A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

いわき市田人町 お食事処ながせ 3代目の作るソースカツ丼

2012-04-29 15:00:00 | 東北・食

買い食いばかりしていたので、だいぶお腹もいっぱいになってきたのですが、

やはりなかなか来れない旅先。

不定休だからお休みかも・・・でも開いていても、食べきれるだろうかと不安

に思いながら同じ田人町内のお食事処「ながせ」さんへ。

ここは地元で三代続く老舗で、現在は永瀬孝弘さんが跡を継がれています。

小さな食堂と思っていましたが、オードブルや折り詰めなどにも対応可能で、

50人まで収容可能な大広間もあるらしく、各種宴会もできるようでした。

  入口上にはチャイム  

敷地は広く、どこに車を停めたらいいのか迷うほどです。

お昼時でしたが、先客1組も途中で帰ってしまいました。

  

ラーメンも美味しいらしいのですが、今回はソースカツ丼セット900円を注文。

食べ続けている割に、1人だけでもミニにしないところが、我ながら食い意地が

はっていると思う。

みそカツ丼や、チャレンジャーならダブルカツ丼もあります。

使用している豚肉は注文を受けてから切りさばかれ、ソースは自家製秘伝だれ。

福島のソースカツ丼は会津若松が有名ですが、いわき周辺ではこちらが有名。



会津若松では、数年前に○孔雀食堂という、巨大カツが名物の店に行きました。

カツを持った箸が折れたので、我が家では「箸折れトンカツ」と伝説化し、

あまりのボリュームに感激して、思わずその日の機内食として持ち帰りも注文。

福島空港の待合室で食べていて、注目をあびました。

が、店のお手洗いをお借りして実は○店なのではと思い・・・2度といけない

幻の店になってしまいました。

 待ち時間にテレビを見ていたら、私の住む地では、

前年度の夏に切り替わった、アナログ放送終了のお知らせが出ていました。

たぶん震災の影響で、延長されていたのでしょうね。




食後、トイレをお借りしましたが、1度店の外に出て、奥のお住まい?の方にあり、

 途中見かけた物の置かれ方が、○孔雀食堂と似ていた。


店は、  黒田水仙畑という とてもわかりやすく、魅了的な響き

の場所にあり、時期的に水仙が咲いていたらと思っていましたが、まだ東北の

春は遠かったようで、全く咲いていませんでした。

九州だと12月から、大阪近くで水仙が有名な淡路島や福井は1~2月が花期。

東北は以前、みやぎ蔵王えぼしスキー場へ5月の連休に水仙を見に行きましたが、

いったいこのあたりはいつ咲くのでしょう?

住 所 : いわき市田人町黒田字掛橋17-1 黒田水仙畑前
駐車場 : あり
電話番号: 0246-69-2146
定休日 : 不定休
営業時間: 11:00~20:30
アクセス: いわき~石川線から田人に入り、田人饅頭のある黒田の町並みを
少し過ぎた所。
田人小学校、田人中学校の手前。
地元的には、震災で道路が大きく陥没した場所だそうです。

電話は良い風呂♪なんですね~。

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いわき市田人町 一心堂 田人饅頭 予約して食べたい上品な味

2012-04-28 15:00:00 | 東北・食
次に向かったのが、いわき市田人町にある「一心堂」さん。

小さな商店街の一画にあり、普通の民家の1階がお店と言った雰囲気。

でも創業90年の老舗で、ここ30年は田人饅頭のみを名前通り、一心に作り

続けていらっしゃいます。



北海道産の小豆の皮をむいて、時間をかけて煮詰めた、甘さ控えめの上品な

自家製あん。

小麦粉と三温糖を練り上げた皮とよくあいます。

朝4時から丁寧に造られるお饅頭は、1日400個程度。

早ければ午前中に売り切れてしまうらしい。

今回はその日に泊まるリピート宿への手土産として、事前に予約していました。

平日の午後、早い時間に伺いましたが、もうあまり数は残っていませんでした。

賞味期限的に、ぎりぎり自宅持ち帰りもできたので追加も聞いてみましたが、

できればできたてを、早い時期に食べて欲しいとの事なのであきらめる。

遠方からの客だからか、たくさん購入したからか、商品にできないというものを

いくつかおまけにいただきました。

落ち着いた雰囲気の女将さんは、親切で丁寧な接客でした。

やっぱり商品も作り手に似るのかな?

