腹ごしらえを終えた後、高地に来ていることもあり、ホテルでゆっくり休憩するかと思っていたが、嫁さんが思いのほか体調が良さそうだったので、予定を変更し、観光をすることにした。
郎木寺は小さい町だが、甘粛省と四川省の境界付近に位置している。
観光の目玉は2つの寺で、甘粛省側にある色止寺(セルティ・ゴンパ)と四川省側にある格爾底寺(キルティ・ゴンパ)だ。
郎木寺は小さい町だが、甘粛省と四川省の境界付近に位置している。
観光の目玉は2つの寺で、甘粛省側にある色止寺(セルティ・ゴンパ)と四川省側にある格爾底寺(キルティ・ゴンパ)だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/86/b82131c3f6e2dbccb185c93f01a278bc.jpg)
どちらから行ってもいいのだが、たまたま昼飯を食べた清真食堂に近かったのが、四川省側のキルティ・ゴンパだったので、まずはこちらから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b3/fd3f7dd676c8d429f297f2c2b73f7cf4.jpg)
入場料は30元。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/fb/d0fd8c867de1b7f9864f4faba1c1e177.jpg)
入口の門を入ってすぐのところに商店が。
寺の敷地内ため寺院直営なのかもしれない。
坊主や巡礼のチベタンが群がっていたので、珍しいものでも売っているのかと覗いてみたら、アイスクリームを購入していた。
寺の敷地内ため寺院直営なのかもしれない。
坊主や巡礼のチベタンが群がっていたので、珍しいものでも売っているのかと覗いてみたら、アイスクリームを購入していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0b/6cfafa96da00e7b854525da21806a4e4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/98/217c06303cbd31b3382c8f9d6e04b27f.jpg)
寺の敷地は広く、観光客を受け入れているようなスポットへは徒歩15分ほど。
富士山の山頂ほどの高地なので、ゆっくり散歩。
富士山の山頂ほどの高地なので、ゆっくり散歩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7e/1a702593e5838f7e4432be3a0e28bac8.jpg)
巡礼者とともに、丘の上の寺院を目指す。
なかなか遠いぞ。
なかなか遠いぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/0f/66b4b5ff459f107fcedab78863c1a9fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/84/73582644329cac7b99610f1351dbfaef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/cf/081960a68172cb650b3c4c7ec1aa6caa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/bb/8b5797f1b0a71dd3348351e5144703b9.jpg)
ようやく到着。
とりあえずデカイ。
高い壁の周りを、巡礼者たちは祈りを捧げながら、時計回りにぐるぐると何周も巡る。
中は撮影禁止のため、写真はないが、とにかく仏像がデカかった。
とりあえずデカイ。
高い壁の周りを、巡礼者たちは祈りを捧げながら、時計回りにぐるぐると何周も巡る。
中は撮影禁止のため、写真はないが、とにかく仏像がデカかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7d/e33072d128a924d9856c39f91396c7d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/32/3b822ae314282afa25dbd179af5844a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/71/04e785dc0b1eff723e2743801064f22c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/1f/5b552472eccdfee89e6f7a1a6d972c37.jpg)
メインとなる観光を終えたが、巡礼者という巡礼者がもっと敷地の奥に進んで行くので、我らもそれについて行く。
草地が広がり、坊主が時間を潰していたり、ピクニックにも適していそうな森が広がっていた。
休憩時間なのか、小坊主たちが木のまわりで遊んでいた。カメラを向けると撮るんじゃねーと怒られる。
草地が広がり、坊主が時間を潰していたり、ピクニックにも適していそうな森が広がっていた。
休憩時間なのか、小坊主たちが木のまわりで遊んでいた。カメラを向けると撮るんじゃねーと怒られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0e/24b1b0d11b751dddab30e077efa7154b.jpg)
せせらぎの水流を利用して回り続けるマニ車。
何もしていなくても、お経を読んだ功徳が勝手に積まれていって、非常に効率的。
何もしていなくても、お経を読んだ功徳が勝手に積まれていって、非常に効率的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/47/cefba7e9aed9fa1e95e590ed1c28bbda.jpg)
さらに奥に進むと、洞窟があったりして、完全にハイキング気分。
標高4,000m近いのに、水量も豊富で、緑もしっかりあるのがすごい。
標高4,000m近いのに、水量も豊富で、緑もしっかりあるのがすごい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/be/79410b29a98ddb1b591c2f2943221e15.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/24/3c7928599856804ec9811a3a217b7e67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/12/3a79e1ceb73d8cd6b357dba44fb4229a.jpg)
建物のまわりをコルラした巡礼者は、その後、寺院の敷地のまわりを巡りだす。祈りを捧げながら。
もちろんヒマなので、これについていって散歩を続ける。
もちろんヒマなので、これについていって散歩を続ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/78c4c45c20f8cc5f7fe3e45978c33423.jpg)
観光もコルラも終えて、寺を出ようとしたら、急にスコールのような大雨に降られた。
近くにあった商店の軒先に逃げ込み、雨宿り。
約30分近く降り続いた。
坊主や巡礼者も逃げ込んできて、商店の軒先はすし詰め状態に。
近くにあった商店の軒先に逃げ込み、雨宿り。
約30分近く降り続いた。
坊主や巡礼者も逃げ込んできて、商店の軒先はすし詰め状態に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4e/fbb5e61d0126173cb26ecaddcbf1653e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/13/f5e645db93aba31a10c37fa3662e25e0.jpg)
雨上がりの郎木寺。
心なしか、空気がおいしくなった気がする。
湿度のおかげか?
心なしか、空気がおいしくなった気がする。
湿度のおかげか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/44/5df91feb5799b407ca9fb0e2c2b0c23e.jpg)
道端にいた毛玉のような野良犬。
正直、汚いよね…。
正直、汚いよね…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f4/c29b9c9389808400bc01c236f803605a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7c/d7edc941bf60ea22c798bdfa0bc66d99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/95/b883a929e5d55d053d3c9bd7431f0316.jpg)
夕食は、観光客も多く入っているホテル近くの食堂へ。
辛いけどうまい「水煮肉」と空心菜の炒め物を食す。
それなりに値段が張るのが厳しいが、どんなに僻地を訪れても、そこそこのレベルの中華を食べることができること、この1点のみに関しては、チベットが中国に取り込まれてよかったと思える。それ以外は、まったくメリットないけれど。
食堂の壁には、訪れた旅行者たちが貼り付けた付箋(99%中国語)が。
辛いけどうまい「水煮肉」と空心菜の炒め物を食す。
それなりに値段が張るのが厳しいが、どんなに僻地を訪れても、そこそこのレベルの中華を食べることができること、この1点のみに関しては、チベットが中国に取り込まれてよかったと思える。それ以外は、まったくメリットないけれど。
食堂の壁には、訪れた旅行者たちが貼り付けた付箋(99%中国語)が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4a/1965f75ba31753960ee9c2430066ae67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a4/14b371309397778d5467a6052b39cb8e.jpg)
帰り道、商店で購入したビール。
「釣魚島ビール」って…。
どんだけ愛国的なんだ、この国は!
ちなみに、2本目を買おうとはけっして思わない駄ビールであった。
「釣魚島ビール」って…。
どんだけ愛国的なんだ、この国は!
ちなみに、2本目を買おうとはけっして思わない駄ビールであった。
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます