A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

宿泊おぼえがき 2004年 宿好きとのオフ会の多い年だった

2012-12-19 15:00:00 | アラカルト
宿泊施設のバラエティが増え、同じ会員制旅サロンの宿好きとのオフ会も多かった。

2003年末からお正月は山口を中心に周遊。

1月
★山口 川棚グランドホテル 
サンチェーロの部屋。ここは1室だけある離れ。到着時はお茶室へ案内され、夕食は敷地内
にあるカウンターのイタリアン、朝食は部屋におかもちが届けられる。大きな宿にはあまり
泊まらないので楽しめた。

★山口 ホテル西長門リゾート
海景色に以前から憧れていた宿。受付してくれたフロントの美しいお姉さんは、電話会社の
ポスターのモデルになったそうで、フロント近くに貼られていた。大浴場のフナムシに泣く。
庭園イルミネーションの点燈をさせてもらった。庭のポピーも積み放題でした♪

長門市役所で旧国地名スタンプをもらう。
★山口 T宿
近くでイチゴ狩りでき、高速道路に近いので決定。地元の大旅館系列。一軒宿。池に面して
いて、アヒルと一緒に散策する。部屋のこたつが壊れていた。食事、特に朝食が寂しかった。
でも日帰り湯で地元では人気らしく、当日も泊まれないかと人が来ていたがお正月だし満室。

新年早々、イニシャル宿が続き、なかなか辛い状況。

朝一番乗りでつぼ湯へ。温泉で玉子やサツマイモやら、いろいろゆでての朝食、そして近く
の川湯温泉で川をせきとめた温泉で泳いでから宿へ。

★和歌山 A屋
つぼ湯近くの秘湯宿。確かに湯の花の舞う温泉は素晴らしい。料理に温泉を使うのもいい。
薦められて2階の風呂付の部屋にしました。でも到着直後から、お風呂のお湯が出ません。
宿の方にその事を伝えたものの、結局だめで、あきらめました。後でロビーでひっそり本を
読んでいると、誰もいないと思った宿の人同士の会話が聞こえてきました。「客の多い連休
はいつもお湯が出なくなる」それって私の部屋の事?確信犯だとしたらひどい話です。当日
の団体客がボイラー協会だったので「直してもらえよ~」とつぶやく私でした。

★和歌山 御宿 N
今はありません。ただその後数年に渡ってこの宿に係わっていました。面白い経験もできた
し、金銭的に被害を受けたわけでもないけれど・・・残念。

2月
★大阪 観音蒸し風呂
珍しい蒸し風呂、花天井、鶏の鍋、レトロな館内は風情があり、以前から訪ねてみたかった
1軒。ここの住所は黄金の里。だから郵便出したら当たるかなと思って応募した福島・飯坂
温泉の宿泊キャンペーン。2人で2通、どちらも当選しました。

★長崎 インターナショナルホテル
最終便で現地入りして翌朝一番から活動のパターン。長崎便の全日空のジャンプシート前に
座っていたのですが、キャビンアテンダントさん達もここのホテルでした。ホテルおすすめ
のお菓子など教えてもらいました。

★長崎 彩月庵
数年前の開業日にネット予約1号で泊まった宿。その後、全国版旅番組のテレビ企画をして
いる知人に放送予定と聞いたので放送に先駆けて再訪。高台にあり部屋のお風呂からの眺め
もよく、お料理もたくさん。この時期の平目を楽しみにしていたのですが・・・食べ損なう。

 ★長崎 オーベルジュあかだま
当時は1日1組の宿でした。地の魚中心に伊勢海老、大島トマトを使ったお料理は食べ切れ
ません。定番のリゾットは宿泊時の朝の楽しみ。オーナーシェフは同じ会員制旅行サロンの
メンバー、奥様は私が子供の頃から利用していた京都のある店で研修した事も。以来通って
います。ちなみに平目はここで食べました。

この年の春は、地元とは東北は1ヵ月、北海道は2ヶ月季節をずらして考える事を学ぶ。
3月
★山形 いきかえりの宿 瀧波
日本の宿。朝のおもちつきが餅好きのパブロフにうれしいかと思い予約。二人には広い部屋
でした。いいお宿だと思うのですが、その後、同じ赤湯温泉で通う宿ができたので。

★山形 名月荘
日本の宿。うっかり椿の季節と思って「椿」の部屋を指定。でも東北はまだ雪ばかりでした。
部屋からの蔵王の眺め、夜のスキー場の照明もきれいでした。部屋は快適で館内施設も充実。
その後、満月コンサート等でも訪れたのでおすすめだと思いますが、上山温泉は高レベルの
宿が多いので。この部屋では会員制宿サロンの前の訪問者が部屋にあるものを隠していたの
ですが、宿側に回収されたようで見つけられませんでした。

★福島 君太郎
今はありません。だから実名で。私達はこちらの宿を「ゲゲゲの君太郎」と呼んでいます。
飯坂温泉観光協会主催の宿泊キャンペーンで1人だけ2,000円程度の宿泊料でした。ですが、
なかなか予約がとれません。長崎便の飛行機待ちの時間に問い合わせていたのを覚えてい
ます。そんなに人気が?と思ったら宿泊日は私達だけ。ボイラー故障(嘘だと思う)で大浴場
は使用不可という事で、お風呂付の離れへ案内される。ラッキーと思ったものの、変な空気
を感じたので、かけじくの裏をチェックしたら・・・お札が・・・でも、それは差し押さえ
の札。あわてて他にもないかあちこち調べていくつか発見。夕食後に少し離れた温泉街へと
思ってロビーに行くと既に電気が消され、施錠されていた。後日、テレビ番組で個人の家に
なっているのを知ってああ、と思いました。私達2人の為にパブリックスペースの光熱費を
使いたくなかったんでしょうね。手土産持参したから、無事に帰れたのかも?

しかし翌日も怪奇現象は続きました。会津若松の宿では、到着時にいきなり地震。

★福島 渋川問屋
そして夜、テレビを見ながらうたた寝していた私は部屋の廊下の外を大勢の人が通り過ぎた
ような騒々しさに目を覚ましました。ですが深夜、最上階の部屋。廊下には誰もいません。
実はこの時、ボーズのヘッドフォンをしてネットをしていた夫も同じ音を聞いていました。
ヘッドフォンはノイズキャンセリングシステムで、ジェット機のファーストクラスでも使わ
れている音を遮断する機能があるのにです。結局それから特に何事もなかったのですが翌朝、
これだったのかと思ったのが、宿泊施設の真横にあった庭のお稲荷さん。その参道を客室へ
の廊下がまたぐように横切っていたのです。さらに宿の近くのお寺は、戊辰戦争時の犠牲者
が集められ、すぐに弔われなかった場所でした。

4月
旅行当日の朝、台所を裸足で歩いていたパブロフが、前夜私が割った陶器の破片を踏み負傷。
まだ病院も開いていない時間なので、関空医務室にて手当てを受ける。温泉行くのにと心配
する彼に「大丈夫、モール泉だから」と意味不明の励ましをする私。飛行機の席は基本前方
をとるようにしているが、団体客がいたからか機材変更で席がグレードアップしてラッキー。

帯広は20年以上前に女友達と来て以来だったので、上質な素材なのに低価格のスイーツ、
六花亭、柳月堂、ぱんじゅう・・・豚丼と食べ歩きも楽しかった。

★北海道 北海道ホテル
三余庵と同系列の以前から泊まりたかったホテル。館内で結婚式も行われ、一足早く春が。
モール泉の温泉あり。ホテルには散策マップが用意されていて、近くの世界一長いベンチの
ある公園へ。巨大なまつぼっくりや、冬の間止まっていた噴水が記憶に残る。

★北海道 三余庵
今回の目的地はこの春オープンしたこちら。2室ある露天風呂付の部屋から「春の海」に。
メゾネットのもう1室も良さそうなので次の機会に。移動距離は長いけれど、建物づたいに
行ける隣接ホテルの大浴場も使えた。川には白鳥の姿も。

5月
★山梨 船山温泉
休前日・連休も同料金、午後1時~と早いチェックイン時間は長距離ドライブの後の初日の
宿に最適。全体的に総合満足度は高い宿です。ただ私達を部屋に案内してくれた人の言動に
動揺。その一言で滞在を楽しめなかった。勇気を出して7年後再訪。ご主人に事情を聞いた
が、その方は問題が多かったので、そういう場合はクレームを言ってほしいと。でもねぇ。
まぁ又7年後に行きます。

★山梨 ぶどうの丘
公共の宿、あまり記憶がない。

★山梨 美味しい学校
併設のイタリアンが目的。多忙な時期なので予約は必須。

★山梨 古守宿一作
1日1組の宿。年数日しか出せない自然素材の献立もあるらしい。ご主人は古物商の資格を
持ち、昼間は敷地内で骨董品を扱っている。そちらも自由に歩けるけれど夜は怖そう。古い
硝子瓶をお土産にいただきました。