 誘惑に負け、またまた、いただいてすぐに食べてしまう。


裏メニューとして、饅頭の皮が余った時にしか作られない、皮だけバージョンがあるらしい。 


住所:いわき市田人町黒田字別当62-1

電話:0246-69-2548

営業時間:9:00~18:00 

定休日:木曜日

駐車場:なし

アクセス: 常磐自動車道いわき湯本インターより約40分

※お饅頭が無くなりしだい閉店。

予約可。

夏期以外、宅配便にて地方発送可。

賞味・消費期限:夏期・2日、冬期・4日

保存方法:常温

料金:1個105円

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いわき市遠野町 うさぎや にんにくが香ばしいみそやき(おにぎり)

2012-04-27 15:00:00 | 東北・食
須賀川の宿を出たのが午前11時。

この日は、お昼を含む3つのコースを候補に考えていました。

・須賀川で人気のラーメン店 2軒 
→ 須賀川はよく福島空港の時間調整に立ち寄るからパス。

・いわきから海岸線沿いに南下。

・いわきから山側を通って南下。

結局、時間と予約の関係で最後のコースに決定。

内容と量的には、まとめて1記事でもいいのですが、多くの人に震災後のいわき

の情報を知ってもらいたいので、1軒ずつご紹介します。

須賀川インターから、高速道路で2日前に泊まったスパリゾート・ハワイアンの

最寄りインターいわき湯本で下車。

次のいわき勿来(なこそ)インターまで、一般道でグルメドライブをします。

海岸線沿いのコースも魅力的でしたが、以前2度ほど観光しているのと、事前

に2度電話したものの予約不可の店なので、手土産で考えていた「ゼリー」の

数の確保ができなかったので。

「ゼリーのイエ」は数年前に利用しましたが、今は通販中心に全国的に有名に

なったので又次回に。

今回は店に行かないと買いにくい、地元の人気店を中心にめぐりました。

3軒ご紹介しますが、30年以上の人気商品があったり、扱う品が1商品だけ、

家族経営で三代目の食堂とどこも老舗。

でも気楽に利用できる親しみやすい雰囲気のお店ばかりでした。

最初の目的地は、遅いお昼までのつなぎと夜食用におにぎりの店へ。

いわき市なのですが、地名が遠野町。

何だか不思議な感じです。

店はいわき湯本インターから、福島県道14号線 いわき石川線沿いを山側に

走っていると、反対車線の右側に

 大きな看板が出ているのでわかりやすいと思います。

場所は遠野高校の近くで、セブンイレブンと同じ並び。

持ち帰りのお弁当屋さんと同じ位の大きさの店舗には先客が1人。



お店の外に貼ってある説明書きが上手で、ついあれこれ買っちゃいそうに。

購入したのは、「愛されて30年 当店一番人気」のみそやき

1個90円、中には梅干が入っています。

基本持ち帰りですので、注文後は店前の駐車場で待機。

できたてを持ってきてくれます。

思わずその場で1つずつ食べてしまいました。

  みそにんにくの匂いが食欲をそそります。

おこわのしょうゆふかし等、郷土食っぽいメニューもありました。

午前6時~午後7時営業と、地域密着店ならではの営業時間も貴重です。

駐車場、店前にあり

所在地:福島県いわき市遠野町上遠野字太田60-1

電話番号:0246-89-3286

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いわき グラン・ブルー 豊富な品揃えの町のケーキ屋さん

2012-04-14 15:00:00 | 東北・食
スパリゾートハワイアンのモノリスタワーをチェックアウトし、ランチを予約

していたフレンチの予約時間までに、旅行中のおやつを買いに立ち寄りました。



2号店もある地元で人気のお店です。

写真を見るとパティスリー、ショコラティエと書かれていますね。

 他にパンもありましたし、

  マカロンも人気のようでした。

店名からイタリアかフランスのお菓子が中心と思っていましたが、パティシェ

の方はドイツの製菓学校で研修された事もあり、いろいろなお菓子が用意

されていました。

 持ち帰りで購入したのは、

  ワイルドだぜぇ?

