ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

ぶらり京都(室町期)

2013年12月22日 21時41分13秒 | 散策、お出かけ
三連休の中日、今日は底冷えのする京都へ。
過去3回(7/15幕末8/3江戸初~中期9/22安土桃山)に引き続き、
今回は室町時代がテーマ。
室町時代と言えば北山文化を代表する金閣寺、
東山文化の銀閣寺、さらには京都五山など
色々あるけど、名所の詰め込み過ぎは避け、
今回は銀閣寺周辺に限定。
さぁ、万歩計をセットして出発!

まずは、京阪本線で出町柳へ。
ここから東へ向かって今出川通りを徒歩移動。

歩くこと10分ちょっとで白川通今出川へ。
そして、ここから哲学の道を歩くこと5分。

気持のいい道です。
でも凡人の私には、哲学的な考えは浮かばず。

ついに銀閣のある慈照寺に到着。

石畳の参道を抜け、総門、中門を潜れば国宝
「銀閣」が出現。

金ピカの金閣もいいけど、侘び寂びを感じる
銀閣もいい。
ご存知のとおり、八代将軍足利義政の山荘と
して造営されたもの。
正式名は観音殿で、本来は黒漆塗りに極彩色
が施されていたそうです。

銀閣以外にも東山文化を代表する美しい庭園
などさすが世界遺産。

ちなみに、左の池の奥に見える東求堂も国宝。

慈照寺を堪能した後、懐かしい母校の前を…

もちろん嘘。

続いては、京大の東裏山にあり、節分で有名
な吉田神社へ。

平安京において藤原氏の氏神として崇められ、
後に卜部氏(吉田家)が神職を相伝し、
室町時代末期には吉田兼倶が吉田神道
(唯一神道)を創始。
吉田家は全国の大部分の神社の神職の任免権
を持っていたそうです。

ちなみに、このブログタイトルにも拝借して
いる「徒然草」の作者、吉田兼好はこの吉田
神社の流れだとか。

さらに特に関係ないけど、あの人気作家、
万城目学の「鴨川ホルモー」では京大青竜会
が代替りの儀を行う舞台として描かれてます。

この後、出町柳まで一旦戻り、さらに西へ。
これも母校ではない同志社大の北、相国寺へ。

さすがは臨済宗相国寺派の大本山、京都五山
第二位の名刹、立派です。
14世紀末、室町幕府三代将軍の足利義満に
より創建。
驚くことに、この相国寺は金閣寺、銀閣寺の
本山なんだとか。
最盛期は145万坪の境内を誇ったとか…
広過ぎて想像できません。

相国寺からさらに西へ300Mほど行くと、
室町時代の原点が…

足利将軍家の邸宅、花の御所といわれた室町
第の跡を示す石碑。
地味ですが、将軍邸が室町通今出川付近に
築かれたから室町時代、もう少し東なら
烏丸幕府だったかも。

さぁ、最後に恒例の和菓子屋巡りですが、
ここで誤算が…。
本日開催の全国高校駅伝の影響で、通り沿い
の目当ての店が臨時休業…ガッカリ。

まぁ、また次回の楽しみにしますか。


~今回の甘いもん~
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076(京都)出町 鎌餅
コメント
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