脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

台風だから授業?!

2018年07月28日 | 塾のこと
被災地の復興もままならないうちに変な方角から台風が来るようです。
被災地の方たち、また高齢者、谷筋・低地に住んでおられる方は早めに対策を考えて実行してくださいね。
警報なんか聞こえないんだから自分で判断!が基本です。
というのも、昨日の夕方、有線放送で「・・・気温が高く・・・・」雨も降ってないのに、これだけしか聞こえなかった。
これじゃあ、夜とか雨脚の激しいときとか聞こえるわけがないですよね。
「確かに放送した」というのと「聞こえた」というのは全く違うわけです。
それに素人考えかもしれませんが、高温注意報を放送したいなら夕方じゃなく、昼前じゃなかろうか。

そしてもう一つ、ボランティア用の経費が不足しているから寄付を募るといったテロップを見て驚きました。
前回も記事にしましたが、ボランティアは自己完結が基本。ボランティアのために有り余るほどの補液や長靴や塩飴その他もろもろを準備する必要があるのでしょうか。
アメリカがやっているからまねてやるのでしょうか。
実は、スーパーで無料のポリ袋を山ほど持ち帰るのと同じようにあつかましく必要以上のモノを持ち帰る不届き者がいるのではないでしょうか。
ボランティアを采配する側は他人のお金を他人に遣っているから鈍感なのかもしれませんが、ボランティア精神で来ている人は「何か違和感あるなあ」と口々に言ってました。
飴ちゃんの袋一つだって現地のゴミ袋に入れず、自分のポケットに入れて持ち帰るのが良識ではないでしょうか。
ボランティアのお接待をする人員を泥かきにまわすほうが復旧は早まるのではないでしょうか。

それはさておき、台風接近です。
東海上陸後西に移動するなら勢力は弱まる、と思いたいですが、マスコミの呼びかけによりお店の休業やバスの運休が早々と決定しています。
Y'sは台風が再接近するとみられる日曜日が本来休みなので何も変更はないのですが、
「台風で部活が休みになるので授業を受けさせてください」という保護者様からのLINEが。
わあ~すご~いと声が出てしまいました。
もちろん超近所の生徒さんなので安全に行き来できるとは思うのですが、マスコミとの温度差に笑いが出てしまいました。
でもこのお母様の考え方はある意味正しいと思います。
学校は警報や注意報の数で機械的に休校や休部を決めるけど、災害は主に地形などで決まることを考えれば(ここ大事)2,3分で行ける塾を休む必要はなく、逆に部活がない分時間ができるので勉強をというのは理にかなった話だと思います。
ダムが壊れそうな線までいっぱいになったから下流の人のことを考えずにに放流、でも私は正しかったよ、とか数え上げたらきりがない責任逃れの機関よりずっと納得できます。

マスコミだってその影響力を発揮して、「どの川の下流が危ないから避難」、とか「どの山の谷筋が危ないからどちら側へ避難を」とか気の効いたことを言えないのでしょうか。
どのチャンネルを回しても同じニュースソース、同じトーンでコメンテイターの緩い井戸端会議状態では視聴者に警鐘を鳴らすことはできません。
あ、TV見る人自体減っているか。