最近街のいたるところで警棒を手に持った警戒態勢の制服警官を多数見かけるようになりました。JR新宿駅構内では、改札口のすぐ横にお立ち台を置き、制服警官が一人通行人をにらみつけていました。住宅街の交番では、今まで一度も見たことがないほど多くの制服警官が巡回準備のために集まっていました。
これは、7月7-9日に北海道洞爺湖で開催される予定の【サミットG8】に向けた警察の厳重警備体制がすでに発動されてい . . . 本文を読む
6月20日(金)午前11時30分より、東京簡易裁判所民事9室4係404号法廷で、「都政を革新する会・後援会」前会長実方(じつかた)精一氏が「都政を革新する会」事務局員鍛冶(かじ)淳子氏に「請負代金70,000円未払い」で簡易裁判所に訴えられた、所謂「実方後援会長告訴事件」裁判の「第一回公判」が開かれました。
法廷内は、真ん中に大きな円卓テーブルが置かれ、裁判官が1名、裁判官補佐スタッフ1名、民 . . . 本文を読む
今年3月末、米連銀の采配で、倒産しかけた米投資銀行ベアースターンズがJPモルガンチェースに買収され、米金融界の連鎖倒産が防がれて以来、昨年夏から続くアメリカの金融危機は、最悪の時期をすぎたという見方が広がっていた。(関連記事)
しかし先週、再び金融危機への懸念が再燃した。米金融界では、それまで安全と思われてきた金融商品が突然に危険なものに変質するかたちの信用不安が連鎖的に拡大していきかねないと . . . 本文を読む
13日の各紙は、12日の衆院本会議で、自公が共同提出した内閣信任決議を、賛成多数で可決した事を一斉に報じている。
同時に、各紙はまた、民主、社民、国民新党の3党が欠席したこと、共産党だけが出席して内閣信任決議に反対したこと、などを報じている。
ここまでは同じだ。
ところが読売新聞だけが最後にこう書いていた。
「 ・・・民主党などは11日に参院で問責決議を可決したことを受け、今国会中の審議に . . . 本文を読む
6月3日記事「「敵を欺くにはまず味方を欺く」手法に警戒すべし」に記述したフジテレビ月曜9時ドラマ「CHANGE」第5回放送が昨日6月9日にあった。木村拓哉扮する朝倉啓太総理大臣のイメージを小泉純一郎元総理大臣に重ね合わせようとの思惑が番組編成の裏側にあるとの指摘がある。まぐまぐメルマガ大賞政治部門1位の「国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」」が早くからこの番組について警鐘を鳴らしていた
第 . . . 本文を読む
日本では、「妊娠」は健康保険の対象外で”窓口10割負担”である。健保からの出産一時金はあるが、支給されるのは主産後だから、それまでは自分達でカネを用意しなければならない。しかも、妊娠が分かってからも、出産までの費用の平均45万-50万円といわれ、35万円(政府官嘗保険)ではとても間に合わない。
一方、医療保険の自己負担があるフランスやドイツでも、妊娠が分かるとそれ以降すべて無料だ。妊婦の定期健診 . . . 本文を読む
秋葉原事件を契機に、この国の急速に進んだ格差社会が論じられている。
確かに、「痛みに耐えろ」と叫び、「聖域なき改革」を断行した小泉前首相の5年半は、この国を米国に売り渡し、大量の弱者を生み、社会を絶望的な状況に追いやってしまった。
格差社会の原因を一つに帰する事はできないとしても、小泉政権下の施策がその原因の一つである事を否定できるものはいないだろう。
しかし、もうひとつの格差が、弱者を痛め . . . 本文を読む
読者は多田富雄東大名誉教授(74)のことを知っているだろうか。
世界的な免疫学者であると同時に「能」学者、文筆家という知の巨人が、ある日脳梗塞に倒れ、たちまちにして第一級の障害者になった。その人である。
私が彼を知ったのは、後遺症と闘いながら、なんとか左手だけでパソコンを打ち、命の言葉を必死で紡いでいる姿をテレビで見たからであった。
以来私は、彼の生き様を、感嘆と畏敬の念を持って眺めている一 . . . 本文を読む
6月8日の日曜日、秋葉原で7名が殺害される事件が起こった。多くの負傷者も出ている。内外のマスコミが大きく取り上げているので内容を詳しく書く必要はないだろう。
無惨な事件であることは言うまでもないが、その原因を「個人の資質」だけに求めるのは危険である。犯人の性格が影響したとしても、その性格自体が殺意を生み出したわけではない。せいぜい、殺意を抑えきれなかったというだけのことである。事件の背景には殺意 . . . 本文を読む
6月8日(日)の各紙朝刊は原油高と日米中印韓5カ国エネルギー相会合を取り上げている。1面トップで取り扱ったのは朝日新聞、日本経済新聞、東京新聞の3紙。
主な見出しは次のとおり。
朝日:「原油高 世界悲鳴」
日経:「原油高に強い懸念」
東京:「原油異常高騰に懸念」
読売新聞は2面と3面、毎日新聞は2面、産経新聞は3面で取り扱っている。
主な見出しは次のとおり。
読売:「投機マネ . . . 本文を読む
昨日6月6日(金)午後1時15分より、東京地裁刑事10部104号法廷で行われました「国労5.27臨大弾圧裁判」の「松崎被告分離裁判第一回公判」の傍聴に行ってきましたので、以下に簡単なご報告をします。
傍聴人は全部で50人ほどで、松崎被告応援団がほとんどで、地元福岡から10名の傍聴団が上京されておられました。
本部派からは向山被告をはじめ5-6人が来ていました。
被告:松崎博己氏 (国労小倉地 . . . 本文を読む
私は、5月31日のブログで、世界的規模で顕在化している「むき出しの帝国主義」「むき出しの資本主義」「むき出しのファシズム」を我々は許さず、反対する活動に立ちあがらなければならないと書きました。
良く考えてみると、「むき出しの帝国主義」「むき出しの資本主義」「むき出しのファシズム」が顕在化したのは、1989年のベルリンの壁崩をきっかけにしたソ連邦や東ドイツなどの所謂「社会主義国」の全面崩壊以降のこ . . . 本文を読む