フレンチの三國清三(みくに きよみ)シェフの名前の入ったオーベルジュは、
たぶん3軒目。
全て宿泊利用したわけではなく、3軒それぞれコンセプトがあると思いますが、
こちらが1番オーベルジュらしく感じました。
最初がシェフの出身地、北海道の増毛、こちらは宿泊していません。
既存の宿をリニューアルされたようです。
その次が確か今から3年前の夏、2010年の8月に富山・氷見の老舗旅館で
格式の高かった「誉一山荘」さんのオーナーが交代し、新築で建て替えられた
「誉一山荘 オーベルジュ・ドゥ・ミクニ」。
こちらもレストランが先行オープンしていましたが、幸い宿泊のオープン日に
私達1組だけ、貸切状態で泊めていただきました。
全室見せてもらいましたが、どの部屋も趣があり、内装も違う豪華さでした。
ただこちらのメインは宿泊というより結婚式場のようでした。
そして今回、上川町にオープンしたのが、北海道イタリアンの名店と言われる
「リストランテ・テルツィーナ」さんとタッグを組んだ「フラテッロ・ディ・ミクニ」。
その名もイタリア語でミクニの兄弟です。
でも、3年位前までは東京のフレンチ「ルゴロワ」さんが出店予定でした。
それでたまに進行具合を確認していたら、いつのまにかこうなっていました。
当初4棟計画されていた併設のヴィラは、この夏2棟だけが先行オープン。
今回はオープンの6月15日からちょうど1ヵ月目、グランドオープンの
7月7日から1週間目に泊めていただきました。
宿泊費は人数で違いますが、休前日も同じようでした。
大人の修学旅行がテーマの部屋は、大勢で楽しめる内装で、今の時点では
子供も泊まれます。
眺めの良いバスルームは、シャワーブースも別で、バスローブも用意され
まるでリゾートホテルのよう。
使用しませんでしたが、個室のトイレから続く着替えスペースには扉がなく
ロールスクリーンが用意されていました。
旭川家具のあえて全てデザインの違う椅子もショールームのよう。
照明類はデザインいろいろで、各種用意され、床暖房も完備と聞きました。
寝室は狭目ですが、リビングの天井は高く、居心地の良い設計。
こう書くと豪華な感じがしますが、一部チープに感じる部分があって、
・玄関周りの狭さと換気。
・室内のバスルームをのぞく壁材。
・クローゼットのスペースが少ない。
このあたりがアンバランスでした。
「デザインと眺めは同じです」と聞いていましたが、置かれている椅子と
照明の色使いが少し違います。
私達の滞在したヴィラAは黒、お隣のBは白が基調でした。
尚、Aのトイレや寝室の高窓から、Bのテラスが見ようと思えば見えます。
食事は夕食は「フラテッロミクニ」で1番高い9000円のコース付き。
朝食はレストランから車でヴィラまで運ばれてきますので、今回はテラス
でいただきました。
時間は事前には朝9時~と聞いていましたが、9時以降で選択可能のよう。
現在、レストランは休日は満席で、昼も夜も予約がないと入れないそうです。
価格帯の割に、訪問者の服装や雰囲気はカジュアル。
中には食事中に抜け出して、外で景色の写真撮影をしている人もいました。
車でないと来れないロケーションのせいか、夜でもあまりお酒類をすすめ
ていない感じでした。
やはり素晴らしい眺めを堪能するには、お昼に訪問するのがおすすめです。
夕日は山と反対側に沈み、夜は真っ暗になるので星もきれいです。
コースメニューは後半ピザも出るので満腹になります。
パスタが2品続いたり、後半のデザート類がけっこう続くので、もう少し
変化とコース構成を変えた方がしっくりするように思えましたが、たまたま
私達の時がそうだっただけでしょう。
サービスは皆、札幌から地元に移り住んだ「テルツィーナ」のスタッフです。
スピーディーで、的確で、フレンドリーなサービスでした。
併設のガーデンは無料開放期間だけあって、まだ植栽もまばらでほぼ工事中。
朝食を食べている時から、観光バスがどんどんやってきますが、30分位で
出てゆくようでした。
トイレもいきなり長蛇の列に。
宿泊的には早朝やヴィラにゲストのいる時間から、大きな音のする草刈りを
するのはどうかと思いましたが、短い夏、大勢の見物客を迎え入れているの
でしょうがないかな。
ちなみに冬に営業するかどうするかは、今年1年やってみて決めるそうです。
同じ北海道のオーベルジュ「ホテル清さと」の支配人も最初の夏にそう言わ
れていました。
朝食後の散歩で、ガーデンを部屋着のままうろうろしていたら、おじいさん
に声をかけられ「ここは山のまま?私もガーデンをしているけど、後10年
はかかる」と。
ここは当初、笹と蟻塚だらけの土地だったと聞きます。
数人の女性ガーディナーさんが、朝から夕方までせっせと植物の植え替えや
世話をされていましたが、本当に来春有料でオープンできるのかな。
ヴィラも当初の設計図では4棟のはずが、どう見ても無理。
支配人らしい方は、ヴィラはデザインを変更したり、宿泊者同士の交流をはか
れる施設を作る構想もあるらしく、今後10年単位で変わっていく様子を
機会があれば見てみたいと思いました。
無料区間の高速道路からも近く、素晴らしい眺めの旭ヶ丘。
きっと数年のうちに人気の観光地になると思います。
結論 今ならどんどん変わっていく様子を見られます。
だから行くなら今でしょ!
