ロンドンの廚(くりや)

ロンドンに住むフードライター Yasukoの「廚(くりや=台所)事情」ブログです。

クリスマスまぢかなロンドンです

2009-12-05 | Weblog
ああほんとに、もうすぐクリスマスです。
今年一年、よくがんばったよね!って自分や家族をほめてあげたくなる年の暮れです。

クリスマスが近づくと、イギリスでは小さな村の広場からあらゆるサイズの商店街まで、きらきらと光るデコレーションが見物となります。

特にロンドンのショッピングエリア、オクスフォード通りとリージェント通りの飾りは豪華絢爛で、毎年ニュースでも取り上げられます。

でも、この数年は、クリスマスと言うよりもスポンサーの広告になってしまって...



今年はディズニー映画「クリスマス・キャロル」。去年も一昨年もディズニーでした...。

この、リージェント通りを一歩入ると、かつて、「スウィンギング・ロンドン」60年代のポップカルチャーとモッズファッションで知られたカーナビー・ストリートがあります。

小規模ながら、こっちのほうが断然すてき。今年は、レトロかつキッチュなLOVEイメージ。

どれもただの風船で、なかに電球が入って光ることはありません。
居並ぶお店の照明を反射するだけ!なのです。
余計な電力を使わないエコ・フレンドリーなデコレーションと言う所もミソ。

来年は、この通りがファッションストリートになって50周年。いろいろなイベントがあるそうです。
あのBIBAこそもうありませんが、尖ったインディなブティックがいまだにたくさんあります。
モッズ御用達だった、フレッド・ペリーの店も、4年前の地域再開発後にできました。


ん?
このハンサムなおにいさんは、どこから出て来たのでしょう...カメラの前を横切ったのに気づきませんでした

このカーナビーストリートから発信された「スィンギング・ロンドン」について知りたい人、モッズやシクスティーズの英国ポップ文化が好きな人にはこの本がおススメです。


上の本も含め、クリスマスケーキ、紅茶、ウィスキーetc...日本にいながらにして手に出来る、英国と欧州からのプレゼントを探しました。
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劇場街にあるコベントガーデンの、緑のトナカイも素敵。