本だけ読んで暮らしたい

人生は雑用だ。

よりどころ

2013-07-14 22:13:15 | 介護
子ども達は出払い、
ダンナとともに昼間は家にいたが
脱力お互い
何もする気せず、
ケーブルで『攻殻機動隊』を見て・・・

夜勤に入りました。
小龍包、モチモチしてうまいわ。

こんなに何もできないなら
会社来て働いてた方が
いいなーと思ったほど。
涼しいし。

あ、ダンナはね、
買い物行ってくれたり
千円カットに行って
「混んでる」と
怒って帰ってきたり。
(午後リベンジしました)
私が出勤した後
カレーを作ってくれました

ところで歳を取ると
身寄りがだんだん減りますね。

認知症になって、施設に入るには
窓口になる人が必要なのです。
肉親がいない場合は、後見人制度もあるけど、
いればご家族・ご親族になりますよね。

結婚しても、お連れ合いが先に逝く。
子供がいればいいけど、

いなくてもご兄弟が多いと
いいバックアップが得られる場合もある。

実際うちの利用者様でも
ご妹弟達が相続権を放棄して
お姉さまの介護費用に全て充てている
という例があります。

ただ、悲しいのは、
肉親の死を認識できないという事ですね。

奥様が亡くなられたり・・・ある男性は
認知症を発症されてから
奥様に対する暴力が始まり
一緒に暮らすことができなくなった。

娘さんがいて窓口にはなっているけれど、
あるとき、奥様が亡くなられて。

でも、夫である男性は
知る由もないのです・・・言っても
反応もなく。

ある女性は
ご妹弟さんが先に逝かれ、
お葬式にも出ているのですが
もう忘れている。

「いもうとは来ないの」と聞きます。
いまだに。
それどころか、ご両親も健在だと
思っています。
ご本人が既に80代なのですが。

こういう仕事をしていると
死に接することは多いのですが
いろいろ考えますね。

介護福祉士の勉強をしていると
「尊厳を保つ」という表現に
度々出会います。

ご飯を食べたことを忘れて
食べてないと怒り、

トイレに入って
「どうしたらいいの」と聞く。

そういう方たちを相手に
尊厳って?

初めからそうだったわけじゃない。
わかってはいるのですが、

時々そう思ってしまう。
そんな葛藤があります。
この仕事に就いて3年目の夏。

そんな時だからこそ
介護福祉士の勉強が
有効なのかもしれませんね。
初心に帰る?
そういうこと。

では夜中の巡回に備え
少々休みます。

夜勤明けたら
ダンナとお出かけしようかな~
近場で。

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