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MDは何処に~


戻ることの新しさ想像してみる

5月21日(月)

 久しぶりにFMラジオをONにして仕事をしている。ほんとうはAMラジオのほうが好きなのですが、雑音が多すぎるので聴くことができないのだよね。
 いまの仕事をはじめたとき、最初の会社は無音、次の会社はAM、その次はFMとCD、仕事と重なる音の歴史がある。
 今は、CDか無音かどちらかで、CDをかけていても仕事に集中してくると、終わっても気づかないのでそのままになってしまう。

 音楽といえば、MDはどうなったのだ。CDよりも小さいし、これはいいものができたと喜んで使っていたら、いつのまにかMDのついているものもなくなってしまっているじゃないか。
 いつだったか、ライブでベースを弾いてもらうことになって音源をMDで送ったら、「すみません、MDを聴けないのです」というメールがきた。
 おどろいたよ、そのときはまだじぶんのかなではMDが主流だったから、ええええとなった。周りの人にその話をしたら、「MD、もう使ってませんよ」という返事。「取り残された旧人類」と、こころのなかでつぶやいた。



 モノで時代の移ろいを感じるってことがあるんだな。でも、携帯電話からスマホというのは、それほど変化したとは思わずに移行できたように感じるのだけど、レコード→CD→MDは、変化を感じた。カセットテープ、ダットというのもあったな。
 このまま進化していくと、もうモノを媒介しなくても直接脳にアプローチして音楽が聴けるようになるかもしれないよ。どうなっていくんだろう、音楽自体も大きく変わるかもしれないね。

 レコードしか置いていない音楽バーや喫茶店とか、個人店しかはいっていない昭和の市場とか、アナログがサイコーとは言わないけど、そういうアナログ的エリアってあってもいいんじゃないの。
 ぜひ、わが町につくってください。経営は企業ではなく「町」というのがいい。町おこしを目指すのではなく、町の血肉になるようなものをつくる。それこそ夢なのか、夢物語なのか、たまには戻ることもいいんじゃないのかな。


「昼ごはんメモ」

残っていたチャーシューを使って、スパゲティをつくった。
最近、全粒粉の麺を愛好しております。味がある。









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