未来の運勢は自覚出来ていますか？大抵の方は把握されているでしょうが、自分の運命は今後どのように展開するか？高齢期になって衰退運（凶象）の波が押し寄せて来るところ最高の吉運が巡って来る・・・
大きな期待を持っても凶運がすぐ近くに待ち構えている事が解らないない人は哀れです。運命判断など全く無関心な人が成り行き任せの人生を送る場合と違います。
間違った判断法により自分の運命を ひいき目に判断する人は運気が下降線 （衰退運） をたどると 泣いても わめいても過去には戻れません。あの手この手、ありとあらゆる手段を尽くしても全て裏目に出るばかりです。違った判断法が恐ろしいとするのはこのような理由にあります。
四柱推命：中村素山のブログはこちらから skype：neko4sie@outlook.jp （ソザンナカムラ）
アカウントは スカイプ設定 にご利用頂くものでリンクは出来ません。
Netの検索から情報入手される方も含めて 気になる対人関係 特に結婚運のあるなし、子供に恵まれるか、どうか？四柱命式中にない場合は結婚出来ないのではと気にされる方は少なくありません。
しかし、異性運が全く無くても早くに結婚する人 食神傷官が全くなくても子供に恵まれる方は珍しくありません。それでは何を目安に判断すれば良いでしょうか？
該当する五行通変星がない時は子供運の場合は 比肩劫財がこども運に繋がる・・配偶者の場合女性の場合は、財星が官星を生じる 男性の場合は食神傷官が財星を生じる・・理解されている方もいらっしゃるでしょう・・・
それ以外に判断の目安になるのは、命式本人の喜神に当たる五行、通変星が時柱にあれば子供運ありと判断出来るのです。
配偶者場合は 日支にあれば夫又は、妻ありと判断します。従って自己判断で悲観的にならないことが何より大切ですね。このように確信をもって判断出来るのも陰陽五行の相性相剋が功をなしていると云えるでしょう・・・
元外相 園田直 氏夫人 園田 天光光 さん（てんこうこう）
日本初の女性代議士 ２８歳で当選 多臓器不全 ９６歳で没 空亡：申酉
（１９１９年１月２３日～２０１５年１月２９日）
先天運 後天運 立運６年逆行運
年・戊正財 午丁 食神 長生 ４６歳迄 辛酉 偏官 絶 ５６歳迄 庚申 正官 胎
月・乙比肩 丑己 偏財 衰 ６６歳迄 己未 偏財 養 ７６歳迄 戊午 正財 長生
日・乙 亥壬 印綬 死 ８６歳迄 丁巳 食神 沐浴 ９６歳迄 丙辰 傷官 冠帯
調候用神 喜神 丙 日干「乙」冬月生れは 丙のみ
日干「乙」丑月生れ「水」は不要！大運５６歳以降の夏運（未午巳）が好調な時期 更に９６歳までの大運 丙辰 太陽の光と熱は日干乙に長寿をもたらしました。
対人関係（相性）も極、自然に丙に惹かれますね。元外相のご主人、園田直氏の日柱は、丙寅でした。このように相性判断に合せて 調候用神 陰陽五行の相性相剋 大過不及を調整する方法に慣れて行きましょう・・・
四柱推命は、生年月日で判断するので誰が鑑定しても結果は同じ・・・と云う人がかなり多くありますが本当でしょうか？？生年月日時刻は間違わない限り確定しています。しかし・・・
四柱八字 通変星 十二運、合冲刑 吉凶神殺星 空亡までは誰が鑑定する場合も同じですが、地支蔵干を決めるか？無視するか？吉凶の別れ道です。でも、多くの方は、この程度で鑑定が出来ると思われるのでしょうか？
命式表は作成出来ても読み取りが出来ません。鑑定が出来ません。これから先の学習が重要ですよ。身旺 身弱 性格判断法 陰陽五行 調候用神法 格局論 生れた後に変動する行運論・・・
続いて金銭運 仕事運 結婚運、相性、対人関係の吉凶などの重要な学習を素通りしては鑑定は不可能です。最近はスマホで簡単にアクセス出来ることから学習も短期間に簡単に出来る考えが普通なのでしょうが・・・
気休めの占いならこれでも良いでしょう。でも、仕事の選択 未来の予測、結婚運に関することも含めて鑑定結果がマチマチなのは何故でしょうか？
正当な解答が出来る鑑定士（先生）は陰陽五行の神髄に到達されています。それに対して、通変星と十二運の判断による占い師さんは、お客様が納得される解答が出来ないこと、これが大きな格差です。
正当な判断をされる鑑定士に本当の事を指摘されて気に入らない人は、必ず、「ほかで観て貰います」と云われます。おそらく事実に反するウソ、おせいじでも、嬉しくなる解答に満足されるのでしょう・・・
