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【今日のひとこと】 ママへ

2016年06月29日 11時50分57秒 | 政治・社会

いつもお世話様です。                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰しております【市民革命派】ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

昨日火曜日(2015.06.28)に放送しました【YYNewsLive】の『今日のひとこと』を加筆訂正してまとめました。

【今日のひとこと】

■ ママへ

天国の暮らしはどう?

はなは中学生になったよ。こちらはいろいろ大変なこともあるけど、パパと二人で仲良くやっています。ママに相談したいことがいっぱいです。学校のこと、友だちのこと、恋愛のこと、将来のこと。パパはしっかりと話を聞いてくれるけど、男だからね。あー、わかっていないなあ、と感じることもある。

でも、パパと話をしていると、ざわざわしていた心が落ち着いてくる。答えが見つからないときは、二人で[ママだったら、何て言うだろうか]と考えてみる。そうすると、どうしたらいいのかが見えてくる。やっぱり、ママはすごいね。

中学校の勉強は難しい。はなは、眼と耳の良さは自身があるんだけど、頭がちょっとねー(笑)。というわけで、中一の夏休みから毎朝、パパが出勤前に、はなに勉強を教えてくれることになったの。パパは学生時代、家庭教師のアルバイトをやっていたらしく、教え方が意外と上手なんだね。

毎朝のみそ汁作りは任せてね。休日は、掃除と洗濯をやっているよ。パパがゆっくりできる時間を少しでもつくってあげたいからね。周りの人から、[はなちゃんは働かされて、かわいそう]とか言われるもあるけど、全然つらいことじゃない。5歳から続けていることだから、家事をするのは当たりまえになった。家の仕事を手伝うと、パパが喜こぶんだよ。はなはパパの笑顔がうれしい。だから、[かわいそう]と言われるのは、ちょっと違うんだけどなあ。おばあちゃんも小学生のころから家事をしていたんだって。特別なことではない。これって、ふつのことだよね。

[日々の暮らしの中に幸せがある]。これは、ママの口癖だったよね。はなもそう思えるようになった。パパは[幸せ]をこんなふうに説明してくれたよ。[幸せにちゃんとした答えはない。たとえば、はなちゃんが大切な人のために料理を作ったとする。食べてくれた人に感謝されると、うれしい。また作りたいと思うよね。そんな環境で生きていること、そう感じる心を幸せというんじゃないかな]。

最後に、はなからママへ感謝の気持ちを伝えさせてください。はなの心の中には、ママがいる。だから、はなはいつでもママと感じ合うことができる。しゃべったり、音楽を聴いたり、ご飯を食べたり、いつも、ママと一緒だよ。

ありがとう、ママ。私は今、とても幸せです。

2015年夏  安武 はな

(安武はな、タカコナカムラ(レシピ―提供)著『はなちゃんの12歳の台所』(家の光協会2015.11.15刊 \1200+税)

20160620はなちゃん12歳

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▲二人の母親                              

2015.06.06 山崎康彦

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/6948d97bd53cc5095c06264fb5cb1d3d

戦争犯罪人を父にもち、米国CIAのスパイを父に持つ母親。

日本を米国の植民地にする条約を強行採決して成立させた首相を父に持つ母親。

息子に、嘘をつかない、欲深くならない、など人として最低限してはいけないことを教えなかった母親。

息子に、人との温かい交流や弱者への共感を教えなかった母親。

息子に、おじいさんの無念を晴らし、おじいさんができなかったことをやるのが孫のお前の義務だと教えた母親。

息子に、目的を達成するためには、嘘をつこうが、人を騙そうが、なんでもしても良いと教えた母親。

50年後の今、祖父と父親が残した遺産で首相となった息子は、母親に褒めてもらおうと、国家権力を使って、国民の99%を不幸にする悪政を何の躊躇もなく強行する最悪な反社会人となった。

5歳の娘を残して33歳の若さで乳がんで亡くなった母親。

娘は天から送られた宝物だから、十数年後にきちんと社会にお返しできるように、心をこめて育てなければならないと決意した母親。

娘は勉強もスポーツも何もできなくてもいい、人様に迷惑をかけることなく、元気で幸せに生きていてくれたら、それでいいと思った母親。

残された娘が困らないようにと、娘が5歳になったとき、朝ごはんの支度を任せることにした母親。

娘は今中学1年生。毎朝父親のために母親から教わった味噌汁をつくり、家事全般をこなす。

娘は今、周りの人々への心遣いや、弱者への共感を敏感に感じる立派な社会人となった。
娘は今、亡き母親の教えを守り、亡き母親の生きる分も一緒に生きている。

(終り)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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