野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

牡蠣打ちとワカメ

2020-04-10 00:05:00 | 植彩絵日記
3月上旬
「牡蠣打ちに行きましょう」
と誘われました

その日の干潮は3時
2時に集合して
沢田さんの船で出発

『牡蠣打ち』とは
岩に付いているカキの表面を
とがった金槌のような道具で
たたいて蓋を開け
身だけ持ち帰る
カキ採りのことです

お店で売っている牡蠣に比べると
サイズは小さめですが
自分で採るので存分に味わえます

沢田さんのご主人が
カキの表面を3回
コン・コン・コンと打つと
カキの口がパカッと開き
スッスッと身をはがせます
牡蠣殻もほとんど入らず 名人芸

素人の私がやると
カキの表面を何度も叩くうえ
殻をこじ開けるので
身に細かい殻が付いてしまい
いくら洗っても
食べるとガキッと歯に当たり
興ざめしてしまいます

身をはがす時のコツは
貝柱など残っている部分を
無理矢理取らない
もったいないと剥がすと
余分なゴミが付いて
余計汚くなります

カキに残った身や貝柱は
他の生き物(カニや小魚、鳥)の
エサになるので残します

牡蠣打ちの帰りには
ワカメも収穫しました

採れたカキは
牡蠣ご飯・酢牡蠣・天ぷら と
牡蠣づくし
ワカメのしゃぶしゃぶを添え
春の味わいを堪能しました