田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

3月5日にブラジル人のお客さんと10人の男ばかりのパーテイ

2009年03月13日 22時22分51秒 | ブラジルと私(ブラジルをかじる)
彼はブラジルは有数のトマト栽培者であり、ケチャップなどの加工用として工場に出荷しているが、この売り先がヨーロッパなのである。近年、これを日本にも仕向けるべく私を頼っているという次第だ。当家にはわずか1日の滞在なので、私は彼らに紹介する人をあれこれ集めてみたが、その人数は7名に達した。私を入れて10人のパーテイとなり、私が一人で接客に努めた次第である。家内が欧州旅行中だったのでどうなるかと思ったが、幸いにもブラジル人のI さんが、台所を貸して頂ければ自分で料理を作り振る舞うという。これぞ渡りに船ということで、台所をかき回して大きな鍋やらフォーク、スプーンのたぐいを引きずり出し、食材を買いに出かける。ブラジル人は魚とトマトが大好きだ。タマネギやらニンジン、卵にネギ、勿論トマト、そして鰺と烏賊を大量に買い込む。オリーブ油に塩、トマトぺーストを加えて、ことこと鍋料理を開始した。何しろ10人分の料理である。弱火で煮立てること70分、ブラジル風の鍋料理の完成である。天気は良くて庭に出て、立食パーテイを始めた。彼らはみんな農業人である。日本人の来客は青森から2人、福岡から1人とこれまた珍客だ。しかし彼らはすぐに親しくなり、ブラジル語、英語、日本語が飛び交うにぎやかなガーデンパーテイとなった。こうなると、私もまたブラジルに行かなければならない。いつものことだが、私の訪伯の頻度は大体2年に一度である。ブラジルのトマト王と称されるこの日系人のM 氏とブラジル人、夕刻まで滞在し上機嫌で帰っていった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