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野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

不知火 シラヌイ デコポン

2020-03-28 14:20:16 | 植彩絵日記
不知火はデコポンの別名です

コポンは
熊本県果樹農家共同組合連合会の
登録商標で
他の産地のものは
不知火(シラヌイ)と呼ばれます

外皮は手で簡単にむけ
薄皮も薄いのでそのまま食べられます

私の出身は信州 リンゴの産地です
リンゴは秋に収穫したものを
冬から春先まで保存しながら食べます

保存状態が悪く味がボケたものは
ジャムやケーキに利用して楽しみます

しかし

柑橘王国の愛媛県、特に岩城島では
たくさんの種類を栽培しているので
新鮮な採れたての柑橘を
冬の長い期間楽しめます

この島ならではの柑橘を堪能
贅沢な暮らしを楽しんでいます



分葱 ワケギ

2020-03-20 00:05:00 | 植彩絵日記
最近
有り難いことにご近所から
美味しい頂き物がありました

分葱・レモン・デコポン・ハッサク
昨日は魚(カサゴとアコウ)!

お茶を飲みながら
届けてくれた方と夫は
釣りの道具や仕掛け、ポイントの話で
盛り上がっています

ご主人は海に潜りますか?

若い頃はやったけど
今は自信がないなぁ

海に潜ってアワビを見つけた時

アワビは人の気配を感じると
岩の裏側にスッと隠れるので
見つけたら一度叩くんです!

そうすると
その場に張り付いて動かなくなるので
そうしたら
ゆっくり息を吸いに上がり
再び潜り道具ではがして採るんです

ふーん
教えてもらわないと
知らないコツがあるものです!




金柑 キンカン

2020-03-15 00:05:00 | 植彩絵日記
キンカンは
ミカン科キンカン属の総称です

一般には甘露煮にしますが
ノドや咳にいいと言うことで
シロップを作りました

同量のキンカンと氷砂糖を用意します
キンカンは洗って水気をとり
ヘタを取ったら
タテに1/4に切りさらに半分にする
種が気になる時は取り除く

消毒したビンに
氷砂糖・キンカン・
氷砂糖・キンカン・・・と入れ
最後は氷砂糖にする

1日1回 転が
3日目位でシロップがたまり
キンカンが上に浮き
10日程度で砂糖が溶ける

シロップがねっとりしたら出来上がり

甘い香りをかいだ時点で効きそうです!

岩城郷土館の椿の花と実

2020-03-10 00:05:00 | 植彩絵日記
椿の花と実を描きました

椿の花は花の形のまま落ちます
似ている山茶花(さざんか)は
花びらが散るので
違いを見分けられますが

どうして椿はそのまま落ちるのか
不思議に思っていました

花を割って分解してみると
雌しべの元から
すぐに離れるような状態で
花びらと雄しべがくっついています

武士の世では
首が落ちるとのイメージから
縁起の悪い花と言われてきました

私は花びらの根元が
くっついているのは
絆が強いと理解して
いい花と感じています

以前
伊豆大島の椿園へ行った時
沢山の種類があり
びっくりしたことを思い出しました

薔薇のような華やかさはありませんが
落ち椿だけを使った演出もまた
雅な和の世界で好きです

飛騨南瓜

2020-03-05 00:05:00 | 植彩絵日記
野菜や果物の絵を描いている時は
私にとっても楽しい時間です

先日
美術館へ来て下さった
60~70才位の男性のお客様から

「あんたが先生かい
 俺はあっちの絵の方がいい
 気に入ったよ」

と言いながら気に入った絵の前へ

「俺は百姓で野菜を作っているから
 こういう絵が好きだ
 俺は今まで絵なんか見なかったけど
 こういう絵だったらわかる
 いいと思った
 あっちの花もいいけど
 こういう野菜の絵は
 心にズシンときたよ」

と話してくれました

こんな素敵な感想をいただけるとは
まったく作家冥利に尽きます

これからも精進して
いい絵を描けるよう頑張ります!