猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

城ヶ崎でお蕎麦と吊り橋。

2007-06-03 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

久々の平日の午後のお休み。

お昼は、ではお蕎麦屋さんの新規開拓にと、「芸術の森散歩マップ」掲載の前々から気になっていたお店目指して・・・だったんだけど臨時休業。定休日じゃないし道にのぼりがいくつも立ってたし・・・やってるだろうと確信して駐車場へ車入れたらお休みの札が出ていて、ご主人?らしき方がでてらして「今日は臨時のお休み」と。休みだったらのぼりも仕舞っておいてよ(TT)。紛らわしいよぉ・・・

しかたなく(第2目的でもあったんだけど)お隣のパン屋さんへ。娘さんがやってらっしゃるらしい。手作りのパンがこじんまりと並んでいるかわいいお店。天然酵母のずっしり感がよいよい。おかずパンもいろいろ。美味しかったです。→ANDANTE

って、んなことよりお昼!

たしか、この地図にはないんだけどもこのあたりにまだあったような・・・。看板も電柱に出ていたし・・・そこがやってなければ「蕎麦の圃」さんへ行けばいいやと(それはそれで楽しみで。外れないし)。家人が吊り橋の入り口にあった気がするとの記憶から吊り橋へ・・・と、駐車場入り口目の前に「おそば膳」さん。

なんか、観光地ど真ん中だし、店構えもなんだか観光地仕様っぽい気がするし、お客さんは団体の(吊り橋見学の)高齢の方々でいっぱいで大騒ぎだし・・・。すっごい偏見持って入ったお店。

メニューは、せいろ(十割)、つけとろ、つけ鴨、等。天ぷら系はなし。

最初に白味噌ベースの「そば焼き味噌」が出てきて、喧騒の中ちょこちょこつまんでいるうちにまずは家人のつけとろ。うん、蕎麦はいい感じ・・・と見ているうちに私のつけ鴨が。

そう、「つけ鴨」。

そば猪口には具なしの温かいつけ汁。お皿へ別盛りで、焼いた鴨と葱等。「汁に入れてお食べください」とのこと。初めてのパターン。

焼いた鴨が風味そのままで、こういうかたちも良いカモ。

サカナトシテモタベラレルシ。

で、お蕎麦は・・・ごめんなさい。お店の外見で判断してゃいけないわねっ。手打ちの良いお蕎麦。外見・風味ともに、これは私の中でのかなり上位に。

つけ汁は、ちょっと弱いかな・・・まあ、これは好みだから。たぶん、なんていうの?花鰹ではなく削り節でとったっていう感じのちょっと骨太な感じでそれはそれで良いのだけれど、もう少し濃口辛口だったらなあ・・・残念。(あくまでも私基準で)

でも、またまた新たな美味しいお蕎麦屋さん発掘で、うれしい一日になったのは確か。

手打ちそば教室もやられているようで、ちょっと興味(地酒付きってところに、特に。)

このお店の名前、なんか記憶があるなあ・・・と思っていたら、前はなんと伊豆高原ホテルの近くにあって、こちらに移転されたようで。そうそう、昔の観光マップには載っていて、近いんだ、行きたいなと思っていたんだった!

さて食後は超~久しぶりの門脇吊り橋散策。相変わらずの海の青さ碧さあおさ。ちょっぴりの恐怖感と引き換えに、この景色と開放感。やっぱり伊豆は良いなぁなんて感慨に浸りながら・・・ふと気づいたら城ヶ崎ブルースを口ずさんでいるワタクシだった・・・