放浪日記

関西に戻ってきて4年。LCCを使っての近場の安旅と、酒場巡りがやめられない不惑の日々。

モグモグ隊 高雄遠征 第7話

2018-11-06 | 台湾


モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)



2日目を迎えた。
昨日の夜、あれだけ食べたのに、寝ているだけでお腹が空くなんて。
もちろん今日もバッチコイの精神でモグモグする所存である。

ともあれ、旅先で迎える朝は自由である。
前日のガチョウ肉の宴でフィーバーした我々は、惰眠をむさぼって、起きた人は適当に時間を過ごすということにしていたが、(や)だけは違っていた。
何があっても朝4時に目を覚ます男として、20年以上にわたってMr.早起きの名をほしいままにしてきた彼は、いつの間にか外出をして、朝の一人散歩を楽しんでいたのだった。








以上、3点の写真は(や)が出会った高雄の朝の風景である。
僕は高いびきで寝ていたので、詳細は知らないが、早朝数時間の散歩は有意義だったと思われる。


時計が10時を指そうとする頃、我々は何となく起き、何となく歯を磨き、何となく排便をし、何となく洋服を着て、何となく集合した。
「あー、よく寝た」と満足そうな(を)と(に)を横に、(し)は朝イチから超不機嫌モードだった。

(し)イビキ、すごすぎ…

原因は同室だった(に)の轟音。
一睡もできなかったかのように、目の下にクマをつくっている。

(し)ウォークマンしてもなお聞こえてくるんすよ…

と、(を)と(や)に愚痴っている。
「まあまあ、犬に咬まれたと思って…」と(し)をなぐさめている二人もまた、爆音製造機なのである。
つまり、モグモグ遠征で夜の静寂を求めるのであれば、シングルルームに泊まるしかないのである。



ともあれ、お目目パッチリさんになった我々がまずやることは、当然ブレックファーストだ。
昨日散歩をしている中で何となく見当をつけていた方へ歩いて行くと、




市場を発見。
ええ感じ。

狭い路地の両側には、野菜や肉、魚などの生鮮食料品から日用雑貨まで、ありとあらゆるものが並び、さらには道の中央にも勝手に店を開いている人がいる。徒歩だけでなく、この人の中を原付に乗りながら買い物をするムッシュやマダムもいるものだから、もうカオス。
でも、こういうところが、歩いていておもしろいのだ。
何回か原付に足を踏まれそうになったけど。







路上市場で、中華ちまきを売っていたので、買い食い。
1個30円くらいだっただろうか。
醤油とだしの味がご飯に染み込んでいて、おいちい。
全員1個を食べたが、中途半端にお腹に入れてしまったので、余計に空腹を感じるように。


100軒以上の店が出ているわけだから、絶対どこかに地元民御用達の食堂があるはずと思い、徘徊していると、市場の脇に伸びる路地に、一軒の屋台を発見。
市場歴がゆうに50年以上というようなオーラを出した熟々女が、ジャッキーチェンがいたら武器にしてしまいそうな木の長椅子に座り、丼飯をかっこんでいる。
店を切り盛りするのは、腰が曲がる寸前の女将と、隅のほうでも黙々と皿洗いを続けるその旦那。店を出して数十年は確実にいっているであろう、もう何も会話しなくてもすべてが通じる、阿吽の雰囲気。

ここだ、ここしかない。
高雄の究極のローカル飯だ。

と、すぐさま入店(単に椅子に腰掛けただけ)。


もちろん英語も何も通じるわけがないが、ここは台湾、こういう年齢層のところはやっぱり日本語が通じた。カタコトでも、こうなると嬉しい。




女将が黙々と作り続けるおかずを、適当に指させば、皿の上に盛ってくれる。
肉あり、魚あり、野菜あり。
一品一品が、路上で作られた、まさに市場飯だ。
4人とも白ご飯を食べようとしたら、なんとトッピングで魯肉飯にしてくれるらしい。
僕は白ご飯が食べたかったが、ほかの3名は喜び勇んで朝から脂ギッシュ。
そして、一口食べれば、そのやさしい味付けはまさにおふくろの味。好吃である。

こんな屋台に日本人が来ることはめったにないようで、女将も旦那も、何となく我々の様子をうかがっていたが、全員が「うんめー、うんめー」とかき込むように食べていた様子を見て、満足そうに次の作業に取りかかっていた。

お会計は、これもよく覚えていないのだが、一人150円くらいだったのではなかろうか。
近所にあれば、毎日通うこと間違いなしである。
老夫婦がいつまでも元気で店を続けられますように祈りつつ、箸を置いたのだった。



(つづく)

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モグモグ隊 高雄遠征 第6話

2018-10-30 | 台湾


モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)



完全不発に終わったエビ釣り…。
仮にメンバー全員が糸を垂れていても、釣果はさして変わらなかっただろう…。
2匹を釣った(や)以外、失意のどん底に突き落とされた3名は、敗残兵のような気持ちだった。
何とか盛り下がったテンションを高めようと、次のモグモグを提案してみた。
こんなとき、確実にアガるのは、もうこれしかない。
明日の夜にしようと思っていたけれど、このタイミングで食べずしていつ食べるの。

(に)じゃあ、次行きましょうか…。
(を)……。
(や)そうじゃの、みんなお腹空いてるだろうし。
一人勝ち誇る(や)である。

(に)次は、ちゃんとした店で食事しましょう。
(し)何ですか?
(に)ガチョウに行きます!
(や)!
(を)ガチョウ!!!
灰になりかけていたリーダー、ガチョウの一言で奇跡の復活。
(を)ええね。っていうか、それを待ってた。それ食べに台湾に来た!

ということで、すでに下調べをしていたガチョウ肉の専門店に向かうことに。
高雄市内にいくつか店舗はあるものの、今回チョイスしたのは高雄駅近くの本店。

すでに街は宵闇に包まれている。大通りから漏れてくるネオンの光がまぶしい。
本来であればここからタクシーでダイレクトに向かうところだが、傷心気味の我々は、少し時間がほしかった。自分を慰める時間がほしかった。

徒歩で店に向かう我々。
エビ釣り場からホテルを経由し、ガチョウ専門店へ。



いくつかの路地を曲がったとき、目の前に未確認物体が立ちふさがった。





どうやらトラックのようだ。
通りいっぱいに広がっているのは、トラックのコンテナ部分か?
その向こうでは、大音量で演歌のような音楽が流れているようだ。
なんだこれは?
ガチョウを食す前に、これが気になって仕方ない。
恐る恐る前に回り込んでみると…




トラックの荷台が即席ステージに!
地元の歌手がシャウトしている。
そしてトラックの前には、数百はあるだろう椅子が並び、10名単位で設えられたテーブルには料理が並んでいた。

(に)え、宴会だ…
(し)すごい規模っすね
(を)ここ私道じゃないやんな。それを占拠するとは高雄恐るべし
(や)この大音量、近隣から苦情くるレベルだが、近所の人はみんな参加してるんやろな


もしかしたら食事にありつくことができるかもしれないというかすかな期待を胸に、テーブルとテーブルの間を歩いてみたものの、見事なくらい無視されて、そのまま次の通りに出てしまった。
道路を占拠して行われる宴会の目的が何なのかまったくわからなかったが、そこにいた人たちは\淡々と食事をしていたので法事か何かだったのだろう。





夜の高雄駅の古い駅舎。現在博物館になっている。
こういうレトロな建物は、台湾各地で目にすることができる。


高雄駅から歩くことしばし。
目的の店に到着。

阿国鵝肉は、地元の人で大賑わい。店の中の席はすべて埋まっており、予約もなしに訪れた異邦人5人組は、歩道に出されたテーブルに通された。
気候がいいため、通り抜ける風が気持ちいい。



何はともあれ、まずは台湾ビールで乾杯。
この「生」ビールが、台湾で飲むビールの中で一番美味しいと思う。
店には、バドガールならぬ台湾ビールガールがいて、赤ら顔で呼べば、笑顔で次のビールを運んできてくれた。
オッサン5人、歓喜。彼女の笑顔が見たいからという理由で、もう1本、もう1本と瓶を空けていく。




お待たせしました、ガチョウ肉!
味の違う2種類をオーダー。
初めてのガチョウに「うまいっすねー」と興奮気味の(し)。ね、言った通りでしょとホクホク顔で箸を進める3名のベテランモグモグ。
一皿いくらとか、細かい値段は覚えちゃいないが、脂がしっかりのっていながら肉そのものの旨味もあるガチョウ肉。日本でなかなか口に出来ないので、本当にこれを食べにくるだけでも台湾に来る価値はあると思う。




箸休め的に、ごぼうチップスを注文。
パリパリとしてて、おいちい。




高雄は海が近いから、というだけの理由で、ハマグリの酒蒸しも。
連日の暴飲暴食をチャラにしてくれるかのような、さっぱりとした味付け。小ぶりのハマグリはプリップリ。もちろん汁まで完飲です。




四十路のメンバーには野菜も必要。ただ白菜を甘酢で炒めているだけなのに、どうしてこんなに美味しいのであろうか。


台湾ビールガールを次々に呼び寄せ、ものすごい早さでビールを消費しつつ、ガチョウ肉を流し込む。もう至福。
これにて、高雄モグモグ旅、終了です。となったとしても、余は満足じゃ。



