震災から今日まで

3月11日、大学時代の後輩の結婚式出席の為、
私は茨城の実家に帰省していました。

「立っていることが出来ない」
これ以外の表現が見つからないような激しい揺れと度重なる余震。

そして翌日から穏やかな街の生活は一変しました。


幸い、数日経ってから何とか堺に戻ることが出来ましたが、
被災地の様子を報道で見るたびに、
「自分だけが安全な関西に逃げてきてしまった。」
と、罪悪感に押しつぶされそうでした。


そして今、ようやく自分の気持ちが少し落ち着いてきました。


極限の状態の中頑張っている被災地の皆さんに
「頑張ろう！」や「前を向いて！」なんて言葉はかけられません。


原発問題も含め、「復興」には本当に長い時間かかると思いますが、
その日が訪れるまで私は被災地に心を寄せ続けていきたいと思います。




みんなで桜の花をのんびり見上げる日が早く来ますように。


大仙公園の今年の桜はとても美しく、そして静かに咲いていました。