トウモロコシの
一番の天敵はアワノメイガです
特に悪いのは
体長5ミリ~2センチほどの
イモ虫状の幼虫
実を食い荒らします
雄穂(てっぺんの穂のこと)の
花粉の匂いに誘われて
夜卵を産みにきます
花粉が出始めた時が
農薬散布のタイミング
卵を産みつけられるのを防ぎます
農薬散布以外の対策は
受粉に必要な雄穂以外は取り除くこと
10本に1本くらいの割合で残し
あとは切ってしまう
花粉が終わればすべて取り除きます
農作業を始めた頃は
訳もわからずに無農薬がいいと
思い込んでいましたが
今は低農薬に改めました
清里の美味しいトウモロコシを
知り合いに送りますが
「俺は虫が嫌いだから
薬をバンバンかけてくれ
虫はいない方がいいよ」
と
こういう方もいらっしゃいます!
トウモロコシの収穫のタイミングは
実(雌穂)の先の毛が
茶色くなったときです
ソロソロいいかな?
畑に行くと
あ!
やられた!!!
タヌキに食い荒らされていました
電気の柵をかけていたものの
夕べはうっかり門を閉じておくのを
忘れてしまったのです
タヌキは
少しかじっては
次のトウモロコシをかじる
1本丸々食べるのならやってもいいけど
食い散らかすのは許せません
しかも収穫寸前の一番美味しいものを
何本もかじる
タヌキ封じも一苦労です
今年のデキはどうかな
送った先のうれしそうな
モロコシにかぶりついている顔を
思い描きながら収穫します