★京都 ハーベストホテル
参加していた会員制旅行サロンのオフ会。私が幹事でしたが、全国から人が来てくれたので
予想外に大変でした。場所は要庵西富家さん。女性1人参加者と3人でこちらに宿泊。

 ★広島 庭園の宿 石亭 
5月末満開の皐月の時期に。少し前の京都でのオフ会は反省面も多く、落ちこみがちでした
が、この宿に行きつけの大勢の会員がその事をご亭主に伝えてくれており、最大限のおもて
なしをしていただいた。すぐ全室制覇を決める。庭園の四季の美しさを満喫すべく、11ヶ
月毎(5月→翌年4月→翌々年3月・・・)に訪ねる事として10年。今年の夏で全室制覇だ。
宿の蔵書に次に来る会員への秘密メッセージを残したり、いろいろ遊ばせてもらった。翌日
は地元会員と系列店でミニオフ会。

★広島 仙酔島 ここから
鯛で有名な鞆の浦の海開き日。宿は元国民宿舎。今は2000年に泊まった岡山空港近くの
ホテルと同系列だと思う。数年前に○○事件があったのを知っていたので離れた部屋を指定。
食事は自分で割って食べる塩釜等こっていたけれど居酒屋みたいか。夜は近くの系列ホテル
のテラスで花火見物。翌日は海辺の蒸し風呂施設へ。午後はまたまた地元会員とオフ会。

6月
★鹿児島 東雲の里
数年前にこの日本一をめざす紫陽花園のことを知り、蛍と紫陽花を目当てに1年前に予約。
宿泊は2日に1組なので、週末にこの条件が揃うのは年数日。当日は飛行機が強風で遅れ、
到着が遅れそうと電話したら、予約が消えていたと判明。結局泊まれて蛍風呂、紫陽花の花
も朝晩は貸切で愛でられた。ご主人は陶芸もされていて、記念に夫婦茶碗をいただいた。

★鹿児島 笠沙恵比寿
笠沙(かささ)は地名です。公共の宿。九州方面で楽しい列車デザインをたくさん手がけられ
ている水戸岡さんの設計に興味があり宿泊。パブリックスペースはカラフルでした。部屋は
メゾネットで海の眺めも良かったけれど、食事が和食でなく洋食系ならリゾートっぽくなる
のにと思った記憶が。大浴場は目隠しがないと外から見えそうで、その分、海の眺めや開放
感が半減していて惜しかった。

★岡山 プチホテルゆばらリゾート
全国には6月26日の露天風呂の日に盛大なイベントを行う温泉街がいくつかあります。
九州の何ヶ所か、奥飛騨温泉郷、そしてこの宿のある湯原温泉です。こちらの宿はご主人が
温泉療法やネットにくわしく、専門誌によく記事を書かれていたので興味がありました。
パブロフが旅行直前に腰を痛めたので、あまりイベントには参加せず、のんびり過ごす。

★岡山 香古庵
建物はとても素敵でした。調度品もセンス良し。ただ経営者の顔が見えない宿で、しばらく
閉まっていた時期もあるので今はどうなのでしょう。食事の時のサービスで気になる事が。

7月
 ★熊本県 五足のくつ
連泊。

★石川 縄文真脇温泉
近くの名民宿「さんなみ」と迷ったが、春に象設計集団の「三余庵」に泊まったので、象
つながり。こちらは日帰りもしている別棟の温泉施設が象設計集団の作品。料理人さんが
研究熱心で、グルメ漫画がたくさん置かれていた。

★石川 シーサイドヴィラ渤海
周辺は桜貝や世界一長いベンチで有名。渤海は7-10世紀に満州から朝鮮半島北部ロシアの
沿海地方にかけて、かつて存在した国。当時行き来があったらしく、船の模型があった。
部屋は洋室。夏休みの繁忙期だからか、夕食は支配人がお世話してくれた。いまいちぎこ
ちなく、他のスタッフに聞くと「まだ慣れてない」ようでした。

8月
フィンランド 2回目 8日 ガレリア地方中心に回る。

9月
★神奈川 パンパシフイックホテル
このホテルには、2月に泊まったオーベルジュオーナーが修行した料理の鉄人のフレンチ
があり、彼の元同僚がいたので、東京方面のメンバーとオフ会。部屋から観覧車が見えた。

★栃木 日光金谷ホテル N35号室
パブロフとこのホテルに泊まるのは2度目。前回はクラッシックホテルプラン利用で別棟
の皇室の方も利用した、眺めの良い部屋でした。N35号室は小山薫堂さんプロデュースの
彼の事務所の名前のついた1室だけの部屋。当時は一休経由のみの予約。支配人クラスの
外車での送迎、その部屋に泊まった人限定の料理等、選択肢の多いサービスでした。知人
が連絡をくれ、羽田で再びオフ会。

大洲でイベントをしていたので愛媛へ。帰路、徳島でミニオフ会といつもの鞄屋さんへ。
★愛媛 休暇村瀬戸内東予
何かのプランに申し込んだからか、部屋は広い角部屋でした。特典の1つのカラオケは
利用しなかったけれど、大浴場でずーっと本を読んでいた女性の事は覚えています。

★愛媛 花の森ホテル
町は栗が名物。宿は料理の評判が良かったのですが、ちょうど近くの道の駅のレストラン
で、夜に料理イベントをしていてこちらへ。担当者さんに町長さんに紹介してもらった。
部屋は山小屋風の洋室でした。

★兵庫 峰山高原 ホテルリラクシア
ここのお風呂でカメラを落としてしばらく不調に。周辺はススキの名所。夜は観月会へ。
ノルウェイの森や平清盛のロケ地。

10月
★新潟 Y月
3室の家族経営。早期申し込みにもかかわらず、部屋の希望は第三希望だった。記念日の
訪問だったので仮予約後に宿の指定する日に改めて電話しても通じず、後日確認した所、
家族で旅行していたようだ。後で食べようと思って部屋の他の場所においていた到着時の
袋入りの菓子は片付けらた。部屋の露天風呂の塀の向こうは、道一本隔ててお墓。お掃除
は苦手らしく、よくみると庭のベンチには錆びたカマが放置され、室内にはカビの生えた
果物が置かれたままだった。使用できるとあったクレジットカードも機械故障で不可に。

 ★新潟 宝巌堂
栃尾又温泉にある宿は3軒だけで、温泉は日帰りでは利用できません。ここは一番山側で
小規模。少し前にリニューアルしたばかりで、料理・風呂・部屋はとにかく居心地が良し。
全室制覇をめざしています。利用前から連絡を取り合っていた元気な若女将はじめ、宿の
スタッフはさりげなく、温かく、滞在客が快適に過ごせるよう見守ってくれています。

 ★新潟県 嵐渓荘
秘湯の一軒宿。やはり宿泊前から連絡を取り合っていたこちらのお宿。若いけれど苦労人
のご主人ががんばっています。新潟は私達が訪問した少し後で大地震があり、驚きました。

この頃から私の仕事が多忙になり、旅行に行く時間がなくなる。あまりの忙しさに現実
逃避で訪れたのが、伊丹空港から直行便が出ていた種子島。知らない所に行きたくて選択。
が、小さな飛行機は乗務員のやりくりで出発時間が遅れた。

11月
★鹿児島 種子島コスモリゾート
連泊。いわさき系列だったと思うが、今はもうないのではないか。ホテルと高台のヴィラを
1泊ずつ予約。ホテルの部屋はスイートにアップしてくれた。飛び魚、タンカンと南の島ら
しい食材を利用した料理。

インギー鶏も食べに行った。宇宙センターのロケットを見たり、海辺でお茶してしばし気分
転換。人のいない海岸でレンタカーがパンクした時は困りました。ちょうど引退後で日本を
車で回っていた人に助けてもらった。立ち寄った地元のお菓子屋さんが岡山の知人の親戚!

12月
 ★山口 てしま旅館
ちょうど1年ぶり。部屋は後からできた一番端のメゾネット。墨白(ぼっぱく)の部屋

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宿泊おぼえがき 2003年 だんだんリピート宿が増えてきました 

2012-12-18 15:00:00 | アラカルト
2002年末から九州旅行へ。

以前から、島原のお城ファンタジア(ライトアップ)を見たかったので、近くの宿で興味の
あったこちらに。
★長崎 やすらぎの宿 木綿木(ゆうき)
民宿ですが、建物は飛騨のオークビレッジだし、お料理もこっていました。ただ遅く着い
たので、夕食、その後すぐにお風呂と女性オーナーに指示され、落ち着かず。翌朝、部屋
の窓から雲仙普賢岳をまじかに見て、この雄大さを味わうなら早く着くべきだったと悟る。

★長崎 フォギーヴィラ 
豪華な施設でしたが、今はもうないのではないかと思う。近所のクリニックの奥様経営と
聞いた。近くの港には恵比寿様が沢山まつられていた。

★佐賀 大正屋椎葉山荘 
館内あちこちで感心。部屋にあらかじめ数種類用意された浴衣等も機能的。デザイナーズ
旅館の走りではないかと思う。佐賀牛中心の食事や豆乳など食事も満足度が高い宿でした。

★佐賀 S風庵
完全予約制の薬膳店。昼食で訪れ、雪で高速が止まり泊めてもらった。ここは人生相談で
訪れる人も多いらしい。ちょっと怪しい女主人の気功のおかげで、パブロフ禁煙成功。

2月
★静岡 陶の宿あやとり
近くの前年できた「あせび野」と迷ってこちらに。露天風呂付の部屋。常識的な事ばかり
だが、部屋の使い方等注文の多い宿であった。夕食は窓に向いて2組4人が横並びの家族
ゲームのような席だった。
★静岡 G峰館
河津桜の時期に。
当時はヤングマン歌手の行きつけ宿と聞いた。バリ好きの前経営者時代だから、今は違う
と思います。部屋設備は最低限だが、豊富な湯量の温泉と食事に惹かれ予約。温泉プール
の底はヌルヌル、雑誌でよく見る素敵な雰囲気の無料貸切露天風呂は床が斜め、写真マジ
ックを感じた。河津桜のパンフレットが宿にコピー1枚しかなく、後で観光協会でもらう
時に「あそこは旅館組合に入ってないから」と聞いた。
★静岡 民宿かいとく丸
知人が日本三大民宿と呼んでいたが、その中では最初の訪問。お料理は良かったが部屋に
トイレがないのは、寒い時期は辛いかな。

★岡山 あしもり荘 
料理が美味しいと聞き宿泊。近くの吉田牧場に訪問してチーズ購入。この頃は簡単に買え
ました。

3月
阿蘇の山焼きにあわせて九州へ。宿は竹つながりで。
★熊本 旅館 竹楽亭 
部屋の露天風呂にて灰にまみれる(山焼き目的だから想定内)。関西からの客は少ないので、
歓迎してもらえた。
★熊本 竹ふえ
前経営者時代。今は大阪の会社の経営だと思う。当初は新しい露天風呂付の部屋と思って
いたが、1番人気の「小夜」も空いていたので予約。アイデアは豊富なものの、計画倒れ
のまま放置の施設多数。別料金の陶芸体験で湯のみ作成。工作少年パブロフの才能開花。

4月
あんずの花期に。しかし桜もチューリップもまだでした。
★長野 岩の湯
11ヶ月前、朝8時からの予約には苦労。接客ルールはないと聞いたが、一部丁寧すぎて
なじめず。洞窟風呂、食事の演出、滞在時間の長さ等素晴らしいと思うが、なかなか再訪
できず。秘湯スタンプ。
★長野 三水館
メゾネットの蔵の部屋に泊まり、寝室の寒さに震えて1階のこたつで寝た。草鍋ではお腹
こわした。食事は個室。にゃんぞうが窓から侵入を試みてくれて笑えた。

4月~5月
芝桜、藤等世羅高原の花めぐりへ。
★広島 森の泉
公共の宿 日帰り温泉施設があり、宿泊客も靴をコイン返還式ロッカーにしまうのだが、
パブロフ回収を忘れる。ナイアガラの滝の時も、往復支払っていたな。
★広島 千両万両
神楽がテーマの施設。部屋は2階の角部屋だった。食事は豆腐料理等。

5月
★小豆島 真里
メゾネットの蔵に宿泊。食事も美味しく、全体的によく工夫されているが予約困難。後に
他の部屋で再訪したが、距離的にも近く、私的には宿泊時に補助金も出る施設なのに・・・

6月
忘れな草の季節に。
この頃は四葉のクローバーを何も考えず1回で見つけられた。御岳でも1枚。
★岐阜 倭乃里
飛騨らしい大らかな宿だが、奥飛騨には魅力的な宿が多く再訪はしていない。
★長野 つたや季の里 風里
こちらは近くの宿が出した新しい宿。庭のテラス、部屋の緑、季語を使った献立名の工夫等、
多くの試みは高評価。秘湯スタンプ。

7月
★徳島 ホテル秘境の湯
2室ある洋室を指定したら最上階でした。夕食にほこりよけなのか大きな覆いがかけられて
いた。
★高知 某コテージ
知人が雑誌に四国で最高の鮎が食べられると書いていたので訪問。でも折からの台風で川は
氾濫、部屋はかび臭かった。インクラインに乗った。
★徳島 ホテルリビエラししくい
室戸岬越えは大変だったが、眺めの良い海岸沿いの宿でした。

8月
フランス 8日間
この年は猛暑で、ホテルにクーラーのない宿も多いフランスは大変でした。

9月
★熊本 ほたるの長屋
平山温泉に泊まりたくて予約。この頃は2室だけで小さい方の部屋。私が夕食時体調不良に。
部屋の特徴が某宿と似ていたので女将に聞くと、知人K氏が某宿の前に手がけた宿でした。
当時は日帰り温泉併設。
★熊本 国民宿舎 通潤荘
地元のお祭り、花火と通潤橋の放水が目的で旅を企画。遠方からの客という事で、最上階
の眺めの良い部屋にしてくれた。通潤橋は上を歩け、やはり昔は歩けた世界遺産、南仏の
ポン・デュ・ガールを思い出した。

10月
★福島 高蔵内源泉  
某雑誌への掲載記念に、露天風呂付の部屋にホムペのカウンター数の料金で宿泊できる
キャンペーンをしていて確か1人1.5万円程度で宿泊。差額分は手土産を持参した。する
と突然お土産を下さった。

★栃木 こころのお宿 G荘  
実は近所の宿と間違えて予約。ちょうどリニューアル中でお留守番をしていた名前からして
経営者一族らしい支配人を通じて1階の部屋を予約。部屋は配色センスと排水(下水臭い)に
難があり、灰色の滞在に。
★栃木 二期倶楽部 東館
実はここに泊まるのがメインの旅でした。コンラン卿デザインの新しい部屋は、斬新にして
快適。レストランでの食事も美味。広い敷地も歩きがいがあった。

★京都 ほん梅の里
松茸目的で宿泊。近所の散策で真っ赤な、からすうりを見つけて嬉しかったなぁ。

11月
★宮崎 シーガイア ホテル45だっけ?
妹と旅行。私はオープン翌年に続いて2度目の宿泊。宮崎は実家の家族旅行でよく訪れた
が、今回は風邪を引いて体調不良。少し前に泊まった両親はスイートで、食事も良かった
らしいが、
私はあまり記憶がない。

 ★宮城 だいこんの花
オープンにあわせて旅行。部屋はスタッフにオススメを聞いて、今でも人気のメゾネット
苅田岳。その後知人の予約をもらってリピート。いろいろな意味であちこちの宿に影響を
与えたと思う。
★山形 銀山温泉 能登屋
予約困難と聞いていたが、さらに部屋指定した。それは表通りに面した角部屋で橋田先生
「おしん」執筆部屋。追加料金を払って宿泊。パブロフが2人前食べた夕食の牡蠣に当たる。
秘湯スタンプ。宿の浴衣を来てカフェに行ったら、他の客からどうやって「能登屋」の予約
をしたのか聞かれた。予想外の雪に風情(恐怖も)を感じた。
★宮城県・松庵
眺めの良い部屋。遊歩道、興味を持っていたバーの仕組みや、タバコの自販機の目隠し等
に感心。現在はリピ宿の若女将の親友が女将なので、いずれ再訪したい。

12月
★滋賀 日登美山荘
1日1組。2人で予約可能の紅葉時期の週末で記念日に計画。猿抜き大根を販売するなど
商売上手。かの地ではあらゆる生物が元気なのか、夜食に置いていた岩魚釜飯のおにぎり
の上に黒い昆虫が~。

2004年にかけて
12月
 ★山口 てしま旅館 
お風呂に椅子を置く視覚に訴えるスタイルはここから広まったのではないか。小規模宿に
勇気を与えた宿だと思う。友達になった番頭は当時まだ20代半ば。お父様の作るお料理
も美味で、家族ぐるみのもてなしも温かかった。全室制覇済。


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宿泊おぼえがき 2002年 初めて全室制覇したいと思う宿に出会う

