ロンドンの廚(くりや)

ロンドンに住むフードライター Yasukoの「廚(くりや=台所)事情」ブログです。

上野動物園のサイ捕獲訓練、英で大ウケ

2012-02-10 | Weblog
「地震によりサイ舎放飼場の壁が崩れ、クロサイが園内に脱出。」

という設定で2月8日に行なわれた、猛獣脱出対策訓練。
着ぐるみ(というかハリボテ)のサイが想定されたルートに従って脱走、麻酔銃のおもちゃで撃たれて大人しくなったところを「御用!」という進行。

訓練の様子は早速、その日のうちにBBC(英国国営放送)の動画ニュースで紹介されました。
BBCサイト:「偽サイが動物園脱走を企てる!」


...大ウケも大ウケ、3日目になってもまだ、記事アクセスランク第一位!
メインページではなく、アジア地域からのニュース、と言うカテゴリーに入っているにもかかわらず。


娘の学校でも「あれって、本気でやっているの!?」と親や先生、子供たちから何度も聞かれました。
職場でも地下鉄の中でも話題。
「見た見た?」とメールでわざわざリンクを送ってくれる人が絶えません。

中には「イギリス人は地震を知らないから、日本人の防災訓練の真剣さが理解できないのよね」と同情的な声もありましたが、ほとんどは大笑いの巻。
「あまりのシュールさに気が遠くなった」
「カーペットをかじってしまった(笑いすぎて引きつけをおこし、床をのたうち回る...という時の英語表現)」

しかし、この訓練は、多摩か上野動物園のどちらかで毎年行なわれているものなのだそうです。
脱走動物も、ライオンやクマなど、毎年違います。事前にメディアへの告知や取材受付体制もばっちりな事から、かなりの露出を意識しているようす。

とにかく、まさかの時には万全の対応を期待できる事でしょう。

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ーくりっ、please!ー


ロンドンと近郊在住の方々にお知らせ!

2011-06-11 | Weblog
日本からご覧いただいているみなさまごめんなさい、今回はイギリス在住の方々向けの震災チャリティ・イベントのお知らせです。

1)6月18日土曜日 アクトン日本人学校補習校の恒例古本セールが今回は「震災復興支援特別セール」に!!
一般入場もOKです(10:00-11:30)、本や雑誌はもちろんのこと、超豪華スポンサーからのオークション出品、おもちゃや手作りフードまで並びますよっ!!

そして、例の
「がんばれ日本、がんばれ東北」バッジ

が300個来ます。

入手されたい方はぜひ、足をお運びくださいませ!!
場 所 87 CREFFIELD ROAD, ACTON, LONDON W3 9PU
地下鉄 CENTRAL LINE (WEST ACTON駅) より徒歩10分
PICCADILLY LINE (EALING COMMON駅)より徒歩12分

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2)翌日の6月19日:"With Children, For Children"
ロンドン・ブリッジそばの、子供のための劇場「ユニコーン・シアター」で日本をテーマにした子供向けイベントがあり、Yasukoも
お手伝いに。
収益はすべて、震災復興と震災孤児サポートのために、ジャパン・ソサエティを通して日本に送られます。

ロンドンの演劇グループが発起人となり、国際的に活躍する在英アーチスト、パファーマー、クリエーターが参加する充実したコドモの日です。

和太鼓、音楽とイメージで綴る昔話 Japanese Picture Book, 能と狂言パフォーマンス
無双流居合術、折り紙やおすしのワークショップ (Yasukoはここをサポート)
きものでドレスアップ!
書道
このイベントをまとめた女優、黒田はるかさんが所属するグループ、A Thousand Craneのかわいくて楽しいショウ、The Paper Wish Wash

など、盛りだくさんです。
詳細はこちら↓
http://www.withchildrenforchildren.org.uk/

ポスターは、あの!玖保キリコさんのコントリビューション


福島から赤ちゃんを含む家族で避難中の絵本作家のヨシエさんも、サクラのコラージュをみんなで作ります。


ブッキングは、ユニコーン・シアターのボックスオフィス 020 7645 0560 へ直接、電話でお願いします。

ユニコーン劇場は、無料で全館を貸してくれたばかりか、発券業務も請け負ってくれました。
オンラインで予約できないのは、一銭もこの収益をユニコーンのポケットに入れたくないからと言う理由です。

ロンドンと近郊の皆さん、ぜひ来てくださいね。

東日本大震災・ボランティアと物資寄付のお願い

2011-03-15 | Weblog
メールングリストで送られて来た文面を貼付けます。
どうか、お知り合いにも転送してください!!


日本エコツーリズムセンター★Mail Magazine【号外/2】
2011.3.15
…………………………………………………………………………………………

被災の状況が日に日に明らかになり、言葉が出ません。
原子力発電所の状況もますます深刻化しています。
エコセンでは、東京(西日暮里)事務所に災害救援東京本部を設置し、
モンベル仙台店(青葉通り店)に現地本部をおいて救援活動を始めています。

広瀬と山中が救援チーム派遣前の確認などで福島に行ってきました。
以下、その際の広瀬からのレポートおよびご協力の呼びかけです。
[中垣]

食料などでは栃木以北のコンビニの棚は空っぽ、スーパーも空の棚が
目立ちました。
被害の状況は埼玉あたりから屋根が壊れている家があり、栃木からは
ブロック塀倒壊や屋根全壊など目立ちはじめていました。
困ったのはガソリンで、埼玉からすでに制限給油や閉店が出始め、
栃木からは開いている店には長蛇の列が出来て、それも福島などから
購入しに来る車も目立ちました。
現地では水、食料、ガソリンなどの燃料が切実に不足しています。
被災地以外での消費を抑えて、被災地に回るようにして行く必要があります。

陸域での家屋や土砂崩れなどの被害も深刻ですが、それよりも、
広域な沿岸部での津波による圧倒的な破壊のほうが桁外れの大きさです。
今回は国、県などによる避難所のカウントは2000程度ですが、
これはあらかじめ災害時の避難所とされた場所を集計している数字で、
実際には無数と言っていいほどの大小の避難している場所があります。
これらの把握も物資などの救援の手もまだ行きわたってはいません。

●モンベルアウトドア義援隊とエコセンの災害救援チームは連携して
 現地で活動していきます。
 基本的な作業は、アウトドア義援隊の主活動である被災者への寝袋や
 生活物資の配布などと、エコセン災害救援チームによる避難所での老人、
 こどものケアなどを含む生活支援全般を主任務にした活動をおこないます。
 エコセンではモンベル仙台店を本部として、周辺の避難所に活動拠点を
 増やしていく方針ですが、こうした各拠点で活動できるコーディネーター的
 人材を急募しています。
 なお、放射能の被爆や地震の再発等による危険性については、参加者に
 自己判断をお願いするとともに、被害や損害を受けた場合、エコセンは
 責任を一切負うことができませんので、あらかじめご了承ください。
 また今後の状況により、エコセンは現地での活動を中断する場合があります。

●災害救援活動を円滑にするために、エコセン@西日暮里事務局のある
 西日暮里の日能研ビルに「エコセン災害救援東京本部」を設置することに
 しました。さらに、(株)日能研の高木社長のご協力によって、今回の災害
 救援活動に関わる支援チームのために物資集積基地&地方から来る支援
 チーム(ボランティア)のためのスペースも確保できることになりました。

●日赤や一般の公的義援金は通常、被災自治体などへ寄付され、その後に
 自治体ごとの判断で支出されます。ボランティアセンターなどの直接的な
 救援活動に掛かる資金は、これらの義援金には関わらないために、独自の
 資金源が不可欠です。民間の専門団体による救援活動には多大な資金が必要で
 これらはすべて、チーム独自に災害救援基金を設けて、寄付を募ることになります。
 直接、送金していただける方はぜひ、エコセン宛によろしくお願いします。

みずほ銀行 動坂支店 普通 1093812
エコセン災害救援基金
(エコセンサイガイキュウエンキキン


物資についてですが、以下のものが現状必要です。
 少量でも送っていただける方はよろしくお願いします。


【ボランティア活動用】
 車両、ガソリン、ガソリンタンク、ミネラルウォーター、保存食料、文具、
 水ポリタン、ボランティア用テント、シュラフ、マット、自炊用具、
 ゴミ袋(現地のゴミゼロを目指してボランティアが使ったゴミは東京に
 持ち帰ります)
 ※これらの他、普段は使いたくないのですが、・使い捨てマスク・使い捨て
 カッパ・使い捨て手袋・使い捨て食器なども今回の災害ではとくに必要です。 
【被災者用】
 紙おむつ、生理用品、ホッカイロ、粉ミルク、手軽に食べられる保存性のある
 食料、下着類など衣類、ゴミ袋
 ※物資はすべて小分けしてからダンボールに入れて、中身をマジックで
 大きく書いてください。


エコセンでは、上記、カンパと物資の他に、救援ボランティアの
 申し込みをお願いしております。
 詳細は下記サイトをご確認ください。
http://www.ecotourism-center.jp/article.php/reliefe_01


ボランティアや物資の提供については、上記サイトの申込フォームを
ご利用くださいますようお願いいたします。
なお、上記以外の物資や大量発送の場合は、発送の前にご相談ください。




フローズン・ブリテン(凍り付いたイギリス)

2010-12-08 | Weblog
寒い!

もう3週間になります、この寒さ。

先週は雪で北でも南でも交通網が麻痺し、凍結道路や空港閉鎖などがまだまだ続いています。

屋外に10分も立っていると、ほっぺたや鼻が痛くなって来ます。
バスを待っていると、あまりの寒さにイライラしてしまいました!

ほんとうは、ごぼうとブラック・サルシファイと言うイギリス野菜の話を書くつもりでしたが、とりあえず、このBBCのニュース画面をカメラで撮ったものをごらんください。先週の各地の状況です。


北イングランドでは深さ35センチの積雪。


スコットランドでは氷点下26度を下り、観測史上最も低い気温-27.2度に迫りました。
しかも、この低温記録は1月のもの。
11月末から12月初旬にかけてこんなに寒くなる事は大変めずらしいそうです。


リポーターさんも顔がこわばってません?

ミーティングやインタビューが予定どおりに進まず、このままではクリスマス休暇を迎えられない!?

焦っております.....

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ーくりっ、please!ー

アース・ランチ・アワー/Earth Lunch Hourに参加しよう!

2010-10-01 | Weblog
日本のパナソニックは、いろいろなCSR(企業社会責任)活動をくりひろげています。
エコなライフスタイルを送るためのアイデアがつまったこんなサイトもやっています。
バナナの皮で作るケーキ、などクッキングのエコなアイデアも一杯。

そのパナソニックが、来週の水曜日6日、日本時間の午前11時から翌日7日までの24時間、「アース・ランチ・アワー」というイベントを主催します。



東京のキッチンスタジオをベースに、世界中のランチアワーを、ライブ映像ウェブストリーミングでリレーしながら回っていくんです。

yasuko はイギリスからのランチタイムのうち、ロンドン・キッチン部分のプロデュースを担当します。

何がおこるかはまだヒミツなのですが、ぜひ、イギリス時間の午後1時ー午後2時(日本時間の午後9時-10時)に



にアクセスしてください!ロンドンからの映像をご覧いただけます。

もちろん他の時間帯にも世界中から、エコなランチをしようというアイデアが発信されていますのでご注目。

そして...
東京と近郊在住のかたはこちらもぜひ、お見逃しなく!

<パーティータイム!><パーティータイム!><パーティータイム!>
この24時間放送の行われる日本橋のキッチン・スタジオは、アース・ランチをサポートしてくださる方を大歓迎。
入場も無料なら、世界から投稿されてくるエコ・レシピやリサイクル、リユーズのアイデアを片っ端から料理して食べてもらおうという、なんとも太っ腹なイベントなのです。
詳細は...

ー東京オフ会Eco Cook Fest24 in Tokyoー

日時
2010年 10月6日(火)午前11:00~7日(水)午前11:00(24時間)
場所
Co-net(日本橋)
地図

参加者へのお願い
入場無料、食事無料です。
箸、皿など、食器類をご持参ください。
出来る限り電車、自転車、徒歩でご来場ください。

お仕事の帰りに、買い物の前にぜひぜひ、寄ってのぞいてみてくださいね。

今日は中継のテストをしましたが、ウェブカメラの前で話すのって予想以上に難しい!
むかーし、テレビの仕事をしていたことがあります。
あれよりぜんぜん大変。
YouTubeとかに、ウェブカメラの前で歌ったり踊ったりした画像を投稿する中学生や高校生って、すごいんだわ...。

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ーぽちっ、please!ー

インタビュー記事Up! Kochipan(フランス)

2010-09-17 | Weblog
日本をふくむ、東洋系のポップカルチャーを専門に扱うサイト、Kochipan からインタビューを受けました。
ユニークなアーティストがたくさん紹介されている中で、まじめくさって食の話をしているのは私だけみたいです(笑)



フランス語が出来る方、ぜひご覧下さいー!
私にはぜんぜん読めません。
インタビューは英語で行われました。
お互い母国語ではない言葉ながら、日本や韓国のアーティストが大好きという編集の人の、日本食に対する人並みでない興味が伝わってきました。

ところで、前回の記事中のお料理写真は一体なに?と何度か聞かれました。

これはキジの胸肉です。
薄いベーコンで巻いてローストしたのを、マディラ酒と赤ワインを煮詰めたソースでいただきます。
お肉の下にある円盤形のものは、揚げたパンです。
キジはタンパクでちょっとドライなので、ベーコンと揚げパンでコクをだしていました。
鶏肉でもこのアイデア、使えます。



クリスマスまぢかなロンドンです

2009-12-05 | Weblog
ああほんとに、もうすぐクリスマスです。
今年一年、よくがんばったよね!って自分や家族をほめてあげたくなる年の暮れです。

クリスマスが近づくと、イギリスでは小さな村の広場からあらゆるサイズの商店街まで、きらきらと光るデコレーションが見物となります。

特にロンドンのショッピングエリア、オクスフォード通りとリージェント通りの飾りは豪華絢爛で、毎年ニュースでも取り上げられます。

でも、この数年は、クリスマスと言うよりもスポンサーの広告になってしまって...



今年はディズニー映画「クリスマス・キャロル」。去年も一昨年もディズニーでした...。

この、リージェント通りを一歩入ると、かつて、「スウィンギング・ロンドン」60年代のポップカルチャーとモッズファッションで知られたカーナビー・ストリートがあります。

小規模ながら、こっちのほうが断然すてき。今年は、レトロかつキッチュなLOVEイメージ。

どれもただの風船で、なかに電球が入って光ることはありません。
居並ぶお店の照明を反射するだけ!なのです。
余計な電力を使わないエコ・フレンドリーなデコレーションと言う所もミソ。

来年は、この通りがファッションストリートになって50周年。いろいろなイベントがあるそうです。
あのBIBAこそもうありませんが、尖ったインディなブティックがいまだにたくさんあります。
モッズ御用達だった、フレッド・ペリーの店も、4年前の地域再開発後にできました。


ん?
このハンサムなおにいさんは、どこから出て来たのでしょう...カメラの前を横切ったのに気づきませんでした

このカーナビーストリートから発信された「スィンギング・ロンドン」について知りたい人、モッズやシクスティーズの英国ポップ文化が好きな人にはこの本がおススメです。


上の本も含め、クリスマスケーキ、紅茶、ウィスキーetc...日本にいながらにして手に出来る、英国と欧州からのプレゼントを探しました。
yasukoが厳選したプレゼントリスト、ぜひ見てください!


劇場街にあるコベントガーデンの、緑のトナカイも素敵。




ヴァージン・アトランティックHPで紹介されました

2009-09-30 | Weblog


忙しくてすっかりご報告が遅くなってしまいましたが、
このページ(<クリック!)の下の方を、ずっとスクロールして見ていただくと、Yasukoが紹介されております!

書いて下さったのは、アンティーク・ディーラーでライターでもある小関由美さん。
お仕事で知り合った方で、「イギリスを食べよう」というコラムを連載されています。

いつも自分が取材する側なので、話を聞かれるのに不慣れで汗かいてしまいました(笑)

イギリスに、アンティークの買い付けや取材で頻繁にいらっしゃっていると言う小関さんのネットショップも素敵です。

小春日和

2009-03-17 | Weblog
凍り付いていたロンドンにもやっと春が!

日曜からとっても暖かいのです。
うれしくて涙が出ます。
リビングルームの扉を開けて、何もせずぼーっと床に座り、陽の光を浴びる。
あー、しあわせ。

いつも、長い冬には「どこか暖かい国へ引っ越したい、もうこの灰色の空は嫌い、午後3時で日が暮れるのもダイ嫌い!」と思うのですが...。

ある日、スノードロップが顔を出す。寒桜がほころぶ。クロッカスがぽっと花を開く。


スノードロップ(スズランに似た、春を告げる花です)

で、それまでの落ち込みが瞬時に消えてしまうのです。

「やっぱりイギリスに住んでよかったあ!」

きっと、このドラマチックなコントラストのおかげで、ここまで感激するんでしょうね。
この繰り返しをもう10回以上経験しました。


ピンクのかわいいクレマティス(鉄線)
これは、一株で1マイル(1600メートル!)を花でおおっちゃう、というとても元気な種です。

大雪のロンドンです。

2009-02-05 | Weblog
18年ぶりの大雪が、月曜の夜から降りました。

火曜日の交通網は完全にマヒ。車、バス、地下鉄、電車、飛行機....
ほっとんど、何も動かなくなってしまったんです。
取材も会議も、仕事の予定は全部飛びました!

しんしんと降り続く雪を窓から見ながら、一日、家で溜まったメールや書類の整理ができました。
イギリスに来て以来の大雪です。
なんだかうきうき、うれしい気さえしました。
夕方には積雪は20センチに達していました。
家の前の道路は車が全く通れず、スキーを履いて買い物に行く人がけっこういました!

ところが、買い物に行ってもスーパーやお店も軒並み閉店。
開いている所も、棚はからっぽ。
yasukoはフードライターだから、大きな食料庫でも持っていると思われたのか、近所の人たちから「卵、余ってない?店に行ったら一個も残っていなかったわ」「サラダの材料、なんかあったら分けてよ」
という電話がきました。

ふだんでも、2週間に1度しか買い出しに行かない人たちまで、「冷蔵庫が空になったら、どうしよう」とあわててました。
今週一杯、悪天候の予報なので混乱が続くかも、というニュースにパニックしたもようです。



翌日は子供の学校が休校になり、仕事どころではありませんでした。
今日、木曜日になっても、まだ学校のまわりが凍結していて授業を再開できない所も多いみたいです。

面白いのは、チェーンを履いている車をまったく見かけないことです。
まわりに聞いてみたのですが「さあ、道路が削れるから禁止なんじゃない?」くらいの答えしかかえってきません。

実は...
雪道走行のチェーン装備が義務化されている大陸の国(ドイツなど)に、自家用車でスキーに行く人を省き、

「イギリス人は、スノーチェーンの存在を知らない」

のです!

車の故障の時にお世話になる機関(日本のJAFみたいな)に聞いてみたら
「イギリスでは、チェーンを履く事が禁止されているわけではないのですが、普及していません。でも、最近4駆が増えて来て、スタッドのあるウィンタータイヤが売れて来ているようです」
というお答えでした。

北国なのにー。
たった一日の大雪でこの騒ぎ。
ぜんぜん雪の日への備えがないというのも、国民性ゆえでしょうか(笑)。


家の庭に置いてあるベンチも、この通り。夕方には完全に雪に埋もれていました。