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ガザの数千人、数万人の命を救うには、国連が主導して「エジプト・ガザ国境」を一時開放して「人道回路」を「24時間以内」に実現するしかない!

2023年10月14日 21時02分53秒 | 政治・社会
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ガザの数千人、数万人の命を救うには、国連が主導して「エジプト・ガザ国境」を一時開放して「人道回路」を「24時間以内」に実現するしかない!

ジャーナリスト 山崎康彦
2023.10.14

イスラエル軍によるガザ地上侵攻が今にも開始される中、イスラエル軍はガザ北部の110万人のパレスチナ住民に対して、「24時間以内にガザ南部へ避難しろ」との「不可能な命令」、「アルバイ作りの命令」を出した。

すでに数万人が避難を開始していると言われるが、まだ多くの住民が自宅に留まっている。なぜなら、たとえ苦労してガザ南部に避難しても、南部のどこも安全が保証されている場所がないからである。

唯一考えられる可能性は、エジプト政府が国境を開放して「人道回路」を設定してガザ避難民をエジプトに一時的に入国させ身の安全を保証することである。
そしてエジプト政府に対して、国連がガザ避難民支援の資金と体制を全面的に保証する事である。

そのためにはグテーレス国連事務所総長は、演説するだけでなく自ら動いて、エジプト政府とイスラエル政府を説得し、国連安全保障理会を説得し、「総長権限」で「人道回路」を「24時間以内」に実現することである。

そのために日本政府は「人道回路」実現に向け積極的に動くべきなのだ。

グテーレス国連事務総長は、後日国連総会を召集して出席国の最低過半数以上の賛成を得て「事後承認」してもらえば良いのである。

この「人道回路」ができれば、ガザの数千人、数万人の命が救われるのだ。

(終わリ)

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