2012-12-17 15:00:00 | アラカルト
最近、あまり宿の紹介を書いていなくて、つい簡単な地元のグルメ紹介ばかり。

ブログ名とも合っていませんね。

そこで備忘録を兼ねて、昨年複数の理由で遠出を控えるまで、ここ10年の旅と宿の簡単

な記録をまとめました。

2002年は、それまで海外やホテルが好きだった私達が、初めて再訪どころか全室制覇

したいと思った宿にめぐりあえ、旅のスタイルが変わった記念すべき年。

古い情報ですが、皆様のお役に立てれば幸いです。


 は、その後もリピートしている宿

情報は宿泊時のもので、今はない宿も出てきます。

この年はありませんが、いろいろあって2度と行きたくない宿は、イニシャルにしました。


2001年末から四国旅行へ。
高知で3軒
★海辺の果樹園 (特別室)、
★黒潮本陣 (洋室 前回と同じ部屋)、
★テルメ足摺 (テラスのある部屋)と回って・・・

1月
★愛媛 ベルリーフ大月
海辺の公共宿。洋室(楽だし)希望だったが満室で和室で予約。でも当日空いていたので変更
してもらえました。
★愛媛 宇和島社会保険センター
高台にあり、すぐお隣の闘牛場で開催される闘牛見物に便利なので予約。雪が降って困った。
★愛媛 今治国際ホテル
豪華なみかけだが、部屋の端の出っ張り部分に行くとミシっと音がして怖かった。夜は鉄板
焼鳥へ。
★広島・ナティーク城山
夕食デザートのアップルパイ美味。広いテラスは夏か対岸の山に桜の咲く頃が良さそう。
島の観光施設で抽選したら、山盛りレモンが当たったので、部屋でレモン風呂をしました。
 
この間の記憶と記録がありません。
滋賀と何ヶ所か泊まったと思うのですが・・・
いつか写真整理したら思い出すかな。

5月
★富山 ニチマ倶楽部
魚津の朝市(抽選で魚セットが当選)、ホタルイカ、チューリップの花の時期にあわせて宿泊。
女子寮2つを1つの建物に。カマクラの部屋。
★富山 桜ケ池 クアガーデン
部屋や家具はゆったりしたアメリカンタイプ。料理はフレンチか~と思った記憶が。今では
知人のY氏が公務員時代に携わった公共宿。

6月
★岡山 元仲田邸くらやしき 
高梁の皐月の時期に。
2階の階段正面の部屋。部屋に冷房なし。からし入の甘辛い茄子の漬物と白米が美味でした。

6月~7月
★熊本 竹の倉山荘 
全室露天風呂付 その後知人となるK氏が手がけていた。
★熊本 山口旅館 
秘湯を守る会。玄関の赤いポスト、湯浴み着で入る滝風呂、館内連絡にケータイを利用して
いたのが印象に残りました。夕食ほぼいっきだし。隣の地獄温泉に日帰り入浴。
★熊本 石山離宮 五足のくつ 
オープン日に宿泊。海と山を臨む立地。そのリゾート感、新鮮な食材、赤茶色の温泉の部屋
露天風呂に魅了され、初めて全室制覇を決意した宿。その後10年かけて制覇。旅館のコン
サルで初代支配人K氏と知り合う。

7月 
★岡山 ホテル蒜山ヒルズ 
ラベンダーの季節に。バリアフリールーム利用。夜のクイズ大会のお題、日本の車メーカー
で光岡自動車と答え、人と重なったので決勝に進めなかった。

8月 
★トルコ8日間 

9月 
★長野 ゲストハウス小布施 
栗シーズンに合わせて。メゾネット利用 部屋のベッドが高く、照明の色がバラバラだった。 
★長野 村のホテル 住吉屋 
「妙高」の部屋指定。祭にあわせて花火も見物。サービス微妙であった。

航空会社の空の日のキャンペーン利用。
★大分 レゾネイトクラブくじゅう 
部屋指定は不可だが、希望に近い眺めの部屋にしてもらえた。宿泊日の朝から電話して貸切
露天風呂を予約。当時は阿蘇赤牛のバイキングをしていたのでランチからこちらへ。デザート
は近くのガンジー牧場で。
★大分 翡翠之庄 
知人も泊まったメゾネット野崎に宿泊。部屋露天のお湯が自然と抜けて困った。エノハ料理と
長湯温泉と姉妹都市のドイツのアイスワインを注文。夕食前はお風呂近くで小さな缶ビールの
サービスがあった。ただ、離れとそれ以外の部屋では浴衣が違うので・・・

10月
両宿とも紅葉見物で。秘湯を守る会
★岐阜 かつら木の郷
離れ。休前日に2人不可だったので平日に。長距離移動の廊下も飽きないようにさまざまな
オブジェが飾られていた。朝市、もらい湯のできる「のくとまり手形」と福地温泉は魅力的。
★岐阜 槍見館
休前日も洋室ならとの事で宿泊。しかし深夜まで隣室が騒がしく睡眠不足に。楽しいお風呂
がたくさんあった。

11月~12月
フグとカニを食べに。
★福井 幸楽
民宿だが海の幸豊富と聞き申し込む。社会保険関係の補助あり。
★京都 ワインとお宿千歳 
特別室。部屋から見える運河に漂うクラゲは素敵な眺めでした。部屋のポストカードが3桁
(古)だったのと、室内の目立つ場所に料金表が貼られていたのには苦笑。ワイン好き向き。

12月
★島根 玉造温泉 玉泉 
社員旅行で。女子は2人のみ参加で洋室に。当時は女1人に男50人の良い時代だったなぁ。

★兵庫 有馬 花小宿 
温泉でクリスマス。知人お髭のS兵衛様経営宿。当時、洋室の金茶の硝子には憧れたものだ。
★兵庫 オテル・ド・マヤ 
部屋は殺風景な公共宿。食事やサービスは工夫され、ジャグジーからの夜景は最高でした(寒)

そして2002年末は山口から九州へ。

★山口 ホテル海峡ビュー下関
1番端の広い部屋。その年の夏に下関の姉妹都市イスタンブールに行ったのでご縁を感じる。
★大分 山荘天水
K氏が以前支配人をしていた宿の姉妹宿。川に面したバーは必見。たくさんある無料の貸切
露天風呂のおすすめは「かま」と「きり」。
部屋での食事の世話してくれた方とは音楽の話で盛り上がり、心づけは音楽券にした。
前年夏に北欧で購入したヴィトンの財布をお褒めいただいた支配人からは記念品をいただく。

福岡 豊前市役所にて旧国地名スタンプ押印。

 ★熊本 石山離宮 五足のくつ 
大晦日は特別な宿になったこちらでのんびり過ごしました。




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箕面彩都 彩菜みまさか内 ベイクハウス PAPASH (無添加パン工房) こだわり素材と豊富な種類

2012-12-16 15:00:00 | 近畿・食


こちらのお店、私が見る時はいつも人であふれています。

大きな窓ガラスごしにパンが見え、明るい雰囲気。

陶器のお皿に少しずつ盛られています。

パンの種類は多く、どの品もレベルが高いと評判で、何を買うか迷ってしまいます。

でも売り切れている事も多いので、次回こそは人気の品をゲットと思うのですが・・・

何せ目の前で最後の1つが売れていく感じ。

今回もたくさん買えなかったのですが、ご紹介します。



何を買ってもはずれがないというのは貴重ですよね。

 おまけ 箕面だけに滝と紅葉


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箕面 君よ知るや箕面の国 cafe mignon カフェ・ミニョン 

2012-12-15 15:00:00 | 近畿・食
母娘の作る手作りのお料理、店のブログに載っていた11月からの月替わりランチの

牡蠣フライをパブロフに食べさせてあげたいと考えて訪問。

(私は貝類全般が食べるのも扱うのも苦手食材、もちろん家でも作れないから・・・)

お店は喫茶もされていて、ランチは12時~と遅めのスタートです。

箕面ヴィソラでフリマを見たりして時間調整。

ですが、思っていたより遠い場所にあり、12時を過ぎての到着となりました。

箕面の駅方面からだと手前にある駐車場は、お店からは少し離れています。

     

カフェというより喫茶店風の外観。


外看板でランチメニューを確認します。


 大丈夫かな、ドキドキ。

 お店は中央の厨房の前後に2ヵ所の雰囲気の異なる構成でした。


 手前は明るく

奥は落ち着いた雰囲気。


先客は多く、まだ誰もいなかった奥のコーナーへ。

森の奥にある秘密の小屋みたいな雰囲気。

  ひざ掛け、荷物かごも完備。

帰るまで誰もこなかったし、たぶんこの予約札はお店の保険みたいなものだと思います。


   

残念ながらお目当ての牡蠣フライは既に終了していましたが、そのかわりこの店の定番

メニュー、チキン南蛮が登場していました。

何でもタルタルソースがポイントらしい。

    

  豊富なメニューから選ぶのは楽しい。

 味は・・・最初のスープから全体的に濃厚というか、辛くてとまどいました。

若い母娘の味付けだから?



