平成21年01月19日
東京の町田市の病院でインフルエンザの集団感染が有った件で。
産経新聞によると、湿度不足が原因だ。
って、加湿器を置いてみろ。
今の加湿器は加熱式だ。あの中は小さな電気鍋が入っているのだ。
熱湯だよ。
今の世の中、患者だけが管理する所には置けないのだ。もし火傷でもされたら大変だからだ。
で、詰め所や診察室などに限定されて、各病室には置いておけないのだ。
バケツにぞうきんは私もやった。それしか方法がないからだ。
で、この記事を読んだら、施設が悪いんだなぁ。と思ってしまう。
湿度だけで100人から感染するはずがないのだ。
遠因としてはあるけどね。
じゃあ、何か?
答えは簡単。インフルエンザウィルスをばらまいた奴がいるのだ。
それは誰か?看護師だ。あるいは医者か?
患者は各個室に隔離されているので、直接ばらまけないからね。
ところで最近「代理ミュンヒハウゼン症候群」と言われる病気を聞いた人は多いと思う。
大きく報道されていたし。
病気の家族を看病する献身な人を演じるために、身近な人を傷つけてしまう病気だ。
ま、普通は傷つける相手は家族や子供が多い。赤の他人を看病する人は少ないからだ。
でも、看病して、くたくたに疲れている時に、「立派ですね。大変ですね。」って声を掛けて貰うとうれしいよね。
ああ、見ている人は見てくれているんだ。もう少しがんばろう。本当につらいのは、病気の○○さんなのだから。って思うよね。
で、この代理って何?って思いませんか?
代理は代理なのです。本人の。
この代理がつかない病気もあるのです。
「ミュンヒハウゼン症候群」って言うのは、自分を傷つけるのです。あるいは装うのです。
私はこんなに病気なのにがんばっていますよ。見て!見て!見て!って心理ですね。
これも、わざわざ自分を傷つける人はいないけど、この心理はだれでもあるよね。
こんな障害が有るのに、がんばっていますよ。って。
これらは、成熟した社会がないと成立しないのだけどね。
野生の王国じゃ死ぬだけだから。
またまた話が飛んで、風薬のCMに
明日はプレゼン。風邪ひいて大変なのにどうしますか?みたいなCMがあった。
今の日本の社会人の心理はこうじゃないですか?
風邪ぐらいじゃ仕事っしよう。社会人の責任だ!
これぐらいの熱じゃ大丈夫。って。
私もそう思いますけどね。
会議室の向かいのいすに座った人は災難だ。
会議の間、2時間も3時間も風邪のウィルスにさらされるのだ。
で、話は戻って、これをやった看護師か職員が居るのだ。あの病院に。
看護師は、
夜勤入り、夜勤明け、休み。の三日セットのシフトに日勤と準夜勤を組んでシフトができている。
一人休むと、それがぐちゃぐちゃになる。
夜勤明けの後に休めなかったりするのだ。
今の病院は、人件費もぎりぎりで、慢性的に看護師さんは足らない状態だ。
で、自分が休むと人に迷惑を掛ける。経験的に知っている。自分も被害にあっているからだ。
で、子どもの学校ではもうインフルエンザが流行っている。
子供は元気だが、自分は風邪をひいたようだ。
そんな状態でも、がんばって働いてしまうのだ。
しんどいけど、みんなに迷惑はかけられない。そんな心理だろう。
病院の職員は福利厚生で自分の所の病院で受診すると、一部負担金はいらなかったり帰ってきたりするところが多い。
病院のカルテと、職員のシフトを比べると解ると思う。個人情報なのでさせてはくれないと思うが。
インフルエンザと診断される前後まで、がんばって働いていた職員が居るはずだ。
そいつが犯人だ。
部屋の乾燥も遠因にあるが、人手不足で、病気でもがんばって働いていた看護師さん。
その人が白衣の悪魔だ。
根本的な解決策は、医療報酬を上げて、看護師の給料を上げて、たくさんの看護師さんを雇っても黒字経営できる病院にするしかないのだけどな。
加湿器を設置していなかった。で終わらせてほしくないな。
平成21年01月19日(月)
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