左甚五郎。

１０/８．thu｜先負｜札幌のち｜最高/１４℃

今朝のサッポロ、
台風北上中で午後から荒れそうです。



カレンダーを見ると本日は【寒露】とありました。
「 冷気が加わって露が秋の深まりを感ずる冷たさになった、と」いう意味ですか。
きのうの朝辺りから、まさに体感的にはごもっともで納得、明けない夜がないように廻らない四季も、淋しい気持ちに成りそうですがそこは考えよう、「ようこそ秋、そして冬…」でいきますか。

ちなみにネコは寒がりとか、寒くなると我々も背を丸めて猫背で歩きますから似たようなもんでしょうかね…



伊集院静著「ねむりねこ」講談社１６００円（税別）

マルコブログに度々登場の伊集院静氏、彼のエッセイにはかなりの頻度で花が登場します、きっと好きなんだろうと思ったりしてます、でも草花がどうとかではないんですね、それはこんなふうに「三晩続きの麻雀を打ち止めにして我が家にようやく帰還すると、玄関の花器には桔梗が一輪、風が冷たいわけだ」←マルコ創作。

「ねむりねこ」の一文があるわけではない、この絵を書いた画家は「熊谷守一」氏で贔屓の絵書きさんらしく、この絵のタイトルが“ねむりねこ”でそれをこのエッセイの書名にもと。本の後半がヨーロッパの美術館廻りの彼是。

眠り猫で日光東照宮の「左甚五郎」作を思い浮かべましたが、この絵の猫は完全におやすみですね。






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