 なすのボロネーゼパスタ

 海老とキノコのニンニクオイル煮込み、小エビがかけらしか入ってなくてトホホ。



   21穀米。

デザートは1つだけお願いしましたが、こちらも濃厚なもののスイーツなので許容範囲。

メニューにも人気と書かれていた、かぼちゃのプリン。



  コーヒーと紅茶


トイレ
      

    ←この石鹸好き。 

おまけ
  次はご自慢のフレンチトーストやスイーツを、明るい窓側の席で・・・。



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茨木 クリスマス前 冬の街をあてもなく散策  

2012-12-14 15:00:00 | 近畿・遊
その後、電車で茨木市まで移動。

中間地点での官公庁の説明会なので、JRでも阪急でも良かったのですが、なんとなく慣れた

阪急に。

  するとちょうど駅前で有名政治家が演説していました!

寄り道ばかりして、結局時間ぎりぎりに説明会場に到着したものの、外が寒すぎて会場の暖房が

効かないという予想外の状況に、全員コートを着たままで2時間。

 休憩時間に撮りましたが、○○会館なのにボーズのスピーカー!なんですね。

夕方4時には開放され、直帰♪

 内勤の勤め人には、まだ明るいうちの外歩きは幸せ~。 きのこ。


 
○○会館のそばの緑地には、まだ紅葉が少しだけ残っていました。

クリスマス前の商店街など、うろうろ歩いてきました。


でも前から気になっていたお店はやはり行けずじまい。

 ずいぶん前から課題のオランダカフェ。

寒いからココアとパンケーキと思ったのですが、ランチが遅かったのと、おやつには多く、夕食には

少ない内容。

お店空いていたんだけどな~。

未練がましく次にパブロフと来る時の参考にメニューなど撮影。





  うふふ、目つきわるいよね。

 ここは以前、別の飲食店でした。閉店前日に行ったなぁ。


野菜のテリーヌ、季節のポタージュ、地元のパン屋さんのパン。

ランチ、ここの方が良かったか?


楽しいポスターもたくさん見かけました。




 セカンドネームがホトケ。ありがたい感じです。


 建築中のデザイナーズマンション  こじゃれた家。



 このメルヘンの里は、普通の家の前庭なんです。

仕事的には忙しい12月ですが、のんびり街歩きできて うれしかったです。

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高槻 プローダ 素敵なカウンターのあるイタリアン

2012-12-13 15:00:00 | 近畿・食
仕事で出かけた時に1人で食べたランチの記録です。

 とても寒い日の翌日、遠方で降った雪を載せたままの大型車が

171号線を通過する際に雪を落としていきました。

そんな中をとぼとぼ歩き、市役所のそばというあいまいな記憶をたよりにこの店へ。



高槻市には数年前から個人の飲食店のオープンを助けてくれる制度があり、こちらもその1軒。

その名も「高槻おいしいお店応援プロジェクト」です。

 カウンター数席と奥にテーブルが1席。

カウンターに座りましたが、このなぐりのような感じが、こもれびか水のゆらめきのようできれい。



 私とほとんど同時に女性が1人入店。彼女もやはりカウンターに。

 注文したのはランチ。

 

ご主人1人でされているのに、ランチで三択はうれしい。

辛いぺぺロンチーノは却下、牡蠣も苦手な食材なのでバス。

・小さな前菜


 ・パン  

・さくらポークのトマトラグーソース ショートパスタ


私の後の女性が別の注文だったからか、ちょっと盛り付けがアバウト。

 ガリガリかけられた黒胡椒も辛さに弱い私には微妙でした。

何だかこれだけでは寂しかったので、後からハーブティーとデザートを追加。

デザートは店の規模から考えて、作り置きができるティラミスあたりかと予想していたら、

パンナコッタでした。

   

いちごソースは市販品だと思います。

ま、ハーブティーと色は合ってるか。

ランチにハーブティーとデザートをつけて1300円。

途中、ご主人の昔勤めていたお店時代からのお客さんが立ち寄ったり、後から来た女性は、その場でクリスマス

の予約をしていました。

確実に高槻に溶け込んでいる感じ。

夜の雰囲気も良さそうだし、お酒に合いそうなメニューも多かったので、場所も雰囲気も隠れ家みたいな使い方

がいいのではと思いました。

店の規模やお若いご主人1人での切り盛り等、つい予約の取れない茨木のシチリア料理店と比べてしまいました。

私にはあちらは昼のイメージで、ここは夜のイメージ。

そのうちパブロフと来てみようかな。

でも駐車場ないしなぁ。

たぶんもう少し後で。

  トイレ

トイレに貼られていたイベント告知。

 こちらは行けず。

 

この家店は行き方がわからなかったのでくわしい地図が載っていてラッキー。

後日行きました。

おまけ
近所のお店のクリスマスなショーウィンドー


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箕面彩都 彩菜みまさか 1日2便 岡山から届く農産物直売所

2012-12-12 15:00:00 | 近畿・食
彩都は茨木市と箕面市の丘陵地帯に広がる新しい町。

いろいろあって、規模も当初の計画より縮小されました。

 モノレールは通っているものの人影は少ない街です。

そんな中、休日の午前中はいつも駐車場が満車のこちら。

正直、おしゃれな外観と販売されている品や質のバランスがとれていない気も

しますが、とても人気がある場所です。

この日は午後からだったので空いていました。

  駐車場は3ヶ所にわかれていて、車どめはタイヤ。

 真横に家の関係の会社のショールーム的なお店もあって、こちらはカフェをされています。

 

   そしていろんな人が出店可能なコラボ食堂。


このあたりは飲食店も少ないので、いい企画だと思います。

数回利用しましたが、その感想は後日まとめて。

 薪売場。

その横は箕面から移転してきたパン屋さん、パパシュ。


  まぁるい釜が素敵です。

  この家型傘立てもいいなぁ、 

肝心の野菜はというと、 岡山らしい黄ニラや  冬のちぢみほうれんそう と

 そんなに種類があるわけでも、新鮮って感じもしないのですが、そこそこの品揃え。

 他にもお肉やら、焼肉のタレまでいろいろ売っています。

私達はある野菜が常時あるので、定期的に通っていますが、ここだけで買物が完結することは

ありません。

でもなんとなく月に1~2度、休日に通っています。
 

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箕面 フェルディナンドルームプラス ランチにご飯、お土産にパン

2012-12-11 15:00:00 | 近畿・食
この日は朝一で彩都の農産物直売所に寄ってから、ランチの予定でした。

でも、ぐずぐずしている内に出発が遅れてしまいました。

場所はなんとなくわかっていたものの、最後はナビだよりで到着。

 お隣の酒屋さんと共同ですが、広い駐車場が便利です。

 同じ建屋ですが、正面から見て左側のこちらだけは雰囲気が違います。

 店は豊中にあるパン屋さんの2号店。

 飲食がメインで、パンも店の奥で販売しています。

     



うなぎの寝床タイプで、外の席(わんこ可能?)と、入ると中央に

花道のような通路があり、その左右に席があります。



 右側がテーブル席、左側がソファ席で禁煙。

12時前に入店しましたが、左側だけが混んでいました。 

入店時に戸惑う人が多いと聞いていましたが、確かにそうかも。

小さな立札には「混雑時は来店を店側に知らせて下さい、そうでないと

案内する順番が変わります」みたいな内容の事が書かれていました。

 私達は男性スタッフが出迎えてくれて、禁煙席の窓側2人がけへ。

 
特等席は入口に近い窓側ソファー席でしょうか。

 店内に書かれていたように「部屋」のような感じです。

 足元の窓の外はこんな風。昼もライトアップされています。

 寒い時期なのでひざ掛けがうれしい。

 事前にホムペ等で調べて注文はほぼ決定済み。

  人気の和風オムライスとワンプレートランチ。 

 最初に来たのが 

お酢のドリンク  わかめスープ  サラダ  



ごぼう、まいたけ、鶏ミンチが入った釜飯に、ほたてのあんかけがたっぷり。

後日テレビでも紹介されていました。

   

ワンプレートランチの盛り付け  ちょっと詰めて→  撮影。



 ・鮭のマヨポテきのこ焼き
 ・ネギチリミートボール
 ・茄子のおろし煮
 ・切干大根のサラダ
 ・人参の明太子炒め
・十六穀米
・コンソメスープ

別に追加で、  野菜ジュースと

 デザートを一人前ずつオーダー。





 





 恒例のトイレチェック。クールな雰囲気です。



   →   

   洗面との間には間仕切りが。

 消臭スプレーがあるのはうれしいけれど、足元にじか置きはいやかな~。
 

食事の待ち時間にパンを選んで持ち帰りました。

席で食べる事も可能です。

食事中に包んでくれ、支払いはまとめてできます。



こちらは食パンが有名なので半斤購入しましたが、なぜかさらに1枚お試しにくれました。

 レンジであたためるとチョコがとろーり。  

 玄関周りがちょっと雑然としていたのが残念。

総合的には、駐車場もあり、店内の雰囲気もよく、パンも買えと何かと便利なお店でした。


続いて彩都の産直市場へ向かいます。 

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枚方 草々徒(sousou.) そうそう 家店で食す2週で変更の玄米食ランチ

