矢野住建 Create the ideal

簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです

蓄熱暖房器設置工事の様子

2010年02月06日 | 注文住宅 トピックス
昨日、宇都宮市豊郷台のH様邸で蓄熱暖房器の設置工事が行われましたので、その時の
様子を少しご紹介してみたいと思います

◆まだ中が空っぽの蓄熱暖房器本体です

ちなみに今回設置するのは一番大きな7KWタイプです

◆これが熱を蓄える役目を果たす「蓄熱体」と呼ばれるものです



酸化鉄が主成分になっていて、これ1個で約7㎏もの重さがあります
(持ってみるとホント重いです。。。)

◆壁に本体を固定するアングルを取り付けて


◆本体を設置・固定します


◆そして本体の中に蓄熱体を1個1個並べていき


◆全部入れ終わるとこんな状態になります

合計42個の蓄熱体を使用・・・ということは。。。
42個x7㎏/個=蓄熱体だけで294㎏にもなります(重っ)

◆最後に断熱材でカバーをして


◆前面のパネルを取り付けて終了です

材料搬入から工事完了まで約1時間半・・・結構短時間で終っちゃいます


上記の通り蓄熱暖房器はかなりの重量となり簡単に移動することができないので、
一度設置したあとは暖房を使わない季節でも”その場所に置きっぱなし”となります。
(ファンヒーターのように春になって使わなくなったら物置にしまっておく・・・なんて
ことができません)

そのため、蓄熱暖房器の設置場所については、

○暖房効率
○毎日の生活に邪魔にならないか
○デザインやレイアウト

等をよ~くお客様とよく打合せをしながら決めていきます。


ということで、ご参考までにこれまで弊社で施工させていただいたお客様の蓄熱暖房器の
設置事例をご紹介してみたいと思います。

◆まずは今回工事が終わったばかりのH様邸





対面キッチンカウンター下に埋め込む形で設置しました

◆宇都宮市駒生町/N様邸

本体の大きさに合わせて設計した手造りの造り付け家具の中に

◆宇都宮市白沢町/A様邸(お引渡し後の様子)

家族の写真が飾られたリビングのギャラリーコーナーに

◆さくら市馬場/Y様邸

ダイニング横のカウンター造作の中に

◆下野市田中/K様邸

対面キッチンカウンターと連続させたL型カウンターの下に

◆塩谷郡高根沢町/O様邸(お引渡し後の様子)

コチラも同じく対面キッチンカウンター下に埋め込む形で設置

◆宇都宮市西川田町/O様邸

本体がすっきりとしたデザインになっているので、造作等で
囲ったりせずにそのまま設置するのもアリです

◆宇都宮市下栗町/K様邸

コチラも窓下にそのまま設置(悪くないですよね)


何度もいいますが、蓄熱暖房器は一度設置したら基本的に動かすことができないため、
家具の配置を考えるように蓄熱暖房器の配置についてもよくご検討しておくことを
オススメします。

最後に、もう少し蓄熱暖房器についてお知りになりたい方は、弊社で採用している
蓄熱暖房器のメーカーさんのHPを是非ご覧になってみてください。

>>蓄熱暖房器のしくみ(AEGホームページより) ※動画もあります!


以上、木村でした!