やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

バケルトンその2

2012-04-22 00:02:00 | バスネタ昔の観光バス
日ノ丸自動車には路線はもちろん、貸切にもバケルトンが存在ました。

それがコチラ!


昭和54年式 RV561P

パッと見、ブルーリボン。P-RU638BBに見えなくも無い。
でもやっぱり違うでしょ?なんと言ってもナンバーが古い・・・・。
隣にはかのK-RS360Pのスケルトンでっせ!!
型式はチェックしていなかったので推測になりますが、全長が隣のスケルトンと同じなんで12m車と判別しました。ドア側から撮っていないのが悔やまれますが、この貴重な一台を押さえていたことだけでも良しとしなければなりませんな。これは前回アップしたREのバケルトンゲット後に撮影したものかと思われます。

オシリも公開したかったんですけど、撮ってない・・・・・(泣)

バケルトン

2012-04-18 23:57:00 | バスネタ昔の路線バス
高校を卒業して青春18切符で鳥取を旅しました。

その時に撮影した日の丸自動車の車両がコチラ!



ああ、単なるブルーリボンか・・・・ん?なんか様子が変。
そうなんです、これが日野がこの頃やっていたモノコックの古いバスをスケルトンタイプへリニューアルした「バケルトン」ですわ!。誰が名づけたのかバケルトンとはスケルトンに化けると・・・・言うことでバケルトン!。何とナイスなネーミングでしょうか。前から見ると良くぞココまでリニューアルできたなと感心するばかりですわ。

で、オシリを見ると・・・・。



嗚呼、頭隠して尻隠さず、バスは顔が命?おケツにまでは予算が回らないようですわ・・・・しかしながらテールはちゃんと米粒型のバス協タイプではなく角型の新しいものに換えられています。

ちなみに昭和51年式のRE100Pです。

この車両を米子駅前で見かけてええように撮れんかったので、営業所まで追いかけて撮影したんですわ。そしたらこんな状態でしか撮影出来んかったわけです。今みたいに何枚も撮影したり気軽にリベンジに行くなんて出来なかったんですよねぇ。

この頃のバスはホントに個性的な車両が多く、趣味的に非常に楽しかった時代ですわ・・・・なんか最近は昔のことばかり思い出して懐かしむだけになったなぁ・・・・歳をとった証拠でしょうかねぇ・・・・・。

専用型式で無いけど・・・・。

2012-04-15 22:23:00 | バスネタ高速バス
昨日のブログ、結構反応が薄かった・・・・・。

そんなにカンケー無しで行きますぜ!

国鉄専用型式ではないものの、国鉄仕様の高速バスが存在していたんですよねぇ。
それがコレ!


西日本JRバス P-MU525TA改 昭和62年式 644-7920

P-MS735SAの次に国鉄ハイウェイバスの主役に抜擢されたのがエアロクィーンWですわ。専用型式ではなく一般市販車が導入された背景に、市販車両の性能が国鉄高速バス仕様と比べても遜色無い性能になった為なんですね。しかしながら、ギア比や強化クラッチ、別添えスピードメーターなど国鉄仕様は継承されているんですよ。この辺りが規制緩和以降、中古市場も出てきたのですが、普通の観光車とは性能や扱いが違うんで、このクィーンWは良く「走らない」とか言われていたそうですわ。しかもクラッチをやってしまうユーザー続出・・・つまりは大型車は通常2速発進ですが、国鉄仕様は1速発進ですから当然2速で発進すると出足は悪いは、クラッチを痛めるは当然のこととなるんですよねぇ。


そしてコレ!


西日本JRバス P-MS725SA改 昭和62年式 644-7924

何の変哲も無いエアロバスMに見えますが、これが正に「羊の皮を被った狼」でエンジンは8DC9のターボ付き、つまりはP-MS735SAと同じ350psのエンジンが搭載されていたんですよ!。外観の見分けはオシリの部分。残念ながら撮影していないのですが、ターボ付はリアのテールランプの間にエアーインテークのルーバーがあるんですよね。クィーンWの搭載されている380psのように「ヒュードロドロ」音は然程聞こえませんが耳を澄ますと明らかにターボの過給気音が聞こえていました。

実は岡山にも1台居たんですよ。


中国JRバス P-MS725SA改 昭和62年式 644-7917

なんなら!岡山ナンバーじゃなかろうが!!と言われそうですが、はい、確かに島根ナンバーです。実はこの車両、元は瀬戸大橋高速線で使用されていた車両で、岡山22か2780をつけていました。短距離でも気合入れた車両選択でしたが、その姿をカメラに収めることもなく、短命に終わってしまいました・・・。