2012-12-10 15:00:00 | 近畿・食
このお店を知ったのは、枚方のあるカフェを探していた時でした。

最初は布製品sousouの関係店かと思いましたが、実際は近くで雑貨を

扱われている「ルポ・デ・ミディ」さんの2号店。

だから区別がつくように名前に「徒」がついている?

sousouは京都のお店だけれど、その製品を目にするのは、いつも山口の

知人宿、全室制覇した「てしま旅館」ばかり。

以前からてしま旅館オリジナルも含めて、自宅であれこれ使っています。

そんなこんなでこの店にも興味を持ち、野菜中心の玄米食ランチを食べ

たくて訪問しました。

日曜日が休みの飲食店は案外多く、この店もそんな1軒。

曇か雨の予報がはずれた初冬の週末、11時の開店をめざし車で出発。

というのもこの店には駐車場が2台しかないからです。

途中、ナビを設定していたにもかかわらず迷走してしまいました。

 おかげで淀川でこんな景色に気づきました。



  帰りに反対側からも撮影。

さて、枚方駅から枚方公園(大阪)方面へ線路沿いに一方通行の道を進み、

狭い踏切を通過します。

一方通行にならないのが不思議な、抜け道のような細い道です。

店に到着直前に対向車が来て、かなりバックしました。

上り道なので本来はこちらが優先、しかも大型車なのですが、対向車の

軽の運転はご老人。

しょうがなく初めての道なのでとりあえずバック。

何とか道を譲れましたが、対向車の運転者さんは余裕がなく、助手席の

奥様らしい方が頭を下げて下さったのが救いでした。

駐車場は店の前に2台とありましたが、それは駅方面から来た場合で、

 実際は店の真横に広い駐車場があり、その内の13・15番です。

 14がないので隣り合わせ。

店の席数と比べると、もう少し駐車場があってもと思いました。

4組目位のお客さんは駐車場がなくて、離れた場所のコインパーキング

まで行った模様。

 駐車場の横は、崖のようになっていて、竹がいい感じ。

坂道の途中の駐車場なので、かなり傾斜があります。

 すぐ近くに伊賀美神社があります。

 奥は自転車置き場。




ランチとお茶と雑貨の店 営業時間は11時~4時までの1日5時間だけです。

場所的に暗くなったら、交通トラブルが多いからでしょうか。

  お店の真横にはこんな注意書きもありました。

 午後3時までランチが食べられるのはいいですね。

店は一瞬どこから入っていいのか迷います。


   



 ここが入口。

この日は1番のりでお店へ。





右手には雑貨コーナー。

「かまわぬ」の手ぬぐいを見て「ああやっぱり、京都のsousouとは関係

ないのだ」と思いました。

 斜めにレジがあります。


そこから横に進むと大きなテーブル。

窓側の2人がけも魅力的でしたが、食事には不向きな席だったので奥へ。

 それに眺めが微妙。

落ち着きそうないい場所は既に予約席。

その2つの中間の席へ。

横を見ると最初の入口方向です。

 絵本がおかれていますね。

 後ろの席、ここも予約席。

椅子の種類はバラバラ、しかも座り居心地が悪そうで、変な意味で特徴

があります。

  献立





ドリンクメニュー、

ランチとデザートはピンボケでした・・・

まぁ、だいたい決まっていますが、一応チェック。

ランチのコンセプトは地元の野菜を多くとれるように品数を多く。


ランチを2種類注文し、1人分だけケーキとコーヒーを追加。

店のこだわりでもある、どちらも釜だきのご飯と玄米ご飯。

組み合わせおまかせで各1注文。

8~9割位の方が玄米を注文していました。

そしてお客の多くが女性。

帰る間際にカップルが1組来るまで、男性はパブロフだけでした。

   荷物おきはバケツ。

 待ち時間に、雑貨を見て回りました。

商品は生活雑貨を中心に、ガラス等古いもの(ブロカント雑貨)。

 ブロカント(Brocante)とはフランス語で「美しい古道具」

の意味。

アンティークは100年以上前のもので、美術的な価値や収集の価値がある

ものを意味します。

それに対し、古くはないけれど、ゆったりとしたフランスの生活の中で

長い年月をかけて、人々に大切にされてきた古い道具がブロカントです。

仏英辞典でひくと「secondhand goods」(セカンドハンド・グッズ)=

中古品と書かれています。

アメリカ英語では単に「junk」(ジャンク)という事もあります。

英語やアメリカ英語にすると何とも味気ない感じがします。


お店の雰囲気を大事にし、雑貨の色等も統一しているそうです。

食器や野菜も売っていました。



1品だけ温かく、後は冷たい前菜。



 両端の器は固定できる。 左右対称がかわいいローズマリー。

メインの前にお味噌汁が来て、味噌は自家製だと聞いていましたが、

具がねぎとワカメなのが平凡。

それでも量が多いとか、厳選素材なら違うと思うのですが・・・







      多目のお塩がついてます。

プレートランチは確かにお野菜が多く、冬だけに甘みもあってうれしい。

メインのチキンはあまり特徴がなく、定番のお野菜ゴロゴロという

ハンバーグの方が好きかも。

大豆の水煮がそのまま入り、存在感ありなので、我が家でもしてみよう。



席を立っている間に来た、コーヒーとデザートのはちみつロールケーキ。




ロールケーキにはちみつをかけるタイプなのですが、特に説明はなかった

らしく半分だけかけて食べました。

メープルシロップみたいな粘度で、あんまりはちみつを感じられず・・・





自家焙煎のコーヒーは美味しかったです。

 コーヒースプーンおき  フォーク2つは親切。


実はランチよりたくさん写真を撮ったかもしれない入口横のトイレ。

私にはできないけれど、こういう雰囲気をセンスが良いと言うのでしょうね・・・




壁を隔てた鏡の向こうは厨房です。

 バリアフリーじゃないけれど、広いトイレを入口扉から順に時計回りに。



 ↓仲良きことは美しきかな。

    草間弥生のかぼちゃみたい。


  レジには1000円札が不足していますとありました。

  



外に出るとたわわに柿が実っていた。



 ご近所の塀に収納された祠はお地蔵さん?

 この日はケータイショップに寄って帰りました。

 サイゴマデ ヨンデ イタダキ、アリガトウ ゴザイマシタ。

店 名  草々徒(sousou.)
オープン日  2010年11月19日
住   所   〒573-0052 大阪府枚方市枚方元町1-18
営 業 時間   11:00~16:00
定 休 日 日曜日・月曜日〈五六市の日(毎月第2日曜日)は営業〉
電 話 072-846-2811



次回は船場で食べたランチをご紹介します。と言っても箕面の船場(笑)。

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姫路 伝心望(でんしんぼう) 元祖カレー鍋で、続く幸せ♪ 

2012-12-09 15:00:00 | 近畿・食
↑珍しいのはレタス。

 実はこの写真の他に、鶏のつみれなどもありました。

パブロフが食材をバラバラに冷蔵庫に入れたので、カレー鍋初日の夜に発見。

作り方に「先に味の出るつみれから入れて下さい?」ってそういう事だった

か~と涙。


前回、地方に意外なお店の支店がと書きましたが、この店は姫路から東京・

三軒茶屋へ進出したケースです。

店を知ったのは、姫路にホテル・セトレハイランドヴィラさんがオープンした

時で、確か2009年の春でした。

試泊にお招きいただいたので、よく覚えています。

以来、行ってみたい(食べてみたい)候補だったものの、居酒屋さんだけに営業

は夜だけ。

その後姫路には何度か宿泊しましたが、夜は食事付で訪れる機会がありません

でした。

姫路モーニングはトライしたんですけどね。


カレー鍋の発祥は、兵庫県姫路市の和風居酒屋「喰い切り酒場・伝心望」さん

と言われていて、もともと賄い料理だったものをメニュー化、看板料理として

成長したそうです。

2006年6月には、支店として三軒茶屋にカレー鍋専門店がオープン。

カレー鍋用スープの通信販売もされています。

今回はこちらをデパートの宅配経由で5880円で購入。

お店から購入するより80円高かったけれど、その差は何だろう?

材料的には野菜と麺類、お肉も豚や鶏のつみれとそんなに高いものは使われて

いませんが、店に食べに行く手間を考えればこんなものかな、という値段。

食材は真空パックされていて、予想以上に日持ちしました。

3~4人前を2人で食べたのもありますが、自分で食材を追加して数日間食べ

続けました。

いろいろな食べ方をしたのもあり、予想外に飽きませんでした。



 

 





食品加工業界における鍋市場は大きく分けて「たれ」と「鍋つゆ」で、最近は

後者が急成長しています。

調査会社の富士経済が2007年1月に発表した「2006年の加工食品市場調査」

によれば、2006年の鍋つゆ市場の規模は184億円で前年比7.9%増。

1998年と比べ3倍の規模になりました。


カレー鍋は、2007年に家庭用鍋の素が各社から発売され、流行しました。

永谷園は「カレー鍋 和風」「カレー鍋 洋風」で鍋つゆ市場に初参入。

フジッコ「カレー鍋つゆ」、日本水産「カレー鍋スープ」などが多数登場。


豆乳、トマト、キムチと年によって鍋の流行はありますが、カレー鍋の特徴は

多彩なアレンジが可能な事でしょう。

和風、洋風に応じて各種野菜も摂れ、肉や魚介どちらにも合い、普通の鍋料理

に使わないような具材も取り入れることが可能。

あまり鍋と相性のよくない子供はもちろん、カレーは好きな人が多い万人向きで、

何より味付けの失敗も少ない。

しめにご飯を入れた「カレー雑炊」や「カレーリゾット」にさらにチーズを加え

たり、うどんを入れれば「カレーうどん」も楽しめます。

わが家もどちらも試しました。

生卵を加えても美味しいはず。

出汁がカレースープなので、最初はあっさり、煮詰まるほど旨みが増します。

より美味しく食べるコツは、ギョーザや天ぷらなど油を含んだ材料を入れる

だとか。

こんど試してみよう。

まずは正しい作り方をしなくては。



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文楽と浄瑠璃、義太夫その他の関係を整理

2012-12-08 15:00:00 | アラカルト
★文楽=人形浄瑠璃

文楽=人形浄瑠璃で、正式には人形浄瑠璃芝居と言います。

浄瑠璃語り、三味線弾き、人形遣いの三者で成り立つ芝居の形式を示します。

文楽とは「文楽座」という興行小屋で、幕末から明治前期にかけて代表的な

劇場でした。

このため、上演される人形浄瑠璃もいつしか「文楽」と呼ばれるようになり

ました。

★浄瑠璃と義太夫、常磐津、清元、長唄

浄瑠璃、義太夫は、おおざっぱに言うと人形浄瑠璃芝居におけるBGM部分。

浄瑠璃とはもともと語り、あるいは三味線を伴奏音楽とする語り物という

意味です。

最初に「浄瑠璃」と言われたのは「義太夫節」でした。

時代が下って、江戸で派生したのが常磐津や清元、長唄。

人形はしゃべれないので、浄瑠璃を使ってセリフを言わせています。

古くは琵琶法師による琵琶をBGMにした語りだったそうです。

最初に語られたのが、牛若丸と浄瑠璃姫の話だったところから、浄瑠璃と

言われるようです。

(現在のように、三味線に語りをのせるようになったのは16世紀に三味線

が日本に入ってきてからで、この頃のものは古浄瑠璃とよばれます。)

17世紀に入ると、大阪に、語り手の天才 竹本義太夫が表れます。

「竹本座」を構えて古浄瑠璃から独立し、太棹の三味線の調べに乗せ優艶

な節回しで語る義太夫節はたちまち人気を呼びました。

いつしか義太夫節が文楽のBGMとして幅を利かせるようになり、上方では

「竹本義太夫」の創り出した義太夫節を、浄瑠璃と同義語として扱うよう

になったそうです。

ですから義太夫を「義太夫浄瑠璃」などと言ったりもするようです。

「浄瑠璃」は「語る」という言い方をします。

決して「歌う」ものではありません。

ですから演奏者は「語り手」であり「太夫」と呼ばれます。

現在は、歌舞伎の世界では「太夫」という字を使い、文楽では「大夫」と

字を使い分けています。

義太夫は、歌舞伎と文楽で使われていますが、文楽座の方が格が上と

されていて文楽から歌舞伎へ転身することはあっても、その逆はありま

せん。

難しいデス・・・

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あこぎは阿漕  いろんな作品のテーマになっていました 

2012-12-07 15:00:00 | アラカルト
あこぎは漢字では阿漕と書きます。

阿漕は古来より有名な歌枕の1つです。

平安時代に、忍ぶ恋を密漁に譬えて詠んだのが、

☆逢ふことを阿漕の島に曳く網のたびかさならば、人も知りなん  

古今和歌六帖

☆伊勢の海、阿漕が浦に引く網もたびかさなれば人もこそ知れ   

源平盛衰記

この歌から「あこぎ」とは「度重なる」という意味となり、転じて「貪欲

にむさぼる」ことをいうようになりました。


改めて調べると、阿漕浦は三重県津市の東方、中心部に程近い、岩田川の

河口の南側で、今も海水浴場やヨットハーバーとして利用されています

ここは昔、伊勢神宮に供える魚をとるために、一般民は禁漁域でした。

ある漁夫がこの禁を破って魚を獲った。

たびたび密漁を行ったので、遂には人に知られ、漁夫は捕らえられた。

実際は年に3回程度の期間限定でしたが、やはり伊勢側と漁民との間は

うまくいっていなかったようです。


この話が江戸時代に浄瑠璃、文楽、芝居、落語等でアレンジされました。

その後、映画にもなっています。

阿漕塚、阿漕浦では多くの文人が和歌、俳句、短歌を残しています。

☆野口雨情 「阿漕が浦の舟人はゆらりゆらりと舟を漕ぐ」
 
☆長谷川素逝 「遠花火 海の彼方に ふと消えぬ」 の碑があります。

阿漕浦が発祥の地という古流泳法「観海流」というのもあるそうです。 


確か能にも「阿漕」ってあったはずと家の「能の名曲70番」をひもとく。

日向国(宮崎県)から伊勢参宮に来た男に、伊勢(三重県)の阿濃(あの)の郡

(こおり)で会った老漁師は「ここは伊勢神宮へ供える魚を獲るところで、

禁漁だが昔、禁をたびたび犯した罪で、漁師が沖に沈められたので男の名

を取って「阿漕浦」と名づけられたと語って消える。

法華経の読経の後、漁師は今度は阿漕の亡霊として、生前隠れて殺生して

いた姿を再現する四つ手網を持って登場する。

悪名を死後に残し、冥土でも罪の呵責に苦しみ、救いを求めていると言い、

地獄の炎となった波の底へ消える。

旅の僧の出る演出もある。



文楽では「勢州阿漕浦」。

江戸時代の中期に浄瑠璃(義大夫)の「勢州阿漕浦・鈴鹿合戦、平治住家の段」が

できて広まりました。

坂上田村麿が鈴鹿の逆賊・藤原千方(ふじわらのちかた)を退治する時代物

「田村麿鈴鹿合戦」の四段目に当たります。

今日ではここだけが上演され「勢州阿漕浦」と題も内容も改められました。

それが「芝居」にもなりました。

殺生禁断の地である阿漕浦で毎晩密漁していたのが見つかって捕えられ、

簀巻にされて海に沈められた後、殺生の罪によって死後も地獄の苦しみを

味わう海士の姿を描いた物語です。

浄瑠璃作者は、能の中では説明されない密漁の理由を解き明かす趣向の話

を書き上げました。

また、能が海士の死後の物語であるのに対して、浄瑠璃では海士が簀巻に

されて殺されるという事件を更にさかのぼって、海士の生前の物語を書い

ています。


落語ではこの和歌を題材にした「西行」という話があります。

染殿という女房に懸想をした北面の武士・佐藤憲清は、思いがかない一夜

を共にします。

憲清は別れ際に逢瀬を尋ねますが、染殿は「阿漕であろう」と答えて立ち

去ってしまいます。

憲清はこの「阿漕」の意味がわからず、悩んだ挙句に出家してしまいます。

出家して西行となった憲清が伊勢国を旅していると、馬方が馬に「おまえ

のような阿漕な奴はない」と言っているのを聞き、その意味を尋ねると、

「馬が餌を食ったばかりで、いくらも稼がないうちにまた餌を食いたが

って困るのだ」という返事。

そこで西行は「阿漕とは二度目のこと」と気づく話です。

以下は「釣りと魚のことわざ辞典」二階堂清風著東京堂出版からの引用。

阿漕平治という漁師(一説では海士)は、老母の病を治すため難病に効く

とされたヤガラを求めて、禁漁区の海に禁を犯して網を入れました。

ヤガラは矢の幹のように細長い魚。

江戸の書物によると、反胃(食べ物が消化されずに戻してしまう病)や

噎膈(食べ物がのどを通らない病)の病にかかった人に与えるといいと

されていました。

ヤガラの体内に食物を含ませ、ヤガラの口をストローのようにして食べ

させると戻すことがないと信じられいたようです。

「ヤガラ」は、平治住家ノ段にある「十握ノ釼」を、あらわしています。

暫くは、人に知られず、また、知られても孝養ということで、大目に見

られていましたが、図に乗って幾度と無く網を入れたため、捕らえられて

簀巻きにされ、この浦に沈められてしまいました。

その後、誰となくこの浦を「阿漕が浦」と呼ぶようになったとか。

「平治住家」の初演の後、浄瑠璃の影響を受けた孝子伝説が地元に生まれ、

天明二年(1782年)には主人公・阿漕の平治を供養する阿漕塚が海岸

付近に建てられ、今でもかの地に残されています。

津には平治煎餅があり、地元では「孝行せんべい」と呼んでいるらしいが、

製造元の消費期限偽装が発覚、文字通りあこぎな商売をしていたようです。

ちゃんちゃん。

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高槻 散策と買物  おまけ WindowsOS別サービス期限