安価な割にフルーツがしっかり入り、美味しいと聞いたクレープ。

おすすめと聞いたミルフィーユは時間的に崩れそうで無理でしたので、

その場でカスタードクリームを詰めてくれる

  ケーキ屋さんのメロンカスタード。

   

やはりおすすめと聞いた、ドイツの製菓学校で学ばれたシュテルン。

 カヌレ

カヌレとかクイニーアマンとか、かって流行したものは、見かけたら買うように

しているのです。

そう言えば一昨年春に、青森の弘前と八戸で人気の品として買った記憶が。

東北には多いのかな。



宿泊先の宿の部屋や、カフェでこっそり・どっさりいただきました。

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裏磐梯 パン工房ささき亭 

2012-02-14 15:00:00 | 東北・食
すみれから、米沢猪苗代線を磐梯山方面に向かいます。

もう何回も通っている、おなじみの道。


途中、白布温泉を通過。

 昨年10月には「新高湯温泉」へ立ち寄り湯に行ったっけ。

その時はちょうどこのあたりが紅葉の最盛期でした。



山形県と福島県の県境を縫うようにして進む。


  

 白布峠からは眼下に檜原湖が見える。





出発時間が遅れたので、今日はゆっくりランチをする時間がない。

数年前のお昼に1度来て、ほとんど品切れだった「パン工房ささき亭」へ。
 場所は檜原湖の近くです。

ここは元フレンチのシェフが、アウトドアで訪れていた地にオープンしたお店。

ずいぶん昔、雑誌「クロワッサン」に紹介されて以来、訪ねてみたかったのだが

前回は5月の連休中で、お昼にパンを数個しか買えなかった。

予定が狂い、超繁忙期の観光地で

昼食難民になりかけた苦い思い出 が蘇る。

玄関前にテラス増設中。



 店の裏側に回ると

 ちょっとかわったデザインの窓。

 階段を上がり、

 小さなテラスへ。振り返ると棟続きの立派なお住まいです。

 

前回はお昼で1度店を閉め、午後から再オープンすると言っていたし、

儲かっているのだなぁ。


店内は結構広いのだが、スリッパの数で入場制限しているらしい。





今日は平日なのですんなり入れた。

まだ少しパンも残っています。

その場でサンドイッチと「べこの乳牛乳」他で軽食。



 

うーん?なんでこんなに人気があるのだろ。山の空気か。

 しかしこの山、何か欠けてる気がする・・・

食欲は満たされず、期待が大きかっただけに、気持ちも不完全燃焼で終了。

 既に紅葉の盛りをすぎた山の別荘地はとても寂しい。


この日の宿へ急ぐ事にした。


次回は夕食少量コースもあるけれど、もちろん毎回選ばない新潟の再訪宿へ。

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喜多方・さゆり食堂(ラーメン)

2012-02-03 21:31:49 | 東北・食
「パティスリー塔之沢」を出るともうお昼近く。

会津でランチの予定は次回の楽しみにして、宿への通り道にある喜多方の街

へ行く事にしました。



夫のパブロフはラーメン好き。

彼のお気に入り「食堂なまえ」は寄り道になるので、今回は初めての

「さゆり食堂」へ。



お昼の12時台でしたので広い駐車場はほぼ満車。

私はラーメンを1人前食べきれないので、お店が忙しい時間はいつもパブロフ

だけが食べるようにしています。

1人だとカウンター等、すぐ座れる場合も多いので時間の節約にもなります。

その間に私は車で非常食のクッキーをかじりながら荷物整理。

もらったばかりのパンフレットを参考に今後のルートも決めました。


<旅のヒント>
旅行中にもう使わない資料やガイド、自宅まで開けることのないお土産等は
レンタカーのトランク部分に専用袋を置いて入れています。
そうすると宿にまで持ち込まなくてすむから、荷物が軽くなるし整理も楽です。
専用袋と言っても中身が見えやすいスーパーの袋で十分。
小物が多い場合や、悪路を通る場合は密封できる袋を選んで下さいね。



