にも、時には生き抜きが必要です。強制するだけでなく、本人の運命に叶った進路に誘導してあげるのが親の責任ではないでしょうか?
又、祖父母、おじ、おばに当たる血縁者と交流がなかったのか?両親が子供の教育に口出ししないで欲しいと云われて、だれも親身になれなかったのか?悩みを聞いてもらえるおじさん、おばさんが一人でもあったなら・・・容疑者の中高生の頃を考えると不憫な思いがします。
※事件の性質上、容疑者の生れ日、命式の表示は控えています。