放浪日記

刮目せよ、我等が愚行を。

ダンスはうまく踊れない

2005年07月25日 | 半死的世界旅行
「ユー・ゴー・トゥー・スクウェアマーケット? レッツ・ダンス・トゥギャザー」

世界遺産に認定された麗江のオールドタウンのなか、数年前に比べると雨後の筍のごとく発生した民泊ゲストハウスのひとつに泊まっていた。
そこの従業員に着いた初日に言われたひとこと。

英語の発音も悪ければ、文法とかもメチャクチャ。でも「四方街に踊りに行かない?」ってことを言いたかったのだろう。僕には通じたから、それでOKだ。旅行レベルの英語なんて、こんなものだ。

「ダンス」なんて、宿の18歳の女の子から言われたものだから、ディスコっぽいものだろうと、軽く下心をもちながら、誘われるがままに行ってみたら、思い切りババアが隊列を組んでフォークダンスをしてた。
生の民族音楽にでものって踊ってたら、まだマシだったのだろうが、音楽は古ぼけたラジカセから流れてくる伸びきったテープだけ。
サイテーだ。
誘った女の子は思い切り楽しそうに、一緒に踊ろうと言ってきた。
しかし、踊りの輪を囲むようにカメラを取り出して準備万端の中国人観光客がいた。もちろん、その明らかに漢民族な観光客は、踊っている少数民族のババアたちよりも人数は多かった。
さすが中国。

ダンス?

ええ、させていただきました。
トラボルタ並みにノリノリで。
たっぷり1時間ほど。


旅の恥は掻き捨て。
その日、中国人観光客の取った写真には、ノリノリの僕が写っているのだろう。

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