喜多方を出発し、米沢方面へ向かいます。

山越えルートなので紅葉も見事。

大峠トンネルの中央で福島県から山形県に入ります。

道の駅「田沢」で小休憩。


途中、こんな看板を見かけました。

「椿」じゃなくてちょっと残念。




山形県に入るとなじみのあるスーパーや銀行名が出てきます。



旅行中はなるべくローカルなスーパーに行くようにしています。

今回はここで旅行中のドリンクやおやつを探しました。



芋煮の季節にはこんなものもあります。




食材を購入すれば、鍋等を貸し出してくれるサービスです。

お鍋でたくさん作ると美味しそうな気がします。

1度トライしてみようかな。

次回はいよいよ本日の宿 米沢の「時の宿 すみれ」へ。

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世界一のパティシェのお店 パティスリー塔之坊

2012-02-02 20:36:41 | 東北・食
私達のお目当てはパティスリー塔之坊さん。

お店は虚空蔵尊円蔵寺の目の前にあります。

宿坊である「旅館あづまや」さんの呼び名でもある「塔之坊」。



 パティシェの東久美子さんは、この宿の娘さん。

お店も宿の一角にあります。

まだお若いですが、2006年(平成18年)世界洋菓子連盟 国際ジュニア製菓

技術者コンクールの優勝者

この大会は1982年のスペイン大会からスタートした若いパティシエの技術向上

と国際交流を目指して隔年で行われているコンクールです。

日本はなかなか優秀で、東さんが参加した2006年のドイツ大会、2008年の

ポルトガル大会でも優勝。

2010年のハンガリー大会では銀及び銅メダルを獲得しています。

次回、2012年秋のブラジル大会が楽しみですね。


ちょうどお店の開店10時半にあわせて到着。



駐車場に車も停められたのですが、お店が開く気配がありません。




宿で聞くと、11時開店ということでロビーで待たせていただける事に。

残念ながら今、虚空蔵尊円蔵寺の表参道は蜂が大量発生していて通行不可。

小雨も降ってきたので、ゆっくりさせていただく事にしました。



案内して下さった女将さん=お母様らしい方が、待っている間に紅茶まで

いれて下さいました。



6室のこじんまりした宿の規模は好みですが、お花を見ているとセンスが微妙?




11時になりお店へ。



当初の予定は持ち帰りして、会津で11時半開店のレストランに行く予定でした。


持ち運びしにくい繊細そうなケーキを選んでお茶してしていくことにしました。



あまり落ち着ける場所ではありませんし、繁忙期はそれもできないようです。

この日は朝1番という事もあり、大量に購入した手土産を包んでもらう合間に

ティータイム。

事前にチョコ系がおすすめと聞いていたのでそちらとコーヒーを。

こだわりがあるのかコーヒーにはミルク類はつきません。



待ち時間に見つけた手作りキャラメル。

ほろ苦くて形も不ぞろいなのがかえって愛らしく瓶の中のものを全て購入。

  1個20円と値段もかわいい♪



こちらのケーキは小ぶりで味が濃厚なタイプが多く、価格も高めの設定。

支払いは全部で7~8千円だったと思いますが、どうも受け取った品数が

少ないような気がします。

確認するとマカロンの詰め合わせが1つもれていました。


このあたり、まだオープン2年目とは言え、お菓子のレベルの高さから

比べるとサービス面で課題があるように感じました。

でも又行くと思います。


次回は喜多方のラーメン店「さゆり食堂」へパブロフがお邪魔します。
 

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