お腹ポンポンになって、ホテルへ帰還。
満腹こそが幸せ。それがモグモグ隊である。




そういえば、夕方に買った鴨肉の存材を忘れていた。
コンビニで台湾産の日本酒を購入し、胃袋のわずかな隙間に詰め込む。



前回の台湾旅でもおなじみ、ネギクラッカー。
今回も(や)がしっかり購入していて、部屋飲みでお披露目。こういうのは抜け目ない奴よ。

(を)の持ってきたミニファミコンで遊びながら、グダグダと高雄の初日が更けていくのだった。


(つづく)

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蘭州中川空港について

2018-10-17 | 2018年アムドの旅


今回の甘粛省のアムド地域の旅は、蘭州中川空港を使用した。
往路はまったく問題なかったが、上海浦東空港へ向かう復路では3時間以上の遅延が発生。
早朝の便だったが、結局搭乗できたのは昼前ごろ。
近くに街があればよかったが、市街地から70kmも離れているため、戻るに戻れず、時間つぶしができるのは空港の中だけ。よって、くまなく空港内を探索してみた。

以前、カシュガルに行った際の成都双流国際空港についてという記事が、結構読まれているよう。
中国の小さな空港の情報を詳しく載せておけば、後々の旅人の役に立つだろう、ということで、蘭州中川空港の紹介を。

ちなみに利用したのは、2018年8月です。




中国東方航空のチェックインカウンター。ビックリするくらい並んでいるが、これ早朝5時前ですよ。いくら中国人が朝早いからといっても驚いた。もちろん乗客の95%以上は中国人。
カウンターは行き先別に分けられているが、30分は並ぶので、国内線でも国際線に乗るくらいの気持ちで空港には向かったほうがよいと思う。
カウンタースタッフの英語力は、もちろん皆無。





早朝にもかかわらず、土産屋はオープン。甘粛省特産品とあるが、まあどこにでも売ってそうなものから、ザ・土産物的なものまで。もちろん世界のいろんな空港と一緒で、お値段は市価よりも割高。



空港内はいたるところにお湯と水の給水機が備え付けられている。カップ麺さえ持っていれば、いつでもラーメンが食べられる(中国のカップ麺はフォークが付いているし)。
ここで水をくんで飲んでみたが、ゲロマズだった。お金に余裕があれば空港内の売店でミネラルウォーター(2元)を購入するのがおすすめ。



手荷物検査場への入口。チェックインカウンターに並んでいるのだから、ここも当然混んでいる。ベルトを外せと言われることもある。



チェックインカウンターのフロアには、食堂もあった。手荷物検査場に入る前に腹ごしらえしたい人向け。


早朝過ぎて、ほとんどのメニューは「没有」って言われそうな気配が漂っていたが、調理台前に置かれていたPOPに「水餃子38元」と普通に書かれていて、目が覚めた。


レジ前のメニューを激写。セットメニューが58元〜、単品の麺が38元〜と、まさしくエアポートプライス。こんな高いの誰が食べるんや。



ほかに食べるところないかなと空港内をうろうろしたら、一番隅にバーガーキングと麺屋を発見。
値段は確認していないが、バーガーキングのほうは市価よりチョイ高、麺屋のほうはエアポートプライスに違いない。


ということで、いったん空港の外に出てみようとしたら、空港は二重構造になっていて、チェックインカウンターのあるフロアに入るためにも、手荷物検査が必要だった。
出るのは自由だが、入るときは爆発物検査を受ける必要あり。


以下は、エアポートバスや電車で到着した際に、まず目にするフロアになる。



早朝なのでガラガラ。これが正しい早朝の空港の姿。



チェックインカウンターに向かうと仮定して、建物の右側に「机場小吃街」を発見。
案内板の「餐飲」を目指して歩いていけば到着すると思われる。
この中にはレストランがいくつかあった。
が、早朝なので一軒を除いて営業しておらず。通常の時間帯に到着すれば、賑わっていることだろう。
ちなみに、空港内でここよりほかにまとまな価格でまともな飯を食えるところはなかった。
お腹が空いたらここに向かうべし。



スーパーマーケット発見。空いていないので外からだけ。
通常価格とうたっているが果たしてどうなのだろう。品揃えはなかなかのものだった。



MCKなる、パクリ感全開のチャイニーズファストフード店も。
店の名前を漢字で書くと「麦肯基」。
ちなみにマクドナルドは「麦当劳」で、ケンタッキーフライドチキンは「肯德基」。


MCKのメニュー。ハンバーガーもフライドチキンも看板商品でないのが笑える。
お値段は10〜20元程度と、エアポートプライスの店に比べればとても良心的。おそらく市内と値段は変わらないのではないだろうか。



5分間ご飯って名前の店。
提供してくれるまでが5分であることを祈りたい。メニューは撮り忘れたが、MCKとほぼ同価格だった。



農村料理の店。


メニューは20〜60元と、きちんとしたレストランの雰囲気を醸している。
麺やぶっかけご飯はそこそこ安いが、単品はなかなかのお値段。



中国人大好き、四川料理の店ももちろんあった。


ここは麺などが中心で、価格帯も良心的。
それにしても中国人って本当にいつでも辛いもの食べるよね。


と、ここまでの店はすべて早朝のため閉まっていたが、一軒だけ営業中の店があった。



蘭州が生んだご当地ナンバーワングルメ・牛肉麺。
そのトップの座をひた走る、押しも押されもせぬ有名店「馬子禄牛肉面」!
日本にも支店があるので、我々にもおなじみのあの牛肉麺が空港でも食べられますよ!
蘭州に来たら朝食は牛肉麺と決めていて、しかも市内で食べるチャンスを逃していたので、もうすっごい嬉しい。


営業時間は、6:00〜19:30。
朝食難民、歓喜する。
中では空港職員や旅行者が数人ブレックファーストタイム中。

店に入ったら、まずカウンターで食券を購入。その食券を料理人に渡して、麺と引き換えるシステム。中国語が話せなくても、なんとかなるはず。



メニューその1。
麺は1杯10元と、市内よりもやや高い設定。
でも、馬子禄牛肉面ならば、それくらい許容範囲。っていうか、ここしか店開いていないし。

牛肉麺だけでもいいけれど、牛肉がチョロチョロってのっているだけなので、牛肉を追加で頼むがよいこと。


メニューその2。
セットメニューも揃っている。
牛肉麺じゃお腹いっぱいにならないアニキにおすすめだ。
このときは嫁さんと二人だったので、Cセットを注文。


目の前で麺が手打ちされて、あっという間に完成!
ちなみにこの麺、とんでもなくボリューミー。日本のラーメンなら大盛り以上のレベルです。おいしいからペロリだけど。
野菜2品は、この店ではレジ横の冷蔵庫の中にあるものを指差してもらうシステムだった。
中華風牛肉バーガー、追加の牛肉、ゆで卵は、麺と一緒にサーブされる。

もうとんでもないボリュームだったので、結局中華風牛肉バーガーは食べきれず、同じくセットに含まれている紙ナプキンに包んでお持ち帰りした。


お腹を満たしても、搭乗時刻が早まることもなく、もうしばらく空港内を散歩。



食堂街から徒歩3分(空港が広いので)で、鉄道駅に到着。
市内から70kmも離れており、空港と市内(蘭州西駅、蘭州駅)を結んでいる。
これに乗って来たかったが、行きはエアポートバス、帰りはタクシーを使ったので、乗り心地などはわからず。
ただ、駅には電光掲示板があり、次の列車がいつになるのかすぐ分かるし、チケットも窓口で簡単に買える感じだったので、時間が合って、駅にダイレクトに向かいたい人は利用価値あり。



エアポートバス乗り場は、すごいわかりにくいのだが、奥に駅が見えているこの看板に沿って、ひとつ下のフロアに行く。エスカレーターを降りたらすぐにバス乗り場のため、地下からバスが出るってことを知っていれば、迷うことはないだろう。


エアポートバスは普通にきれい。
荷物は下に入れるようになっているが、日本とは違いセルフで。
荷物盗られてしまうのでは!と心配になったが、中国人たちは何を気にすることもなく、荷物を放り入れて、そのまま座席に向かっていた。もう荷物泥棒とか、中国からはいなくなったのだろうか(ちなみにアムド地域でバスに乗った際も、こんな感じだった)。


路線はいくつかあるが、時刻表はなし。10分程度待てば次の路線のバスが来るみたい。
旅行者は、蘭州駅近くの東方大酒店や蘭州大学へ行く2番か、蘭州駅やバスターミナル行きの3番が使いやすいのではなかろうか。
夏河の手前にある合作まで直通バスがあるという情報も耳にしたが、定かではない(合作のバスターミナルからは空港までの直通バスが見当たらなかった)。合作までは2019年に列車が開通するらしいけど。


エアポートバスは一人30元。
列車もほぼ同価格なので、便利なほうを選ぶがよろし。





鉄道駅に隣接するように、ファストフードやコンビニもあった。
値段は市内と同じくらいだったので、最後の小銭を使うにはちょうどいいかも。
蘭州からそのまま帰国する人はほとんどいないと思うけれど。



謎の一人カラオケBOXを発見。空港まで来てカラオケするとは、なかなかいい時間つぶしの方法ではないか。ただ、まわりを歩く人にめっちゃ見られるが。


ぶらぶら空港内を散歩し、歩き尽くした感じがあったので、もう搭乗口に向かおうと空港内に入った。
爆発物検査、手荷物検査を終え、搭乗口が並ぶフロアへ。
蘭州中川空港って国際空港なの?って思うほど、広い。


以下は、搭乗口が並ぶフロアになる。



何かよくわからない卵形のボックスが。3Dや4Dならぬ、9Dとは!
これ絶対騙されるやつや。



昔日本でもよく見かけた占星術マシン。
飛行機落ちないように占ってもらおうかな。



そしてまたもや一人カラオケBOXが。
蘭州の人、どんだけカラオケ好きやねん。



都会の象徴・スターバックス。
1杯50元程度のお値段は日本以上。シャレオツ中国人は普通に注文している。
中国お金持ちね。



搭乗口付近にも飲食店はあるが、すでに紹介したエアポートプライスが全開。
ここで食べるならば、馬子禄牛肉面を激しくオススメします!



同じく搭乗口付近の蘭州牛肉麺の店。
ここは、市内でも見かけた有名店の一つ。


セットメニューは28元〜。お値段は市内と同価格だそうです。
ほかのよくわからない店で食べるよりはおいしい牛肉麺にありつけるだろう。馬子禄牛肉面を逃した人は、ここで最後の蘭州牛肉麺を。



もちろん土産屋もある。
ミネラルウォーター(2元)やカップ麺(8元くらい)も売っているので、お金がなくてお腹がすいたときは、ここという選択肢もあり。



搭乗口付近にはマッサージ機もあったが、この空港の椅子、けっこう座りごこちが良いので、お世話になることはないかも。



以上、蘭州中川空港の情報でした(ほとんどが店紹介だったけど)。
何かのお役にたてば。

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モグモグ隊 高雄遠征 第5話

2018-09-28 | 台湾


モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)


台湾の大人の娯楽といえば、エビ釣りである。
ショッピングやグルメに忙しい観光客が集まるエリアから、少し路地を入り、いかがわしい雰囲気の歓楽街のはずれや郊外に行けば「釣蝦」と書かれたド派手な看板を目にすることができるだろう。
だいたいどこでも、倉庫を改造したような吹き抜けの広い空間の中央にタイルで囲われた池があり、明らかに時間を持て余したオッサンやガラの悪そうな兄ちゃんたちが、くわえ煙草で釣り糸を垂らしている。
エビ釣り場は、日本でいうところのパチンコ屋っぽい感じで、18歳未満禁止と書かれており、24時間営業のところがほとんどだと思われる。そしてエビ釣り池の横には、麻雀やパチンコのゲーム機が置かれていたり、カラオケボックスが併設されていたりと、素面で訪れるよりはベロンベロンになっていたほうが楽しめそうな雰囲気がプンプンしている。
エビ釣り場では子どもを見かけたこともあるが、大人同伴だった。子どもだけで釣っているのは見たことがない。そして高校生っぽい感じの学生も見たことがない。料金は時間制で、1時間300元(約1,000円)が相場っぽいので、学生にはお金が高すぎるのかもしれない。
釣り具の持ち込みは自由。もちろん持っていなければ店の物を無料で借りることもできる。餌代も含まれているので、手ぶらで訪れてエビ釣りが楽しめる。釣ったエビはリリースしてもいいし、持ち帰ってもいい。店には必ず水場とBBQコンロがあるので、その場でエビを焼いて食べてもいい。大人の社交場のため、ビールもコンビニよりもちょい高いくらいで販売している。
ビールに釣りたてのエビの丸焼き。もう絶対うまいでしょ。
そう、今回の我々が目指すのは、当然それである。


そんな紳士の遊興には、タクシーで訪れるのがよく似合う。

やってきたのは、ガイドブックに必ず載っている六合観光夜市のほど近くにある高雄明星釣蝦場




なんとなく晩飯タイムに入ろうとしている時間帯なのに、けっこうな人がいる。
もちろんオッサン(および予備軍)ばかりであり、全員がアローン滞在である。



ただ、普通にオッサン4人が釣り糸を垂れてもまったく面白くなさそうだったので、自称釣りマスターの(を)と、フィッシング童貞の(や)の2名が釣り糸を垂れ、(し)と(に)は応援兼見守り、買い出し担当であり撮影係ということにした。


(を)よぉぉし、釣るぞ!
とやる気満々のリーダー。実兄が釣り具メーカー勤務というアドバンテージを持つ男である。
その実績から、今夜の晩飯は基本(を)に釣ってもらおうという作戦だ。
もちろん入れ食い状態であれば、にぎやかし2名も急遽釣り竿を持ち、池にいるすべてのエビを釣ってしまおうという魂胆はあった。

そして、釣り竿を選び、餌を付け、針が着水するや否や、フロント横で売られていたチンカチンカの缶ルービー(by なぎら健壱)で乾杯!

誤算だったのは、この釣蝦場は飲食の持ち込みが禁止だったこと。
せっかく老舗鴨肉を持っているのに、食べられない…。
思いきってエビの餌にすることも考えたが、もったいなくてやめた。


池を囲む大勢の地元民の合間を縫うように、(を)と(や)の糸が右へ左へ。
さて、いつ釣り上げてもいいように、タモと網の準備も完了。
(し)と(に)は固唾を呑んでその瞬間を待つ。






…5分経過。




…10分経過。





何も動きがない。
しびれをきらし釣り糸を上げると、餌だけがなくなっていて、また餌をつけて投入。
その繰り返しである。



…15分経過。



…20分経過。




釣果なしのままである。
さすがにこれはイカサマなんじゃないかと疑ってはみたものの、プール対岸の高雄オッサンたちはホイホイと釣り上げている。
普通に釣れるようだ。

(を)うーん、こんなはずでは…
と額に脂汗を流し始めるリーダー。頼むぜ、おい。
釣れなければ釣れないだけ、ますますエビが食べたくなってきていた。


と、そのとき

「おおおおおお!」と(や)が突然の咆哮。
釣り竿を見ると、カクカクと不規則な動きをしている。
(や)かかったー!
もうそれだけで一堂の目がぎらついた。
(を)そーっとやで、ゆっくり引くんやで
なんて、自分は釣れていないのにアドバイスを送る。





そして


見事に釣れました!





(し)すごい!
(に)惚れちゃう!
と換気の嵐。1匹釣っただけなのに。



ただ、その後もまた沈黙が続き、
結局、1時間粘って、





(や)の釣ったエビ2匹だけ…。


ちーん。




(を)は放心状態。
何がいけなかったんやろ…、と念仏のようにつぶやいていたが、我々はあふれ出るやさしさで彼のことを無視した。



もちろんその場で焼いて(や)だけが勝ち誇ったように食べたのだが、
我々の空腹は限界に達しようとしていた…。



(つづく)



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モグモグ隊 高雄遠征 第4話

2018-09-19 | 台湾


モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)





のどかな高雄の午後。道端に木陰をつくる木々も南国風。




路地では家族がのんびりとくつろいでいた。
こういう何気ない光景と出会うのも、また旅の良さではあるが、



麻醤麺だけで満足できるわけもない我々モグモグ隊は、景色に感動することは一切なし!
ひたすら胃袋を満たすべく、亡者の行進のように次の店へと向かう。






ということでやってきました、港園牛肉麺館
※ちなみにリンク先は本店を紹介している。我らが行ったのは支店のほう。
以前(に)が高雄を訪れた際に食べて、そのおいしさに驚愕。どちらかというとさっぱりと食べられる台湾の麺だが、この店はしっかりとした味わい。
麺のためなら裸になれると豪語するモグモグ隊メンバーに食べてほしいということで、今回の訪問になった。



ただ、行った時間は中途半端だったため、店は休憩中…。
20分程度待てば夕方の営業が始まると分かり、近くのコンビニで涼みつつ待機。
そして、一番乗りで店に入り、汁ありと汁なしの牛肉麺を1杯ずつオーダー。


汁あり


汁なし


どちらも牛肉がゴロリとのって、太目の麺が盛られた丼にさらなるインパクトを与えている。
麺もしっかりしており、小麦を食べてるという感じ。

(や)ま、まいうー!
(し)うまいっすね、マジで
(を)でかした!
とお褒めの言葉三昧。


個人的には汁なし麺のほうが好みなのだが、メンバーはどうやら汁麺のほうがお好みのようだった。ちなみに汁なし麺には、割りスープが付いてくるので、そのまま飲んでもよし、最後に麺にぶっかけて汁麺にしてもよし。1杯400円近くと、少々値段は張るが食べる価値ありありである。



2杯連続麺で腹の虫をなだめた我々。
そのまま晩飯に向かおうとしたら、「さすがに勘弁してくださいよ」と弱気の(し)。やはり新米はこれだから。
と強がりつつも、四十路を超えたメンバーの胃酸も供給過剰気味。なんとなくゲップが多くなっていて、気を抜けばしゃっくりに繋がりそうな勢いでもある。

店を出て、何気に散歩しながら、これからの対策を検討した結果、前回の台湾遠征で行けなかった「エビ釣り」に挑戦してみようということになった。

釣り糸を垂らせばお腹に余裕も出るだろうと、満場一致で可決。
いざエビ釣り場までレッツゴー!とタクシーを拾おうとしたその目の間に、一軒の店を発見。




金城鴨肉専門店である。
夕方を迎え始めているのに、かなり遅めの昼食なのか、早めの晩飯なのか、はたまた3時のおやつなのか、かなりの客がいる鴨肉といえばココというほどの老舗なのである。



店頭にはおいしそうな鴨ちゃんが並ぶ。

(に)ここ老舗らしいっすよ
(や)じゃあ買いで
(を)これ食いながらエビ釣ろうぜ

と、デイトレーダー真っ青の即決で、お持ち帰り決定。いろいろな部位を購入し、いざエビを釣らんとタクシーに乗り込むのだった。




(つづく)
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モグモグ隊 高雄遠征 第3話

2018-08-31 | 台湾


モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)




高雄に到着後、ホテルへ向かう前に小腹を満たした我らモグモグ隊。
くわえ楊枝で、今日から2日間お世話になる「梅花大飯店」へチェックイン。


前回の台湾遠征では、ホテルは現場で探す主義を徹底したが、今回は町の移動を考えていないため、宿探しに費やす時間があればモグモグするべきとの判断により、事前に宿を予約することにしていた。
しかし、どこでモグモグするのかは決めていないので、必然的にアクセスが良く、そして万が一メンバーが迷子になってしまった場合に、自力でも帰ってこれるような分かりやすい立地が求められた。
前回はリーダーの英断によって、宜蘭では一人一部屋での滞在になったが、やはり宿泊施設が旅社レベルだと、鍵をドアノブにつけたまま爆睡するということも起きかねないので、一人当たりの予算は据え置きながら、ホテルのグレードを少し上げる代わりに、二人一部屋になった。
今回(し)が参加したことで可能になった、オッサン同士の相部屋旅である。

誰が誰と寝なければいけないのか、メンバー内で相当揉めると思っていたが、「僕、誰でもいいっすよー」という人見知り度0%の(し)の申し出によって、(を)と(や)、(し)と(に)の組み合わせに落ち着いた。
十数年ぶりの海外旅行ということもあり、浮かれ気分で漏らした自らの発言に、翌日以降苦しめられることになるとは、この時の(し)は思ってもいなかった。









宿の付近の光景。
南国ならではの穏やかな空気感に、つい口角も緩みがちになる。





高雄の街角を進む、我らモグモグ隊。
常に空腹。血圧は高いが、血糖値は低いのである。
どこからどう見ても中年臭が漂う。


ともあれ、宿探しから解き放たれた我々は、さっそく昼飯の続きを行うため、もう一度地下鉄に乗った。




このブログでも何度も書いているが、台湾だと駅のプラットホームのことを「月台」と書く。
なんだか雅やかな感じがしますなあ。




ポスターにはキャラクターを使用。アニメ文化浸透しています。


(や)店はホテルの周りにもあるのに、わざわざ地下鉄乗るってことは、よっぽど美味しい店に連れて行ってくれるんじゃろうな?
(し)期待値バリバリ上がってる!
(に)ふふふ、今回のモグモグ旅のために、台湾の食べログ的なサイトで検索して、評判のいい店をピックアップしているのだよ、諸君。
(し)で、これから行くところは?
(に)やっぱり年長者の機嫌をとっておきたい、ということで、次はリーダーに忖度したお店になります。
(を)!!
(や)ということは?
(に)麻醤麺でございます。
(を)なぬっ!(驚いて軽く失禁)でかした!
(し)なんすか、それ?
(や)前回の遠征では、人の分まで食べたほどの好物で…
(を)マー! ジャン! メン!

(を)のテンションは一気にMAXに。

麻醤麺とは、麺をゴマだれであえて食べる汁なし麺のことである。

駅から徒歩10分程度で、目的地に到着。

山東麻醬麵

詳しい写真は上記リンク先を見ていただくとして、どこからどう見ても庶民的な店である。
モグモグたるもの常に庶民の舌とともにあるべし。という教えがあるように、こういう店に我々は弱い。メニューも、基本は麻醤麺のみの専門店。これは期待しかない。

この後もモグモグを重ねるつもりのため、2杯のみをオーダー。


麻醤麺 提供直後


かきまぜるとこうなる



麺を混ぜながらすでにヨダレが垂れ始めている(を)。
気がつくと、椀を両手で持って完全にガードしている。どうやら今回もシェアをする気はないようだ。

(を)いい? いい、食べちゃって?
(し)ど、どうぞ…。
(を)いただきやす!!

と一口。
途端に白目を剥いて天を仰ぐ(を)。数回咀嚼して麺を喉に流し入れると、顔を正面に戻し、目を見開いてサムズアップ。
(を)極上!
いただきました。忖度した甲斐がありました。
程よい歯ごたえの麺にまろやかな胡麻のタレが絡み合う。確かにうまい。
(や)それにしても、何でこんなにコレが好きなんやろな、この人は?
(を)は他人の話など聞くそぶりも見せず、ムショ帰りでカツ丼を流し込む高倉健ばりに、一気に平らげてしまった。
(し)4人で2杯なのに、本当に一人で食べるんですね…。
(に)そういう男よ。

さらに、すでにごちそうさまをしたにも関わらず、(を)の視線は、3人の間を行き来する丼をロックオンしている。
(に)さすがに、これはあげません!


もう1杯頼んじゃおっかなー、という(を)の声を聞こえないふりをして、3人は1つの麺を分ける1杯のかけそば状態だった。


(つづく)


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モグモグ隊 高雄遠征 第2話

2018-08-03 | 台湾

モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)


格安航空会社のPeachの飛行機は定刻通りに関空を飛び立ち、まったく問題なく高雄の空港に到着した。
平均身長175cmの我々にとって、LCCの座席は非常に窮屈ではあったが、往復20,000円以下であることを考えれば、運んでいただいていること自体で充分にもとは取れるのであって、不満を漏らしてはいけない。もし漏らせば、必至の思いでセール時に航空券を確保した(に)の努力は水泡に帰すことに繋がり、二度とモグモグ隊遠征は開催されなくなることだけを(を)も(や)も恐れていた。そんなことは知らない新人隊員が「いやーなかなか狭いっすねー」と笑顔で文句を垂れる横で、(に)の眼鏡がキラリと不気味に光ったことは、ここだけの秘密である。


ともあれ、我々は高雄に降り立った。
空港の規模は小さいが、コンパクトにまとまっており、預けた荷物もない我々は入国審査をさっさとすまし、空港内で両替と現地SIMを購入した後、さっさと地下鉄に乗って市街地へ向かった。
まずはホテルに向かい荷物を置き、身軽になって高雄を食い尽くそうという作戦だ。
高雄は空港から市街中心地まで地下鉄1本約30分で結ばれており、南北と東西の路線が交差する美麗島駅が、ホテルの最寄となる。そこに向かう車内で、

(し)台湾、きれいっすねー。想像してたアジアと違う…。
(や)みんなマナーもええからな。一番騒いでるのが我々オッサンていう…。
(に)旅行は浮かれるもんやからねw
(を)おい、(に)よ…。
(に)でも車内で飲食したら罰金取られるので要注意ww
(を)おい、(に)よ…。
(し)呼ばれてますよ。
(に)あっ、はい、なんでしょう、リーダー。
(を)大切なことを忘れてないかね。
(に)え?
(を)今、何時だ?
(に)えー、日本との時差が1時間あるので、いまお昼過ぎですね。
(を)昼を過ぎているのいうのに…
(や・し)ハッ! 昼飯がまだだ!
(を)その通り! 猛烈に腹がすいているのだが…
(に)ああ…、まずはホテルに向かってと思っていたので…
(や)それよりも飯じゃな。
(を)というわけで、よろしく。

リーダーの鶴の一声で、ランチタイムが決定。
そう、これこそがモグモグ隊の基本姿勢なのだ。




美麗島駅に到着。その名の通り美しい駅だが、この写真を撮っただけで、さっさと移動。
観光に興味はまったくないのだ。





地下鉄の出口から地上に出た目の前には食堂が。

(を・や)ここでええやん!
空腹オッサン2人は即決。どうやら前回のモグモグ台湾遠征で、初見でおいしい店かどうかを見極める能力を身につけたようだ。
ということで、ここでファーストモグモグすることに決定。
偶然にもここはグルメサイトなどでも紹介されている、おいしい魯肉飯の店だった。





銀色に輝くテーブルに張られたメニュー。言葉がまったく分からなくても、指差しで注文できるので非常に便利。値段は書かれていないが、地元の人で混雑していることから、ここが大衆店であることは確実。両替をしてきたばかりの我々にとって、怖いものはない。





魯肉飯×2、鶏肉飯×1、煮込み卵と厚揚げ、そしてスープ×1。
4人居るのに3品とはこれ如何に。今日これからのモグモグを考えて、少しセーブ気味のオーダーだった。

(を・や)っただきます!!
運ばれてくるなり頬張り始める2人。(し)はその勢いに押され気味だが、空腹だったらしく、恐る恐る余った魯肉飯に手を伸ばした。「うまっ!」「最高!」「おいちー!!」と絶賛。
小ぶりの椀に盛られた魯肉飯。空腹モグラーのバキューム的食欲の前には、光のような速さで消え去っていった。ペロリ。

前回同様、財布係に立候補した(に)がお会計を済ませている間、テーブルにあった爪楊枝でシーハーしながら、
(を)前も思ったが、台湾ってやさしい味よな。
(や)なんちゅーか、身体にやさしい的な。
(し)いやー、こんなにおいしいとは思いませんでしたわ。
(を)いやいや、ここ美味しいけど、台湾グルメはまだ全然本気ちゃうで。
(し)まじっすか!? こりゃぁ楽しみだ。
なんて会話が繰り広げられていたような、いないような……。




ちなみに隣の店のビック・ママは、我々の歓声に惑わされることなく、黙々と作業を続けていた。


(つづく)

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モグモグ隊 高雄遠征 第1話

2018-07-31 | 台湾

モグモグ隊 高雄遠征メンバー
(を):をきな氏(絶対的リーダー)
(や):やはぎ氏(特攻隊長兼撮影主任)
(し):シェリー氏(見習い隊員)
(に):にいや(永久幹事)



昨年の台北・基隆・宜蘭のモグモグ旅。
なんだかまだ胸焼けがしているようなしていないような気もするが、新しい旅が始まるのである。
リーダーの(を)が夢でうなされるくらいまで恋い焦がれるようになったガチョウと麻醤麺。極上の味を覚えてしまった我々は、もう一度あの味を求めて宝島に渡ることになった。

しかし、我らはモグモグ隊。地球上のうまいものを食い尽くすために集う荒武者集団である。
まったく同じルートや街を巡ることはよしとしない。
新しい旅には新しい食との出会いあり。
今回の旅は同じ台湾でも、南部にある第二の都市・高雄が目的地だ。
北回帰線よりも南に位置する港町。観光客の数も台北とは桁違いに少ないため、今回の滞在は高雄のみに絞り、街全体を食い尽くす方針である。




またしても我々の旅は、朝の関西国際空港から始まる。
前回は出発が深夜となり、調子にのって空港で深酒。寝不足のまま戦が始まったのだが、不惑を迎えたメンバーの体力不足が見事に露呈してしまった反省をふまえ、今回は午前発午後着の便に乗ることにした。
今回初参戦の(し)を加えた4人は、関空で待ち合わせ。

(に)おはようございます。今回も楽しみましょう。
(や)まさか二年連続で台湾に行くとは思わなんだ、まあええけど。
(を)ガチョウに麻醤麺……。楽しみだなあ、ブヒッ。
(し)朝からえらいテンション高いですね…、今回はよろしくお願いします。
(を)高血圧はモグモグ隊の証。俺たちの食いっぷりに刮目せよ。
(に)とりあえず、朝ごはん食べましょうよ。チェックインの時間まで少し余裕あるので、そこでハンバーガーでもどうですか?
(し)これから中華を食べる予定なのに、空港でハンバー…
(を)いいね!ハンバーガー大好き!コーラはLサイズにしちゃお!
(や)ナゲットって選択肢もお忘れなく!
(し)……(3日間大丈夫かな…)。


そうと決まれば話は早い。関空のエアロプラザ内にあるバーガーキングへとチェックイン。
ちなみに(に)は、関空が発行するKIX-ITMカードを持っていれば割引を受けられるという旅テクを披露。20%OFFだった。

(に)さて、では今回のモグモグ隊遠征の始まりを記念して、まずはリーダーのご挨拶からどうぞ。
(を)一度でいいから見てみたい、女房がへそくり隠すとこ。どーも(を)です。
(に)歌丸!
(を)えー、それでは今回(し)が初めて参加するということなので、モグモグ隊の基本としては、まずは食事をす……ヲォーーーーーーーーーー!!!!
(し)アッーーーーーーー!!!


リーダー、挨拶の最中いきなりの絶叫! そして(し)も咆哮!

次の瞬間、机の上に置かれていた(し)のアイスティーが大転倒。ティーはアイスと一緒にテーブルから床へ、(を)と(し)の膝を経由してまさかのフォールダウン!





大惨事の瞬間を激写。


(や)やりやがった…。
(し)すんません、すんません。手が当たっちゃった。ど、ど、どうしよう…
(を)[呆然中]
(に)椅子がグショグショ…。店員さんから雑巾借りてきますね…。


借りて来た雑巾でとりあえず椅子や床を拭く我々。
今回のモグモグ隊の初めての共同作業は、バーガーキングの掃除だった。
バーガーキングの店員さんは非常にいい人で「大丈夫ですか、お怪我はございませんか」と気遣ってくれただけでなく、「こちらへどうぞ」と別の席に案内してくれ、さらに(し)のアイスティーも代わりを持って来てくれた。

(し)ごめんなさい。ありがとうございます。すんませんでした。
(や)いやぁ、バーガーキングの接客はすごい。
(に)これで20%OFFだっていうんだから。
(を)[呆然中]



こうして、前途多難な予感がする今回の台湾・高雄モグモグ遠征が始まったのであった。


(つづく)



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今年の夏はアムドを旅する

2018-07-30 | 2018年アムドの旅
京都で過ごしていると、7月になった途端に町中が祇園祭一色になる。
アーケード街では祇園囃子が流れ始め、八坂神社の神紋を描いた提灯がそこかしこに掲げられる。7月中頃になると山鉾が建ち始めて、17日と24日に山鉾巡行が行われる。
昨年、ほぼ1年間をかけて祇園祭を取材する機会を得て、今年の5月末に本を完成させた。今年の祇園祭は、そのお礼に各山鉾町をまわったのだが、あの猛暑。連日38℃を超える京都は、熱中症直前になりつつ、本当に身にこたえた。
まだまだ暑いけれど、ようやく殺人的な暑さから逃れたと思ったら、もう7月も末だった。

ああ、もうすぐ今年の夏休みが始まる。
今年は、会社の通常の休みに2日間の振替休暇を足して、全9日間。
そのほとんどを費やし、7泊8日でアムド旅行に行ってくる。

アムドとはチベット文化圏の北東に位置し、現在は中国の甘粛省や青海省に属するエリア。
最初は特にアムドに行く気持ちはなかったのだが、かつて東京で働いていた際、年に3回のフランス出張で貯まっていたマイルがあった。デルタ航空のスカイマイルなので、有効期限はないものの、いつ改悪されて使いづらくなるのかは分からない。現状で、韓国・台湾・中国・フィリピンであれば、嫁さんと2人分の往復航空券に換えられた。

日本から近距離にある国は、最近はLCC各社の就航に伴って、チケットは驚くほど安いことがある。
どうせマイルの特典航空券を手に入れるなら、LCCが就航していない土地へ飛びたいし、なるべく遠くに行きたいのが貧乏旅行者の性である。
となると、目的地は必然的に中国になる。

そして何より、結婚してからというもの嫁さんとの旅行は、すでに僕が訪れたことがある土地を再訪し、その魅力を嫁さんに解説しつつ旅することばかりだった。
そろそろ僕も「新しい旅」を感じたい。だから、今度の旅こそは、僕も未訪の地を訪れることに決めた。

スカイマイルが使えるスカイチームには、中国東方航空と中国南方航空が所属しているので、結構いろいろな選択肢が浮かび上がってくる。
日本から一番遠い土地としては、新疆ウイグル自治区のカシュガルが考えられるが、そこはすでに嫁さんを連れて行っていたため却下。
同じく新疆ウイグル自治区の和田に飛んで、タクラマカン砂漠に遊びに行ったり、川で玉でも探してこようかとも思ったが、嫁さんに相談すると「1回(カシュガルに)行っているし、ウイグル自治区は、もういい」とのこと。そうですか。旅行好きではない人間と旅行するのはなかなか難しいものがある。

次に考えたのが、同じく新疆ウイグル自治区の伊寧に飛び、そこからカザフスタン、キルギスタンを駆け足で巡るコース。ところが、この特典航空券は中央アジア諸国へ行くにはちとマイルが貯まっていないため、中国往復しかできない。駆け足で巡ってまた中国に戻って来るのがしんどそうだったのと、まったく関心を示さない嫁さんを引き連れてロシア語圏の国を旅するのはハードモードのような気がして、却下。

そんななか、第三の案として浮上したのがアムドだった。
新婚旅行でネパールを訪れている我々。嫁さんもネパールという超楽々な国ではありつつも、チベット文化圏の末端に接したことで、少しは関心を持っていた。
西寧からタール寺、同仁などに行くルート。もしくは蘭州から夏河、合作、郎木寺へと向かうルート。その2通りが考えられた。
もちろん僕も未訪なので、現地がどうなっているかは分からないが、旅行者のブログを眺めていると、道路も完全に舗装されており、想定よりもスムーズな移動が見込めそうだ。

アムドを旅する上で、僕が一番心配なのは高山病なのだが、昨年に富士登山をしたところ、嫁さんは僕よりも元気だったことから、ほぼ高山病はないだろうと予想した。
ということで、第一候補地としてアムドに決まった。

僕「ということで、アムドに行きたいと思ってます(なぜか敬語である)」
嫁「アムド? どこそれ?」
僕「実際の国ではなくて、チベット文化圏でアムドと呼ばれている地方のこと。中国でいうと甘粛省や青海省あたり」
嫁「だから、それってどこよ?」
僕「西安よりも西にあって、カシュガルよりも東にある。このエリアをずっと南へ降りて行くと、四川省や雲南省があって、その下に東南アジアがあります(またしても敬語)」
嫁「何があるの?」
僕「チベット文化圏だから、お寺とかお寺とか、お寺など。といっても本当のチベットの中枢ではなくて、チベット文化圏の端だから、比較的中国化されているエリアでもある」
嫁「寺ばっかりやん」
僕「あとは美しい草原。まずい食事。くさい坊さん」
嫁「行きたくない」
僕「ほら、昔ネパールに行った際に、お寺とは入ったでしょ。あーゆー感じ」
嫁「うーん、まあそれは嫌いではないけど」
僕「けど?」
嫁「汚なそう」
僕「……。それは否定できないけれど、彼らには彼らの文化があって……」
嫁「ホテルはあるの?」
僕「あるある。最近は中国人観光客も多く行くようになって、電気も水道もガスもある。ホテルもピンからキリまで選び放題(推測)」
嫁「うーん……」

