私は、日本の教育に関して、三つのことを主張します。
一つは、幼稚園から大学院まで公教育はすべて無料にすること。
二つ目は、門戸をわざと狭くして生徒同士を競争させる現在の公立中学、公立高校、
公立大学の入試制度をすべて廃止し、希望者全員を進学させること。
ただし、大学進学に関しては、高校3年生に「高校卒業資格試験」を課
校卒業に必要な学力を持った学生の . . . 本文を読む
現在発売中の週刊誌「AERA」No10(3月3日号)に、子どもの教育に関する興味深い記
事が3つ掲載されています。
記事をスキャニングしましたので、よろしければ添付の記事をお読みください。100%
に拡大すれば大きな文字で読めます。
大変参考になります。
1)「フィンランドは、補習で世界一」p36-38
【授業時間や勉強時間を増やせば、成績が上がるとは思いません。いかにし . . . 本文を読む
日本では、利権がらみの軍事費や道路建設費に膨大な予算が割かれている一方、最
優先課題の教育には、税金が投入されていません。子供達と保護者に受験競争を仕
掛けることで、進学塾や私立学校への余計な「教育費」を負担させることで不足分
を補っています。国際比較の資料でこのことが明確に暴露されています。
杉並区立・和田中学の「夜間特別授業・夜スペ」に関連して、日本の学校教育に
政府は年間いくら位 . . . 本文を読む
● 子供を不幸にする日本の教育
前回の私の記事(上)に対して、色々なコメントをいただきました。
その中に、英語塾を10年やっておられる方から、
「塾に通って来る子供の表情が皆暗い。小中あたりは一番無邪気で、楽しい時代の
ように思われるのですが、くらーい顔をしています。中学3年生が1番暗かったです
ね、やはり受験の影響でしょうか」
とのお話がありました。
私は、小学生、 . . . 本文を読む
私はいわゆる団塊の世代で、1970年安保を全共闘で闘い、その後フランスに留学
し、14年間フランスで暮らした経験があります。
今の日本の教育を見ていますと、国家が決めた価値観になじまない生徒と先生方を
排除し、いわゆるおとなしいエリートのみに絞って予算を使い、その他は相手にしな
いという方向性が露骨になっていて、大変危険なことだと思われます。
日本では余り知られていないフランスの教 . . . 本文を読む