もうこのブログも、自分の映画備忘録的なものになってしまった。
気付いたら、もう8月後半。どんだけ更新していないんだって。
気付いたら、もう8月後半。どんだけ更新していないんだって。
題名の後ろに★が付いているのは、映画館で観賞したもの。▲が付いているのは、主にBS松竹で放映された短編映画。
哭声
THE CROSSING▲
Cockkoo▲
Cut Cut▲
The Stick▲
Yes-people▲
ピエロがお前を嘲笑う
ビルマの竪琴
居眠り磐音
ドリーム
Rise of a star▲
収容病棟
SKIN▲
妻への旅路
Hunger▲
Il Moudiale in piazza▲
I Never Lie▲
Magic Alps▲
Long Branch▲
鬼平犯科帳
ロシアンルーレット
ナイト・オン・ザ・プラネット
千年女優
Only A Child▲
Say Yes▲
マッキー
Millions of tears▲
Tennis Elbow▲
夜明けの祈り
万引き家族
プラトーン
初恋のきた道
君たちはどう生きるか★
ハンガーゲーム
ミステリと言う勿れ★
ヨーロッパ新世紀★
サタデーフィクション★
クライマッチョ
魔界転生
ゴジラ-1.0★
忠臣蔵外伝四谷怪談
イップマン序章
イップマン葉問
イップマン継承
イップマン完結
Benjamin's Last day at Katon Swimming Complex▲
Get up Kinshasa!▲
Odd is an Egg▲
以上、全48本でした。
2017年は36本、2018年は34本、2019年は34本、2020年が40本、2021年が35本、2022年が39本だったので、あいかわらず短編映画で数を稼いでいるはいえ、新記録更新でした。
ということで、以上の映画から、2023年の私的ベスト3を発表。
まずは3位
「収容病棟」
昨年の私的映画ランキング2位「無言歌」に続き、今年も王兵の作品がランクイン。中国・雲南省の精神病院を映した一本。237分の長丁場で、観ている自分もいつの間にか「そっち側」に行ってしまったのではないかと思えてくる。終始にやつき奇声を発する男から、反政府的活動をしたことで精神病という扱いを受けて収容された男まで、今の中国社会から「精神を病んでいる」とされた人々のリアルな生活が切り取られている。昨年のコメントと同じ言葉をあえて使いたい。
これを絶望と呼ばず、なんと言うべきか。
続いて2位
「ヨーロッパ新世紀」
ルーマニアのトランシルバニア地方の寒村で起こった小さな事件が、やがて人々を巻き込みながら人種差別と紛争へ……。これはルーマニアだけで起こっているのではない。ヨーロッパだけではなく、アジアでもアフリカでも、我々が生きる世界が、よりわかりやすい形に二極化していく……そんな現実へと繋がっていくことを示唆する一本だった。
そして、1位の前に、特別賞
「ゴジラ-1.0」
昭和の頃からのゴジラファンとしては、この映画の会心の一撃具合にまさに卒倒しそうになった。あの第一作「ゴジラ」よりも前の時代を舞台に、空想化学兵器を武器にするとか、伝説の神獣とか、未来人が造ったメカと戦うとか、そんな小細工を一切排除して、人間対ゴジラの一点勝負。もちろんエンタメ映画なので、トンデモ要素が少しだけスパイスになっているのもよし。映画館に何回も見に行っちゃった。
そして、2023年の1位は
「万引き家族」
もういまさらながらって感じでしょうが。初見のため。
堂々1位になるくらいに引き込まれた。そりゃカンヌも獲れるわって感じ。犯罪に手を染める家族を描きながら、本当の家族とは、愛とはと深く考えさせられる。
非常におもしろかった。役者の演技力に脱帽。
来年は、もう少し早くに更新しよう。
ちなみに8月後半で、22本観賞済み。