以降、話し合いは平行線を辿り、Yesはいただけなかったが、Noをもらうこともなかった。
ということで、かなり無理矢理にアムド行きを決めました。
蘭州までの往復航空券で、そこからはバスでの移動。

嫁さんは条件として、
・蘭州でのホテルはいいところにすること
・途中何かあったらすぐに都会に戻ってくること
・ホテルは常に水回りのきれいなところにすること
・移動は一気に行わず、短距離で刻んで、休憩を入れながら進むこと
を挙げてきた。
もちろん、全部OKです。
蘭州のホテルは、日本人ツアー客もよく利用するという最高級レベルを予約。
どのような日程でも動けるよう、あえて予定は組まず、臨機応変に旅をする。


旅先で次の宿を決めずに目的地に向かうのは、本当に久しぶり。
そして、かなーり薄いだろうけれど、一応チベット情緒も感じられることだろう。これも楽しみ。
嫁さんは完全に不安だそうで、つい一昨日も「私は全然楽しみではない」と出発前にまさかの一言をいただきました。



そんなわけで、今年の夏休み、アムド旅行に行ってきやす。

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モグモグ隊 高雄遠征 序章

2018-06-27 | 台湾



時を離れずして、再び壮絶な過食の日々を書き記すことになろうとは。
そう、もはや我々のライフワークとなったモグモグ隊のことである。

モグモグ隊とは、大学時代のクラブの友人たちと組んだ、旅先のおいしいものを欲張って何でも食べてやろうというユニットだ。
過去に、沖縄や名古屋、東京、そしてついに台湾まで足を延ばしつつ、美味いものを片っ端から食い尽くしてきた。

これまでの活動については、以下のリンクを参照されたし。


【国内編】
モグモグ隊名古屋遠征

金八っつぁん!(モグモグ隊名古屋遠征番外編)

モグモグ隊名古屋遠征 第2話

モグモグ隊名古屋遠征 第3話

モグモグ隊名古屋遠征 第4話

モグモグ隊名古屋遠征 第5話

モグモグ隊名古屋遠征 最終話

ご、5年ぶり!(モグモグ隊東京遠征 序章)


【海外編】
モグモグ隊台湾遠征 序章

モグモグ隊台湾遠征 第1話

モグモグ隊台湾遠征 第2話

モグモグ隊台湾遠征 第3話

モグモグ隊台湾遠征 第4話

モグモグ隊台湾遠征 第5話

モグモグ隊台湾遠征 第6話

モグモグ隊台湾遠征 第7話

モグモグ隊台湾遠征 第8話

モグモグ隊台湾遠征 第9話

モグモグ隊台湾遠征 第10話

モグモグ隊台湾遠征 第11話

モグモグ隊台湾遠征 第12話

モグモグ隊台湾遠征 第13話

モグモグ隊台湾遠征 最終話



我々の活動原理は刹那の満腹を味わうこと。
消化器官の不調をものともせず、そんな酔狂な快楽に身を委ねる、餓鬼道に堕ちたメンバーを紹介しよう。


をきな
モグモグ隊の絶対的リーダー。
バイクとギターとキャンプをこよなく愛しつつ、1学年下の後輩と一緒に大学を卒業してくれるという優しさを兼ね備える男。そのデスペラードな生き様から流浪の人生を送ると思いきや、就職氷河期の中でもあっさりと就職を果たし、現在は押しも押されもしない港町のガス職人。職場恋愛の末に見つけたとびっきりの嫁さんと2人の子どもに恵まれ、どこからどう見ても幸せな人生を送るパパさん。ただ、我々は知っている。その柔和な仮面の下には、恐るべしヘタレの素顔が隠されていることを…。好きな豆菓子は「ポリッピー」。
文中では(を)と表記。


やはぎ
モグモグ隊の特攻隊長であり撮影主任。
トラック運転手として糊口をしのぎつつ、本業はバイク旅とキャンプと酒と言い切る巨漢の無頼漢。朝酒・昼酒は底なし沼のように受け入れるが、夜が更けるととともに酒のペースが落ち始め、機嫌がみるみる悪くなる。どんな遅くまで起きていても朝4時にはしっかり目覚める太陽の申し子。ミリタリー関係に目がなく、前回の台湾遠征の撮影では、メンバーや食事よりも軍船や戦車の画像が多かったというウワサ。極度の高所恐怖症だが、モグモグのためには飛行機も我慢する。ちなみに特技は「ワニワニパニック」で高得点を叩き出すこと。
文中では(や)と表記。


にいや
モグモグ隊の永久幹事。
当ブログの書き手。生来の何でもやりたがり、しきりたがり。モグモグ隊の活動が少ないのは、海外旅行を優先しモグモグ企画をたてなかったからだが、近年は関西に戻ってきたこともあり、モグモグ隊も無事復活することに。最近はとみに酒に弱くなったことが悲しく、毛髪量の減少と下腹の脂肪の付き具合が気になるところ。
文中では(に)と表記。



かつては5年に一度程度の開催だったモグモグ隊。
しかし、前回の台湾遠征で食べたガチョウの味が夢に出てくるというリーダーの一言から、2年連続の台湾遠征が実現。
今回のモグモグスポットは、台湾の南部、第二の都市である高雄だ。


そして、今回のモグモグ隊には新メンバーも加わり、総勢4名になった。
新メンバーは、シェリー。文中では(し)と表記。
大柄な3名とは一転、毎年冬期にはマラソンをはしごして完走するほどのスレンダーな体型。そして、育ちの良さが一目で分かる笑顔と気遣い。これまでのモグモグ隊にはなかったキャラクターである。
果たしてシェリーは見習い隊員として、モグモグ隊の過剰なるテンションと食欲についてくることができるのか。



ガチョウはもちろん、高雄の美味を骨の髄までしゃぶり尽くすべく、いざ行かん!

(つづく)



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いつも那覇では呑んだくれ(5)

2018-06-26 | 国内旅行で我慢する


曇天の久高島観光を終えて、次に向かったのは斎場御嶽。
沖縄でも指折りの聖地だが、現在は観光地となっており、誰でも訪れることができる。

久高島からフェリーで安座真港に戻ってきたものの、ここまで路線バスで来ているので、ここから斎場御嶽までの足がない。路線バスに再度乗るしかないかと思っていたら、港に1台のタクシーが停まっていた。
運転手はいなかったが、どこかで昼寝でもしているんだろうと探してみたら、港のチケット売り場に併設された商店でゆんたくを楽しんでいたオジーがドライバーだった。

斎場御嶽まで行っておくれ、と頼むと、メーターも倒さずに500円で連れていってくれた。
この値段が相場なのか、どうなのか。
とりあえずこのお金はオジーの懐にそのまま入り、泡盛代に消えることだろう。




ここでは追加料金でガイドを頼むことができる。
僕は2回目の訪問だったが、前回はノーガイドで巡ったため、ただの大きな岩があるくらいでその由来や意味などがよく分からなかった。
せっかくここまで来たならと、今回は奮発してガイドツアーに参加。
オジーが、説明をしてくれながら巡る。




舗装された道を歩いて奥へ。
ここは、観光地化される前は、王族やユタなど、限られた人しか入ることが許されなかった聖域。ピンと張り詰めた空気が心地良い。

現在でも斎場御嶽は沖縄の人にとっては格の異なる聖地で、当日もお祈りに来ている人がたくさんいた。
6箇所?の参拝箇所があるという話で、それらを巡ったのだが、実は公開されていない参拝所があるのではないかと個人的には思っている(勝手な妄想です)。




岩と岩の間を抜ける。
一歩一歩神聖な気持ちになっていく。





訪れることのできる最も奥からは、ついさっきまでいた久高島を眺めることができる。
天気が悪いのは相変わらず。


異世界へのチャンネルをまったく持っていない我々は、こういう聖地に来ても、ふーん、へえーと呑気に言っているだけなので、何かを見たとか感じたとか、そういう特別は話はない。
ただ、ここには呼ばれた者しか来ることができない、と言われたら、そうなのかもしれないと思わせるだけの雰囲気はあった。


その後、バスに乗り那覇へと戻る。
すでに夕方になっていたので、ホテルには戻らず、そのまま居酒屋タイム。
バス移動だし、本当は昼間から呑んでいたかったけれど、さすがに嫁さんに怒られたので、今日の初ビール。






まずはせんべろの店にて。
ビールは少々薄かったので、発泡酒ではないかと疑い、2杯目からはハイボールなどに変更。




公設市場近くでJefなる沖縄のハンバーガーショップを発見。
ぬーやるバーガーというアイテムにそそられるが、注文しようとしたら閉店ですと断られる。
閉店時刻10分前なのに断るとは。
こうでなくっちゃ。
早く帰れるし、本土でもこれくらいの気楽さで商売をしてもらいたい。
(実は油の熱を切ってしまっていたらしい)




街なかのオリオンビールの広告が、さらに呑めと誘ってくれる。




その後、お魚がおいしいという居酒屋へ。
ガイドブックにも出ている店なので、隣り合った人は東京からなど、本土の人ばかりだった。
おいしいものは食べたいけれど、こうなると、個人的には残念に思う。
アテは普通のコロッケとかポテトフライでいいので、沖縄の人が行くローカルの店で呑みたいわけさ。