大運は月柱から立運年数を決める・・・立運年数が終わった時点で 第一運（１０年）が始まることを理解して貰っていますね？
ところが月柱は立運年数を決めるだけで、第一運（１０年）を立運年数に数えたサイトが目に入りました。仮に月柱の干支が 甲子 の場合、第一運 乙丑を立運として計算されているのです。つまり、５歳まで乙丑、１５歳まで丙寅です。
これでは１０年早く後運が進みますから未来の予知判断に狂いが生じます。正確な判断では立運５年の時は５歳まで 甲子 順運は１５歳まで 乙丑 逆運は１５歳まで癸亥 以降１０年毎に順次進みます。
月柱から立運年数を確定しながらそのままにして、第一運を立運として数えるのは、なぜ正しくないのでしょうか？？
順運逆運共に、生まれ日と節入り日との日数期間は消滅しませんね？？立運年数期間は必ず１年～９年確実に進むことはご理解頂いてますね？？
講義録をお求め頂いている方は、この様な奇異奇抜な発想（判断）をされることはないでしょうが、少なくともこのブログに来て下さった方にはこのような間違いのないようにお願いいたします。
己巳冬（子）月生れの命式に続いて今回は丁日夏（未）月生れの命式から吉凶を確認しましょう・・・昭２和年７月１２日０２時生れ （女命）
空亡＝寅卯 蔵干＝初気 ＜大運 立運９年 順行＞
年・丁 比肩 卯甲 印綬 病 血刃 ４９歳迄 辛亥 偏財 胎 三合木局
月・丁 比肩 未丁 比肩 冠帯 羊刃 ５９歳迄 壬子 正官 絶
日・丁 未丁 比肩 冠帯 羊刃 ６９歳迄 癸丑 偏官 墓
時・辛 偏財 丑癸 偏官 墓 ７９歳迄 甲寅 印綬 死
節入りから日が浅く真夏同然、暑さきびしい時期です。命式を確認してください。天干に丁火３つ水がありませんから地支の未「土」は焼けこげて熱風で砂ぼこりが立ちこめる 火土躁雑の命 酷い状態です。
これでは 凶命 以外ありませんね。事相的に判断しても仕事、金銭運 結婚運 対人関係その他、良好と判断出来るものはありません。天干地支の丁比肩は時上の辛偏財を一斉に破剋する明らかな貧命です。
性格は丁火の大過、月日支の 冠帯羊刃の影響 強引な性格が災いして人は離れて行きます。つまり、敬遠される 嫌われる性格です。又、官星なし、交通事故で夫をなくしています。
この様に人間の運命に大きな影響を与える陰陽五行の大過不及は無視出来ないことを多くの方は果たしてどこまで理解して下さるでしょうか？？
この女性の命式から ”冠帯羊刃”は強い運勢の持ち主で人の上に立ってリーダーシュプが取れるので吉命、と判断した人がありました。
吉命なら金運も夫運も何もかも良かった筈ですね。凶命の事実は四柱八字、陰陽五行がハッキリ証明しています。※この女性は、女優・京 唄子さんと同じ日の生まれです。
人間の運命は一人、ひとり異なることを承知していても、解らない人は以外と多いのです。同じ両親から生まれた兄弟姉妹、子供の頃からの親友と比較して、なぜ、こんなに差があるのだろうか？
ある人はものごと順調、一方は低迷苦悩、個人の運命の表れですが、標準的な進路が当たり前、常識とする思い込みではないでしょうか？ 一つの例として職業の選択です。大学を卒業して理想通りにビジネスマンになれる人もあるでしょう・・・
しかし、誰もかれもが一律に希望が叶うものではありません。 就職は出来ても途中で挫折、転職をくり返す人、辛抱が足りない飽きっぽいと批判されることになるでしょうが、最初から適職の選択を誤っている人が大部分です。
一律にカッコ良いビジネスマン（女性にも該当します）は、優等生で、サービス業関係は、仕事の内容によって世間の評価が低い、カッコ良くないという意識が災いしていると思わずにはいられません。
昔の知人で、お姉さまが中学校の教諭をされていた頃、ある鑑定士さんから 「どうして学校の先生をされているのですか？惜しいですね・・・水商売をされると成功しますよ」
普通では考えられないことですが水商売にもいろいろあります。そのお姉さまは退職された後、子供の頃からの習い事を活用して、お煎茶教室を開設されたのですが、大盛況で出版書が多数あったことを記憶しています。
この人は、〇〇の道に進まれると成功間違いないのに・・・でも、自分の天命を自覚できない人に本当のことを教えてあげても、気を悪くされては反って失礼になる・・・最近、こうした傾向が増えているのは事実です。
世間体を気にして選択した仕事は、天命に外れた職業・・吉運が待っていてもチャンスを掴むことは難しいでしょう。本当に惜しいですね・・・
歳の終わりに・・・２０１４年も最終日、OCNから引っ越し以来２ヶ月ですがこの間、つたないブログにも拘らず閲覧して頂きましてありがとうございました。来年もどうか宜しくお願いいたします。そして、皆様に取りまして来年も更に良き歳でありますようにお祈り致しております・・・
すべてが順調な人は不運とは縁がない、未来もずっと幸せが続くと考えますが、だれもがこのような人生が送れるなら申し分ないでしょう。そうは問屋が卸さないものです。
とはいっても、先天運が良好な人は有利であることは確かです。四柱推命では、身旺、身弱と云って個人の運気の強弱を重視しますが、身旺は好命で身弱は凶命で不幸というものでもありません。
五行の大過不及、相性相剋、不和衝突の有無、先天運と後天運の関係によって吉凶が変化するからです。
身弱でも命中に崩壊やトラブルが起きる凶星がない、吉星が相生している場合は、身旺運に廻って開運しますが、この時期を知っていないとチャンスはつかめないでしょう。
何かを始めて、成功している人は、生まれつき運の良い人ばかりとは限りません。自分の運命を自覚して進退の時期をよく見極めていらっしゃるからです。
これとは全く逆の状態で、ものごとを始める人は決して少なくありません。 金銭運が悪いのに、事業を始めると悪い年に廻れば、更に悪化して負債を抱えて倒産は免れないでしょう。
身動きが取れなくなってから改善策を考えても 間に合わないですから自分の将来は、上昇運か下降運か？最低限度知っておくべきですね。
泰山全集（２２巻）の一部 第５～６巻をごらんになったのでしょうか？講義録の基礎命運編に生まれ時刻の一覧表が記載されているか、どうか？というお問い合わせがありましたが泰山全集の内容コピーは、全く無意味です。
確かに、甲日～癸日まで、子～亥刻までが記載されていますが、すべての人に当てはまるでしょうか？例として、甲子日生まれ、丙寅の時刻は 〇〇〇とありますが、 同じ甲子日 丙寅の刻に 生まれても 年月柱の干支によって、運命は一人、ひとり、違いますからおおよその目安に過ぎません
生まれ時刻と云うものは、人生の総仕上げですから 決算ともされる大切な「柱」です。年柱～日柱までの五行通変星の大過不及などの補足調整が出来るか出来ないか？これが眼目になるのです。
泰山全集の 「生日対生時看命法」 に頼らなくても、日干、月支、ほか、命式中の五行、通変星から時刻、更には、四柱全体の吉凶良否を判断出来る様に、講義録は、的（キーポイント）を絞って編集しているのです。
泰山全集で完全に習得出来ると信じて、２２巻を一括購入される方もありますが、どこから始めてよいのか解らない、混乱するばかりで掴みどころがない場合がほとんどです。
講義録は、四柱推命学を身に付ける目的で 購入されるのではないでしょうか？今すぐ役に立たなくても少しづつでも目を通して頂ければと思います。
好転する運命、出来ない場合もありますが 人間の運命は一人、ひとり違いますね。同じ日、同じ時刻に生まれても性別によって判断方法は違いますし、共通する面はあっても全く同じ運命はありません。
どんなに頑張っても報われない、希望が持てない、と云う方から相談を受ける度に感じるのは全く逆、反対の道（進路）を進まれている方が多いのです。未来の運命（後天運）を意識されてない方がほとんどです。後天運が良くてもこれではお先真っ暗です。
自分は最悪と落ち込んでいる方には、ご本人の運命（宿命）を説明すれば納得、安心されますが、好転の見込がない場合、欠点を指摘されて気を悪くされてはどうにもなりません。
運氣が低調（不運）であってもそれなりに選択肢があるのですが素直に受け入れが出来るか、どうかが好転するか、しないか、分かれ道と云えるでしょう・・・
自分が持って生まれた運命は芳しくない、後天運にも恵まれない、早くから成功している知名人と比較してもどうにもならないのが、人生ですから自分自身の宿命と開運の時期を知ることが大切ですね・・・
コメント歓迎！！簡単な内容でお願いします。