素晴らしい眺め、阿蘇に似ている気がしました。
たぶん3軒目。
全て宿泊利用したわけではなく、3軒それぞれコンセプトがあると思いますが、
こちらが1番オーベルジュらしく感じました。
最初がシェフの出身地、北海道の増毛、こちらは宿泊していません。
既存の宿をリニューアルされたようです。
その次が確か今から3年前の夏、2010年の8月に富山・氷見の老舗旅館で
格式の高かった「誉一山荘」さんのオーナーが交代し、新築で建て替えられた
「誉一山荘 オーベルジュ・ドゥ・ミクニ」。
こちらもレストランが先行オープンしていましたが、幸い宿泊のオープン日に
私達1組だけ、貸切状態で泊めていただきました。
全室見せてもらいましたが、どの部屋も趣があり、内装も違う豪華さでした。
ただこちらのメインは宿泊というより結婚式場のようでした。
そして今回、上川町にオープンしたのが、北海道イタリアンの名店と言われる
「リストランテ・テルツィーナ」さんとタッグを組んだ「フラテッロ・ディ・ミクニ」。
その名もイタリア語でミクニの兄弟です。
でも、3年位前までは東京のフレンチ「ルゴロワ」さんが出店予定でした。
それでたまに進行具合を確認していたら、いつのまにかこうなっていました。
当初4棟計画されていた併設のヴィラは、この夏2棟だけが先行オープン。
今回はオープンの6月15日からちょうど1ヵ月目、グランドオープンの
7月7日から1週間目に泊めていただきました。
宿泊費は人数で違いますが、休前日も同じようでした。
大人の修学旅行がテーマの部屋は、大勢で楽しめる内装で、今の時点では
子供も泊まれます。
眺めの良いバスルームは、シャワーブースも別で、バスローブも用意され
まるでリゾートホテルのよう。
使用しませんでしたが、個室のトイレから続く着替えスペースには扉がなく
ロールスクリーンが用意されていました。
旭川家具のあえて全てデザインの違う椅子もショールームのよう。
照明類はデザインいろいろで、各種用意され、床暖房も完備と聞きました。
寝室は狭目ですが、リビングの天井は高く、居心地の良い設計。
こう書くと豪華な感じがしますが、一部チープに感じる部分があって、
・玄関周りの狭さと換気。
・室内のバスルームをのぞく壁材。
・クローゼットのスペースが少ない。
このあたりがアンバランスでした。
「デザインと眺めは同じです」と聞いていましたが、置かれている椅子と
照明の色使いが少し違います。
私達の滞在したヴィラAは黒、お隣のBは白が基調でした。
尚、Aのトイレや寝室の高窓から、Bのテラスが見ようと思えば見えます。
食事は夕食は「フラテッロミクニ」で1番高い9000円のコース付き。
朝食はレストランから車でヴィラまで運ばれてきますので、今回はテラス
でいただきました。
時間は事前には朝9時~と聞いていましたが、9時以降で選択可能のよう。
現在、レストランは休日は満席で、昼も夜も予約がないと入れないそうです。
価格帯の割に、訪問者の服装や雰囲気はカジュアル。
中には食事中に抜け出して、外で景色の写真撮影をしている人もいました。
車でないと来れないロケーションのせいか、夜でもあまりお酒類をすすめ
ていない感じでした。
やはり素晴らしい眺めを堪能するには、お昼に訪問するのがおすすめです。
夕日は山と反対側に沈み、夜は真っ暗になるので星もきれいです。
コースメニューは後半ピザも出るので満腹になります。
パスタが2品続いたり、後半のデザート類がけっこう続くので、もう少し
変化とコース構成を変えた方がしっくりするように思えましたが、たまたま
私達の時がそうだっただけでしょう。
サービスは皆、札幌から地元に移り住んだ「テルツィーナ」のスタッフです。
スピーディーで、的確で、フレンドリーなサービスでした。
併設のガーデンは無料開放期間だけあって、まだ植栽もまばらでほぼ工事中。
朝食を食べている時から、観光バスがどんどんやってきますが、30分位で
出てゆくようでした。
トイレもいきなり長蛇の列に。
宿泊的には早朝やヴィラにゲストのいる時間から、大きな音のする草刈りを
するのはどうかと思いましたが、短い夏、大勢の見物客を迎え入れているの
でしょうがないかな。
ちなみに冬に営業するかどうするかは、今年1年やってみて決めるそうです。
同じ北海道のオーベルジュ「ホテル清さと」の支配人も最初の夏にそう言わ
れていました。
朝食後の散歩で、ガーデンを部屋着のままうろうろしていたら、おじいさん
に声をかけられ「ここは山のまま?私もガーデンをしているけど、後10年
はかかる」と。
ここは当初、笹と蟻塚だらけの土地だったと聞きます。
数人の女性ガーディナーさんが、朝から夕方までせっせと植物の植え替えや
世話をされていましたが、本当に来春有料でオープンできるのかな。
ヴィラも当初の設計図では4棟のはずが、どう見ても無理。
支配人らしい方は、ヴィラはデザインを変更したり、宿泊者同士の交流をはか
れる施設を作る構想もあるらしく、今後10年単位で変わっていく様子を
機会があれば見てみたいと思いました。
無料区間の高速道路からも近く、素晴らしい眺めの旭ヶ丘。
きっと数年のうちに人気の観光地になると思います。
結論 今ならどんどん変わっていく様子を見られます。
だから行くなら今でしょ!
素晴らしい眺め、阿蘇に似ている気がしました。