この日もはしご酒して終了。
さすがに2日連続で山羊肉はしんどかったので、フツーの居酒屋で終わり。



翌朝、神戸へと戻るフライトのチェックインを済ませ、空港食堂で最後の沖縄メシ。


開店直後にもかかわらず、それなりに人が入っている店内。




最後は、ちゃんぽん。
ご飯の上に卵でとじた野菜炒めがのっているものだが、初めて食べたときは、その名前とのギャップに驚いたものだ。




そして機上の人となり、那覇旅は終了。
今回もよく呑んだ。満足。


(完)



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いつも那覇では呑んだくれ(4)

2018-06-08 | 国内旅行で我慢する

翌日。
深夜まで飲んでいたにもかかわらず、すんなりと起きることができた。
体調もよし。
やはり泡盛の水割りは、僕にとっては相性がいいみたい。
朝からホテル自室にあるマッサージ機でリラックスしていると、完全に二日酔モードで嫁さん起床。テンション低めのまま、観光に出かけることに。

今回の沖縄旅の第一目的である「那覇でしこたま飲む」は達成したので、続く第二目的として「嫁さんを久高島と斎場御嶽に連れて行く」を実行することにした。






天気はどんよりと曇り空。
もうすぐに吐くんじゃないかと思えるくらいの嫁さんを何とか連れ出し、久高島行きのフェリーに乗船。




なんか今にも雨降ってきそうな空模様。







いつもよりも若干揺れたが、無事に久高島に上陸。
素晴らしき天気。神様のご機嫌は斜めモードか。







以前に来たときは島の大きさをなめてて、歩きで充分と思っていたら、途中でバテたという経験から、今回は自転車をレンタル。
まずは島の端に向かって走っていると、たまに青空も顔を覗かせるように。




でもやっぱり曇天。
泳ぐとか考えられる天気ではない。




海岸へと続く道。
離島の道って、こういう感じ、よくあるよね。
慣れていない嫁さんはけっこうビビっている。
気分は「水曜スペシャル 川口浩探検隊」である。




そして、安定の曇天。
波も荒い。










琉球の祖神・アマミキヨが降り立ったというカベール岬。
修学旅行中らしき学生が集まって談笑していたが、サスペンスドラマで犯人が追い込まれてそうな荒々しさに、嫁さんとは談笑することもなく、降雨を心配しながら次のポイントへと向かった。


そして案の定、自転車で走っていると、ポツポツと雨が降ってきた。
これは本降りになるかもしれないと、いったん海外沿いで見つけた東屋に避難。




雨宿り中、あまりにも退屈だったので、近くにいたヤドカリを捕獲して遊ぶ。


雨の間隙をぬって、集落あたりまでなんとか戻ってきた。
そして、フボー御嶽を外から眺める。



いつ来ても神秘的な感じがする。
僕も嫁さんもスピリチュアル的な感覚がまったくないのだが、思い込みというのは恐ろしいもので、ここはすごい感じがした気がする。





島の祭りで使われていたという建物も巡る。
感じる人は久高島自体がもうビンビンとエネルギーを発しているというが、そこまでは感じない僕ら二人は、ふーんと言いながら次々に巡るだけ。




レンタルサイクルのスポーク越しの猫。
かわいい。
御嶽よりもこっちでテンションが上がる小市民である。





ランチは、久高島特産のイラブー汁。ウミヘビである。
燻製にしてあるため、スモーキーな薫り。
いろんなゲテモノを食べてきた僕の中では、再食はないかもしれない。お値段も結構するし。






集落の片隅にあった御嶽。
ここに居る間はやたらと頭が痛かった。
そして、離れると頭痛もどこかに去っていった。

かつて西表島でとんでもない体験をしたことがあって、またそれの再来かと内心ドキドキしていたが、ここも離れれば普通に戻った。
スピリチュアルな感覚はまるで持っていないが、沖縄ではたまーにこういうことも起こりうるので気が抜けない。


(つづく)



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いつも那覇では呑んだくれ(3)

2018-05-17 | 国内旅行で我慢する

※※※※※※
今回の那覇旅行は、このあともいろいろと続くのだが、正直言ってこの記事がメインコンテンツ。飲みにだけ来た那覇なので、これ以外の記事は正直おまけ。
気合いを入れて飲んできました。
※※※※※※


公設市場近くの「せんべろ」でエネルギーをチャージしていると、もう夕方。
ガイドツアーで一緒になったおねーさんも引き連れて、いざ今回の旅の目的地へ。

その店は、山羊料理屋「さかえ」。
以前にも行ったことはあるのだが、今回も嫁さんがどうしても行きたいということで、再訪することに。
ネットで検索したら、いろんな人の記事がザクザク出てくる那覇の有名店だ。詳細はそうした記事を見ていただくとして、この店は常に満員状態&店を切り盛りするネーネーのテンパり具合で、いつでも誰でも入店できるわけではない。

すでに朽ち果てそうな外観の店の前に立つと、開店直後とはいえかなり賑わっている様子。
おそるおそる中を見ると、ほぼ満員。これは無理かもしれないと思いつつ、勢い勇んでネーネーに尋ねると、小上がり席の入口横に置かれた小さなテーブルなら空いているとの返事。何だっていいんです、入れれば。入ってしまえばこっちのものだってことはよくわかっているので、二つ返事で入店。
ちなみに、女性二人(嫁さん&おねーさん)に席を譲ったため、僕の席はなくなり、小上がり席の入口あたりに腰掛けることになった。



基本、店はネーネーのワンオペだが、時間が経つとヘルプのオバアやネーネーの母親が手伝うことも。





大忙しのネーネーに、いちいちドリンクを頼むのは気が引ける。
こういうときはドーンとボトルで注文。
「ボトルは店の奥にあるから好きなの飲んでねー」と言われ、宮古島の多良川をチョイス。氷と水は無料。


料理は、一応メニューはあるのだが、注文しても作ってもらえない。
ネーネーのタイミングで、何かを作り始めるのでそこに便乗するのがてっとり早い。
山羊をさばき始めて、10皿くらいできあがったところで「いるひとー?」と聞かれるときに、幼稚園児の返事のように、大きく分かりやすい声でレスポンスすれば、食べ物にありつける。





ということで、待ってました。山羊刺。
もうこれが弾力も良く、素人ながら新鮮な肉ということが分かる絶品。
山羊特有の匂いはまったくなく、生肉好きならば気に入るはず。
ちなみにこれにありつくまで、1時間ほど。
気長に待てない人は、この店には向いていない。


泡盛を飲みながら、山羊刺を待っている間にも、店には続々とお客さんがやってくる。
ただ、予約していない人はあっさり断られていた。
「ごめーん、いま満員ー。あと1時間しから来てー」とネーネーに言われ、律儀に1時間後にやってきた学生風の2人は、再訪時も同じ台詞を言われ撃沈していた。
そりゃ、全然飯にありつけないんだから、回転率も落ちるわ。


待ち時間が多いため、酒の勢いも借りて、自然と隣り合った人たちと話し出すようになるのも、この店の特徴。むしろ、そういう雰囲気を求めて、この店にやってくる人も多いのではないか。
僕らも、小上がりで飲んでいた北谷町出身20代女子といつの間にか話し込み、嫁さんは女子の恋愛相談にのってあげていた。




キッチンではネーネーが何かをつくり、「欲しい人ー?」と聞かれ手を挙げる。
これ、何だっただろう。
きちんと会計のチェックがされているのか不安だが、まあいいやと、もう一杯泡盛を飲む。




ザ・沖縄フードのゴーヤーチャンプルも出てきた。
以前訪れた際、オバアの作ったソーミンチャンプルーが非常においしくて、「美味い美味い」と言いながら食べていたら、「そんなに好きならお土産あげるさー」と言って、茹でる前の素麺そのものを3束いただいたこともある。そんな店。


その後、カウンターに座っていた新潟出身の男性も、なぜか会話に加わり5人で飲んでいた。
気付くと23:00過ぎになっており、客は全員帰っていて、僕らだけに。
いろんな居酒屋に行ってみようと考えていたのに、このままではここ一軒で終わってしまいそうだ。これはやばいと、急いでお会計。
すべての仕事をし終えたネーネーは、さっきまでの殺伐とした空気はまったくなく、非常にやさしく送り出してくれた。
店の外に出た時に、「これ、飲みなさい」と全員に缶チューハイが手渡された。



「さかえ」を出た時点で、もうすぐ日付が変わろうとしていた。
だがさすが那覇。宵っ張りの街はまだまだ眠らない。
ガイドツアーのおねーさんは、酒を一滴も飲んでいないのに、こんな時間まで付き合ってくれた(それに奇しくもこの日が誕生日だったことが発覚。酔っぱらいに囲まれて、いい誕生日になったのだろうか)。
新潟男子は、なんと翌日の朝の飛行機で帰るというが、朝まで飲む気満々だったようで、ホテルはとっていないのだとか。それならと、僕ら夫婦と3人で次の店に行くことに。


国際通りでタクシーを拾い、栄町まで。
那覇のええ感じの店が連なるエリアに到着すると、飲んでる人がいるわいるわ。
酔いのまわった中年3人が、しばらく街をふらふらして見つけたのが「おでん東大」だった。

かの酩酊詩人・吉田類氏も訪れたという、こちらも那覇の名店。
なんだか看板の灯りが消えてしまっているが、酔いに任せて突撃すると、意外や意外、すんなり入店できた。今日はまだやってるらしい。





とりあえず泡盛。
今度は、石垣島の「請福」を。
僕は何だかんだで、これが一番好き。

けっこう飲んでしまっているので、空ける自信はなかったが、沖縄って余ったボトルを持ち帰れるのが嬉しい。そして、次の店にも普通に持ち込めるのもすごいと思う(だいたいそういう人は、その店でもボトル頼んじゃうからだと思うけど)。


畳の小上がり席に通されたので、いい感じでくつろげる。
メニューを見たが、時間的にもうできないものもあるそうで、とりあえずいくつか頼んだが、残念ながらそのときの記憶が吹き飛んでしまっている。






で、こりゃなんだ?
なんか食べている。新潟男子が頼んだか?