2012-12-06 15:00:00 | 近畿・遊
お風呂とパックになった「天然海水いけす 海陽亭」のワンコインランチ。  

あきらかに野菜不足なので、急遽センター街にあるお惣菜の店「じゃがいも」

へ行き、お惣菜を数品購入。

  オクラ饅頭となすの煮もの。

他にも緑色のほうれん草オムレツ等、美味しそうなおかずがあったので、こちらの店

は再訪しそう。

以前、職場に高槻の弁当会社さんが営業に来て、経営者のお姉さんがこのお店をして

いると話していましたが、今回初めて利用しました。


センター街でもうすぐオープンのお肉屋さん 黒門 牛兆 

ピンボケですが、店内のショーケースがなかなか強烈な紫色・・・



こちらも、まもなくオープンしそう


 鶏だってオープンしています。





ちょっと食傷気味ですか。

 クリスマスしている花屋さんの店先。

文具店ではパブロフの愛用のトラベラーシリーズを購入。


 JRの駅前で、いつも松坂屋の地下とセットでのぞく自然食の店。

松坂屋の地下の野菜売り場は、カラフルな熊本野菜をよく取り寄せていて販売しています。

1度カラフルなミニトマトをたくさん買って、直接取り寄せられたらと思い、農場の名前

の書かれた看板を写真に撮っていいか店員さんに尋ねたら「覚えて下さい」と言われ筆記

した事があります。

時刻表でも何でもメモ代わりに記録しているので、この対応は意外でしたが、しょうが

ないですね。

この日は白や紫色のカラフルなにんじんが大量に売れ残ったらしく、一本200円近い

定価から、三分の一位の値段で売っていました。

 白いにんじんは、味は普通のものと同じでしたが、

みかけが大根みたいなので、煮物に使用したのは失敗でした。

濃い緑のサラダに添えたら良かったかも。

駅地下の展示は、よく変わっていて結構楽しい。



 街を歩いていて、おしゃれと思うと美容室な事が多い。





 朝通った時はまだ開店準備中だったルート271でパンを購入。



店が宣伝しているクリームパンを買おうかいつも迷う。

最近、駅近なのにひっそり経営している印象のクリームパンで有名だったプレザンさんが、

ベーグル専門店になったのは、こちらの影響だろうか・・・

結局いつもと似たものばかり購入。



珍しかったのは酒かすを利用したパン。

季節的には黒豆ときなこやマロンもの。

お惣菜パンはいつものパターンですが、季節野菜がたくさん乗っていてもデザインは左右対称なので、作る方も、

いろいろ食べたいわが家にも2人分が分けやすくて楽。
 

市役所の近くの大きなスクランブル交差点。

 信号の待ち時間に見たさざんかのつぼみ。

 

このギタースクールの看板は今まで気がつかなかったけれど、アコースティックギターって

アコギって略すと学習。

以来、この看板を見ると笑ってしまう。

このあと電化製品の店へ。

少し前に買ったノートパソコンのウィルスソフトが、わが家で使っていた3台まで使用可の

ものとあわなかったので、あわてて買いに来たのです。

それで改めて知ったウィンドウズのOS別 保守期限。

参考までにご覧下さい。



近年は10年かそれ以上のサポートがめやすでしょうか。

うちのもう1台のノート、XPもあと1年半使えるかな~。

最近ぽけがすすみ、初期化した結果、幼児化してしまったけれど、再来年の桜が散る頃まで一緒に暮らせたら。

・・・ってなんかペットみたい?

ちなみに我が家では、このノートは生き物扱いで、10年近く前に買った頃は旅行にも連れて行ってました。

だから不調の時も「買い換える」話は家でせず、車でしていたのですが、新しいノートパソコンを買った翌朝から

フリーズしてしまい、機械なのにやっぱり敏感。

今これを書いているこの新しいノートとも、仲良く暮らしてくれるといいのですが。

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高槻 天然海水いけす 海陽亭 1日70食限定 今ならランチがワンコイン!

2012-12-05 15:00:00 | 近畿・食
お風呂上りに、すぐ食事するのもと思ってぐずぐずしていたら、11時~のランチタイム

をだいぶ過ぎてしまい、11時半頃お店へ。

  店の名前は 天然海水いけす 海陽亭です。

鳥取にも同名のお店があり、グループが数軒あるようです。

地方に行くと、意外な場所に意外な店の支店があって地元に根付いていたりします。

例えば鳥取だと大阪の丸福珈琲、今年利用した店だと、愛知県豊橋の駅前に栃木県

日光の金谷ホテルのベーカリーがあり、驚きました。

親戚なのか、修行した人のノレン分けなのか、何が縁でこの地にと考えると不思議。

ここも鳥取の人が見たら、同じような感じなのでしょうね。







 店の前にはランチの案内が出ていて、500円とありました。



セットのチケットの内容がわからないまま購入したので、とにかく地下のお店へ。

年配の女性とほぼ同時に階段を下りる。

  途中、美味しそうな海産物の写真が続きます。

なんとお昼前なのに既に満席でした。

まず最初の難関?店の入口で、店側が考えているのと反対の扉からお客さんが入って

くるらしい。

 外からだと左側の扉が正しい。が、なぜか皆、右側から入店。

玄関はよくある方式で、ここで靴を脱いで自分で下駄箱にしまうのですが、鍵はなく、

客が扉を次々に開けて、空きスペースを探さなくてはいけません。

当然、鍵がないので場所も覚える必要あり。

私達の時はそういう案内もなく、なんとなく前客の様子を見てそうしました。

お客さんが座って待つスペースはありません。

皆、靴箱の前に立っています。

少し先のいけすに面しカウンターがしつらえられており、私達に背を向けて座っている

1人客の人達は落ち着かなかったと思います。

限定ランチは整理券が必要。

持ち出し厳禁、手書きの紙の整理券をもらう。

 ちょうど半分位の番号でした。

ここで店の人に、念の為にチケットのランチ500円の意味を確認。

780円のランチを食べるのに500円支払うのでなく、その券で今だけ500円の

ランチが食べられるという意味でした。

待ち時間、ここは2回目という年配の女性と話をして過ごしました。

10月13日オープンだから、まだサービスが中途半端、入り口扉の事も、ランチの

整理券配布も店や人がきちんと表示・案内しないのが問題と意気投合。

しかし同じ北摂でも先日のJ電機と言い、高槻のおばちゃんは気安いなぁ。

5分ほどして半個室に案内されました。

 個室のテーブル席、 通路に面したオープンな席もありましたが、



私達はいけすやその先に1人客中心のカウンター、入口まで見える半個室でした。



周りのテーブルの意見は「アナゴ」に落ち着く。



席は掘りごたつです。

  隣席との仕切りをはずし、

 足元の踏み板をはずせば、大人数に対応可能な造りでした。

 内装は居酒屋さんって感じです。

 注文は決まっているけれど、一応メニューチェック。 

 






 テーブルの上には特製しょうゆ。
 
   

お箸には「新鮮食材のぎんりんグループ 鳥取県木材?の端材からつくりました」と

ありました。

客層は女性客、1人客も多い気がしました。

両隣は女性グループ。

後から来た年配グループはランチの券を取っていなかったらしく、オーダーに来た人

に取ってきてもらったようです。

お刺身盛り合わせも追加されていました。

確かに鳥取の賀露港は「白イカ」で有名、もちろん冬は「カニ」も・・・


 かなり時間が経ってから、さめかけたランチ登場。

 冷たいカツ、濃い味付け、かなり脂っこいです。



 ブリのお刺身  茶碗蒸し、

小鉢はポテトサラダ。好物なんだけど・・・

 ご飯、漬物は残しました。

可能なら追加料金を払って、1人だけでも海老フライにしたり、追加で料理を取れば

良かったと反省。

 トイレチェック。  トイレ以外に通路に面してある洗面台。

 まだ新しいお店、夜も昼もがんばって下さい。

 私達が帰る直前、12時20分頃、ランチが終了していました。

この500円ランチ、いつまで続くかわからないそうです。

私達は早めに行ったので食べられましたが、同じチケットを使って食事に行ったら

「限定なのでもうありません」と言われたら、困ったり、怒る人もいそうです。

お得とサービスのバランスは難しいと思いました。




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