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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

低迷リゾート地の活性化策

2022年09月03日 08時28分30秒 | Weblog
今朝の信州はマタマタ朝から雨です。今も小雨が降り続い
ています。9月に入って3連荘の朝の雨です。
今朝の話題も8月27日の毎日新聞の記事をお借りしました
岩手県の八幡平市の安比高原にイギリスの名門校が日本で
初めて開校 地域の国際ブランド化「象徴」にという記事
「奇跡のシルキースノー」と呼ばれる雪質で知られる岩手
県八幡平市の安比高原。1990年代初頭までは国内屈指の
リゾート地としてにぎわったが、その後は客足が鈍った。
再活性化へ関係者が誘致したのは、16世紀から続くイギリ
ス名門校のインターナショナルスクールだ。8月29日に開校
ハロウスクールは1572年創立。英チャーチル元首相やイン
ドのネルー初代首相の母校でもある。インターナショナル
スクールは中国やタイにあるが、日本では初となる。
11~18歳の全寮制。授業は英語で行う。数学や科学、デザ
イン、経済学、歴史、コンピューターサイエンスなどを選
べる。スキーやスノーボードの他、岩手山でキャンプをし
スキーで下山するなど地元ならではのプログラムも計画し
ているようです。
授業料は年間850万~920万円で、日本の各他、中国本土、
台湾、香港、韓国、タイ、マレーシアなど十数カ国の地域
から入学予定という。開校時に180人程度を迎え、今後4
年程度で900人超まで増やす計画だ。
同校には教育だけでなく、伝統校の「金看板」を生かし
て地域のブランド向上を図ることが求められている。
8月1日には岩手県、八幡平市が同校との交流や国際化を
進めるため連携協定を結んだ。
誘致したのは、地元でスキー場やゴルフ場などを運営する
「岩手ホテルアンドリゾート」(盛岡市)だ。2年ほど前
から一帯の活性化を目指す「安比バレー構想」を打ち出し
1泊100万円超のスイートルームを備えた「ANAインター
コンチネンタル安比高原リゾート」などをオープンさせた
世界の富裕層向けリゾートへの進化を目指しており、
安比校を象徴的な存在と位置づけたい考えだ。
背景にはスキー客数の低迷がある。1991~92年シーズン
には150万人が訪れたが、その後は減少傾向。訪日外国人
に支えられ持ち直しつつあったが、2020年にコロナ禍が
ブレーキをかけた。20~21年の来場者は30万人を下回った。
抜本対策を迫られて同社が打ち出したのが今回の構想だ。
8月25日には、スキー場中心の「リゾート」に加え、食料品
店や集合住宅が並ぶ「センター」、ウイスキー蒸留所や乗馬
施設を備える「農牧観光」など7ゾーンに分け振興を図る
プランを公開した。600人程度の定住者を1万人に増やす
目標を掲げる。
官民も支援する。三井住友銀行がまとめ役となり、地元
地銀3行と信金による融資団が、安比校の建設資金として
総額58億円の融資を決定。県と八幡平市は22年度当初
予算に計約3億2千万円の補助金を計上した。
◇「活性化」に疑問も
安比高原でカフェを営む斎藤嘉賢さん(39)は「(英国人
の)先生がたくさん来てくれるようになった。日本語は
話せないが、片言でも話そうとしてくれる」と話す。地元
への恩恵は、早くも一部で及びつつあるようだ。
一方、冷静な見方も目立つ。「安比校には期待しているが
どんな接点が持てるのか」と話すのは、スキー客向けのペ
ンションを営む男性だ。安比校では裕福な家庭の生徒が寮
生活を送ることになるため「その家族が訪れても利用する
のは高級ホテルでは?」。手ごろな価格の地元宿泊施設の
活性化に直結するかは疑問だという。
壮大な構想が動き出す安比高原。世界を魅了するリゾート
へ変貌する一歩となるか注目される
それと同様に信州のスキー場も毎年経営が苦しくなって
閉鎖するところが多くなっている。一つの転換点かもしれ
ない、近いうちに見学に行ってみたい。


わが町の松葉牡丹畑の早朝は、花も就寝中







数日前に昼間同じ畑で松葉牡丹を撮ってみた













コメント (6)
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