そして、待望の沖縄のおでんの盛り合わせ。
テビチ(豚足)が入っているのが沖縄風。
「さかえ」ではほとんど食べれていなかったので、食が進むが、おでんが結構なボリューム。
新潟男子はほとんど箸をつけず、嫁さんも畳の席であることをいいことに、飲み過ぎでいつの間にか眠ってしまっていたので、ほとんぼ僕が食べることに。





そして、名物の「焼きテビチ」。
フライパンめいっぱいに広がったテビチは、香ばしくってジューシー。
ただ、ここまで来ると、さすがにお腹がいっぱいになってくる。
「余ったら持ち帰ってもいいよー」と店のネーネーが言ってくれたので、3分の2くらいはアルミホイルに包んでもらった。


夕方前から、ずーーっと飲み続けて、気がつけば午前3時。
もうすぐ日が昇ってきそうな時間。
店は残念ながらここで終了。食べきれなかったテビチを持って、追い出されるように店を後にする。

さあどこ行きましょうね、なんて、もし始発待ちだったら言いそうだけれど、今日は市内でホテルが待っている。
グデングデンの新潟男子は、なんとかなるから大丈夫ですと最後の男気を見せてくれたので、タクシーに乗って、国際通りのマンガ喫茶まで連れて行った。大丈夫なんかなと思ったが、こっちは爆睡中の嫁さんを抱えているので、ここでサヨウナラ(翌日、なんとか飛行機は間に合ったという連絡はもらった)。


あー、飲んだ、飲んだ。
やっぱり那覇の夜はこれじゃなきゃ。

当然ホテルに着いて、バタンQでした。



(つづく)

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いつも那覇では呑んだくれ(2)

2018-05-16 | 国内旅行で我慢する

ヒマを持て余した嫁さんのリクエストによって「那覇まちま〜い」に参加することになってしまった。

「那覇まちま〜い」とは、地元ガイドがコースに応じて一緒に街歩きをしてくれる観光サービス。
当日予約もできるということで、スマホから申し込み、指定された時間に待ち合わせ場所に行くだけ。料金は1,000円程度から、所要時間は2時間程度と、居酒屋の開店を待つ身にとっては、またとない暇つぶしだった(公式サイトで確認したところ、現在当日予約は電話のみになっているようだ)。


那覇の公設市場やその周辺を巡る「沖縄最大 マチグヮー迷宮めぐり」というツアーに参加した。
待ち合わせ場所には、旗を持ったオジイがいて、どうやらこの人が今回のガイドのよう。
参加費1,000円を現金で渡し、参加者全員が集まったところでツアー開始。

すぐに公設市場に行くと思いきや、待ち合わせ場所にある不思議な階段の話からスタート。
参加者も、僕と嫁さんを入れて全6名なので、個人ガイドを付けた感じで、なんだか優雅な気分。
時折クイズなども入るので、「ブラタモリ」をしているような気分になってくる。




どうやらガイドのオジイは顔が広いらしく、アーケード商店街の中をガイドをしながら、付近の店の人への挨拶が忙しい。




「ここは昔からある店さー」「ここの試食はおいしいから食べなさい。気に入ったら買ってあげてよー」と、確かにガイドブックには載っていない情報が満載。
地元のオッサンに連れられて近所をぶらついているといった感じ。




ムームー専門店(?)などにも連れていかれた。
このノリを楽しめるかどうかは参加者次第だが、個人的には非常に楽しい。
何かほしいものあれば、このオジイに聞けばいい店教えてくれそう。
もちろんガイドも毎回同じ人とは限らないので、その当たり外れも運次第。




これまでは素通りしていた、見慣れた商店街も知られざる歴史あり。




定食屋のメニューを見ながら、簡単な沖縄食講座も。




商店街の中にある、化粧品屋が並ぶ一画。
500円でメイクをしてくれるとか。
かつては市場で働く人たちに愛されたサービス。なぜこんな需要があったのか、その秘密は、ぜひツアーに参加して聞いてほしい。




途中、公設市場2階の食堂街でいったん自由散策という名の休憩をはさむ。
公設市場の中は、ガイドなし。
以前に訪れたときとは雰囲気が一転、中国人観光客だらけになっており、各店は中国人店員を置いて、完全に中国人向けのサービスに勤しんでいる。日本人はもう用なしという感じ…。
その後、商店街の果てまで散策は続いた。


ツアーは商店街の途中で解散ということになっているようで、ガイドのオジイは最後に、那覇で最近流行っている「せんべろ」に触れ、「1,000円でビールも泡盛もたくさん飲めます。私はこのあと次のガイドがあるから飲めません。みなさんは、ここで知り合ったのも何かの縁。ぜひ那覇の夜を楽しんでください」とナイスなお別れの言葉。




ええ感じの店だけをいくつか紹介し、オジイは那覇の雑踏に消えていった。
残された参加者。
僕以外は全員女性で、みんなオジイの言葉に触発されて行きたい感じにはなっているものの、なかなかきっかけがつかめていなさそうだったので、「じゃあ、ガイドさんに薦められたので僕たちは飲んでいきます。みなさんもいかがですか?」と紳士に誘ってみた。
嫁さんもいるので安心したのか、ほぼ全員が「じゃあ一杯だけ」という感じでついてきた。




立ち飲み。
ドリンク3杯と小鉢1品で1,000円!




もちろんオリオンビールで乾杯!
ビールが届いたら、ついすぐ口をつけてしまうので、大体写真はこんな感じの飲みかけになっていることが多い。


酒の力を借りて、参加者たちの素性を聞いてみると、やはりみんな個人旅行。
そして、1,000円ものガイド料を払って観光しようというのは、やはり沖縄リピーターばかりだった。初めてだったら、ガイドブックのコースをたどることに精一杯になってしまうからね。

ゲストハウスに泊まれば旅行者同士知り合う機会は多いものの、ある程度の年齢になってくると、自然と宿泊はビジネスホテルのようなところに落ち着きがち。でも、食事は誰かと…なんていうときは、こんなガイドツアーに参加して運が良ければこうやって飲むことだってできる。

こういったツアーは初めてだったが、非常におもしろかった。
まだまだいろんなツアーをやっているようなので、今度那覇を訪れた際は、ほかのツアーに参加してみようと、オリオンビール(3杯目)を飲みながら、そう思っていた。



そして、那覇に夜が訪れる。
さあ、居酒屋に行こうではないか。

ちなみに、このとき一緒だったおねーさん(子どもは旦那に任せて一人沖縄を旅していた)も、まったく酒が飲めないのに、付いて来ることに。


(つづく)



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Pacific Rim Uprising

2018-05-08 | 電影




待ちに待った「パシフィック・リム」の続編。
初めて1作目を観たのは、確か飛行機の中。シート前の小さな画面にも関わらず、突如地球を襲った謎のカイジューと、それを撃退する巨大ロボット・イェーガーの迫力に圧倒された。
劇場公開は残念ながら終わってしまっていたので、映画館で観ることはかなわなかったが、その後、飛行機内やテレビ放映などで、合計10回近く観ている。
もうセリフまで記憶できるほどに観倒した第1作から、数年。
続編立ち消えのうわさ話などを経て、ついに大スクリーンでイェーガーを観ることができる!


僕の心は躍った。
予告編などもあえて観ることをせず、劇場に赴いたのだが、シネコンに掲げられていた今作のイェーガーたちを見て、少し不安になった。
前作においてすべてのイェーガーが破壊されていたので、今作には新機体が登場するのはいいのだが、なんだか格好よすぎるのだ。
日本のアニメの影響を充分に受けている作品ではあるものの、その機体はまさにアニメそのもの。格好いいんだけど、僕が求めているのは無骨な“ロボ”がカイジューたちを殴り倒す肉弾戦なのである。



ちなみに今作のイェーガーで、もっともスタイリッシュだったセイバー・アテナ。








そして、これが前作で僕が一番ときめいた、チェルノ・アルファ。







「パシフィック・リム」に科学的見解とかは野暮なのは分かっているけれど、新作のイェーガーはちょっとだけ格好よすぎるのです。




ということで本編を観賞したのだが、前作を100点とすれば、今作は90点。
前作が興行的に成功したことで制作に金がまわせたようで、CGをこれでもかと使いまくって迫力ある映像になっているのはわかる。ストーリーが云々という作品でもないので、脚本が甘かろうが、しょっぱかろうが、そこには文句は言わない


でもね、もう少しイェーガー愛を散りばめてほしかったよ、おじさんは。
イェーガーは単なる乗り物ではなく、“イェーガー”なんです。
ガンダムと一緒なんですよ。ただのマシンではないわけですよ。
そして、スポンサーの影響なのかは知らないけれど、少々中国を意識しすぎてやいませんか?



第1作に愛が強すぎて、今作をもう一度観る気はしなかった…。
なんか最後は、続編を意識したような終わり方だったけれど、もういいんじゃないかな…。


あ、でも、全体的には、おもしろいと思うんですよ。90点だし。
決して否定はしていないんですよ。
ただイェーガー愛が…(以下、繰り返す)




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