国鉄専用型式

2012-04-14 23:02:00 | バスネタ高速バス
オバQについて書いた所、いんすぱ5速MTさんから中国ハイウェイバスの話が出たので画像をアップしますわ。


JR西日本バス 744-9908 MS504Q 昭和54年式

昭和62年8月9日に津山駅で撮影したMS504Qです。K-MS504Rは未撮影・・・(泣)。国鉄からJRに替わって間もないので、表記はJNRのままですな。国鉄旧カラーではなくリニューアルされた新カラーなのがちょっと残念。富士重工のこのマスクはまさに国鉄ハイウェイバスの顔と言っても過言ではなく、年代を感じさせないかっこいいものでしたわ。一度で良いから乗車してみたかった・・・・。


折角なんで、国鉄専用型式の別の車両もアップしましょうか。


関東JRバス H654-85452 P-MS735SA 昭和60年式

最後の国鉄専用型式であるP-MS735SAです。エンジンは8DC9T・350ps搭載ですわ。このエンジンはエアロバスに搭載されている8DC9をターボで武装したもので、市販車(バス)には搭載されない国鉄専用のエンジンとなります。ちなみにエアロクィーンWに搭載されているのも同じく8DC9のターボでこちらは380psとなります。こちらは後2軸車の専用エンジンとなっていますね。NAもターボも車検証上のエンジン型式はTは付かず「8DC9」となります。

画像は国鉄バスから関東JRバスに変わった後なので、社番も改番され744からH654と言うよう解らん番号へ。やはり国鉄バスといえばハイウェイバス専用番号の一桁目7番がカッコイイですよね。

さらに、


西日本JRバス 644-6956 P-MS725SA 昭和61年式

こちらは国鉄バスの中国高速線に投入されたP-MS725SAです。中国高速線は東名高速線よりは運行距離が短くトイレを設置する必要がなかったため、国鉄専用型式のMS735SAは投入されず、市販車であるMS725SAがチョイスされた。エンジンは普通の8DC9ではあるが前輪が独立懸架となっている。

画像はハイウェイバスの第一線から退き、貸切バスとして第二の人生を歩む姿ですわ。バックは華やかな頃の在りし日の倉敷チボリ公園です・・・・。

オバQを求めて唐津へ!

2012-04-11 23:00:00 | バスネタ昔の路線バス
最近、ちょっと私生活の中でオバQの話題が出てきたんで出してみようと思いまして。

平成元年のことですわ。その年の「旅」と言う雑誌の5月号に「今、バスの旅が面白い!」と言う特集が組まれ、各地のバスを紹介していました。当時は今みたいにネットで調べれば何でも解ると言う状況ではなく、超マイナーなバス趣味において各地のバスの情報を得るには自分の脚で稼ぐしかなかったんですよねぇ。そんな中、結構メジャーな旅雑誌にバスの特集が組まれる何ぞ驚きでありましたわ!。その中に「名車オバQバス、最後の活躍」と題された記事がありました。もう衝撃でした!あのオバQが秋田の秋北バスに2台と、佐賀の昭和自動車に5台生き残っていると!!。実は当時私は1浪の身でありまして、秋田なんかにふがふがと行ける身分ではなく・・・・しかしどうしても生きてるオバQが見てみたい!と、青春18切符を駆使して佐賀県は唐津まで行ってきました!

そしてゲットしたのがコレ!


昭和46年式 BU15P 昭和自動車

ん?オバQと言うよりはウルトラマン・・・・あの特徴的なグリルははずされており、少しがっかりしましたがしかし、あの名車が目の前で動いてるんですよ!!感動せずに入られませんでしたわ。あ、実際の写真は標識のポールが思いっきり顔に入っているんで簡単に画像修正しました・・・・。

そしてオシリ。



この丸みに斜メトロが泣かせますぅ~!
何と言う非効率的なスペースの使い方!
これはもう芸術としかいいようがありません!!!

で、確か唐津営業所には3台のオバQが居るはずなんでもう2台はと言うと・・・・



車庫で寝てました・・・・・。こちらはちゃんとしたオバQ!黒いグリルに鍍金バンパーがオシャレです。

そしてもう一台!



こちらはオリジナルスタイルを保つ1台。
そういえば、バンパーもオバQバンパーと呼ばれ、いまだデコトラやアートトラックのアイテムの一つとして残っていますなぁ。

この時は一人で行ったわけではないので、あまり自由は効かず、佐賀営業所の方には行っていません・・・。今から考えると、この時無理して行っていて本当に良かったと思いますわ。結果、この後2浪してしまうと言う人生の中においてもっとも過酷な時間を過ごすことになるのですが・・・。しかしながら、この時撮影に行ったのが原因では無いとはっきり言えます。それ以上にこんなに素敵で貴重な経験が出来たのですから・・・・。