Marco blog

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私の男

2008年01月23日 | marco library
第138回直木賞、受賞作
桜庭一樹著「私の男」(文芸春秋)1476円+税

重いテーマに真っ向、勝負…
何かを問いかけられた感じが、尾を引いてます。
ストーリー構成が過去に戻っていく文脈が、
私には新鮮に感じましたし、主要な舞台が
北海道なので景色が浮かんで来ます。
印象としては女流作家“花村萬月”氏の感が…
主人公の苗字が物語に不気味さを醸しだして
ましたね。

他の作品も是非読んで見たい作家の一人です。

★タイトルの『マルコ ポーロ文庫』は、読書日記です。