つれづれ

日記

私の母はサイボーグ 14

2010年03月27日 21時01分05秒 | Weblog

 

母が可愛がっていたリスを

私は

餓死させてしまった。

私も悲しかったが

母がどれほど悲しむかと思うと

申し訳ない気持ちで

一杯だった。

父が母に

たまたんが死んでしまった事を伝えると

案の定

母の落ち込みはひどく

看護師が心配して

申し送りをするほどだった。

母は数日

泣いて過ごしたらしい。

私は母に合わせる顔がなかった。

母の落ち込みを見て

父が

「多分たまは」

「母さんの代わりに天国に行ったんだよ」

「たまにはありがとうを言って」

「退院したらまた動物を飼おう」

そういって慰めていた。