■ 日本の「無責任体制」は昭和天皇の戦争責任を一切追求せず不問に付してきた日本国民の「決定的な誤り」に起因している!本日水曜日(5月01日)【YYNewsLive】をご覧ください!
1)No1 70分33秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/12277210
NO1
(1)今日のトピックス:
①昨年10月19日に[CNMインタビュー&トーク」で放送しました経営コンサルタント佐藤真言氏(「粉飾」著者)のインタビュー映像が見つかりましたのでぜひご覧ください。
1) No1 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6888988
No1
2) No2 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6889484
No2
3) No3 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6889748
No3
【ブログ記事】再掲
2012.10.20 【杉並からの情報発信です】
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=ebfa86a3cc60f6202fa6fe0f66609ecd
昨日金曜日(10月19日)正午後3時から中継しました[CNMインタビュー&トーク]をご覧ください!
昨日午後3時よりCNM(市民ネットメデイア)グループの企画でインタビュー&トークが開催されました。インタビューのお相手は、今年の9月に講談社から出版されたばかりの産経新聞記者石塚健司氏が書かれた本「400万企業が哭いている。ドキュメント検察が会社を潰した日」で描かれている二人の主人公の一人の企業コンサルタント佐藤まことさんです。
佐藤さんお話を聞いて私が理解した「重要ポイント」は以下の通りです。
1)中小零細企業の資金繰りを助けるために銀行を辞めて企業コンサルタントとなった
佐藤さんが初めて知った事実はほとんどの中小零細企業が銀行からの融資を得るため に粉飾決算をせざるを得ないほど「資金繰り」に苦しんでいることだった。
2)圧倒的に有利な立場の銀行は中小零細企業にたいして「貸し渋り」「貸しはがし」を 平気で行い倒産や経営者の自殺を引き起こしてきた。
3)佐藤さんとコンサルタント契約を結んでいたアパレル会社朝倉社長と別の会社の社長 の3人を「粉飾詐欺事件」で逮捕・起訴した背景には、2009年の「郵便不正事件 」で証拠のフロッピーを担当検事が改ざんした事件など一連の不祥事が発覚し地検特 捜部の信頼が地に落ち存亡の危機に立たされていたことがあった。東京地検特捜部は 「巨悪を摘発する特捜」としての信頼を一気に回復するために「粉飾詐欺事件」をで っち上げた。
4)検察は「東日本大震災復興支援制度」を悪用して粉飾詐欺で銀行から一億円をだまし とった黒幕は企業コンサルタントの佐藤まことである、とするストーリーを捜査以前 から作成し台本通りの供述を無理やり取ろうとした。
5)今回の東京地検特捜部による「でっち上げ粉飾詐欺事件」で真に糾弾されるべきは、 「粉飾決算」した会社経営者でもなく企業コンサルタントでもなく、以下の3つの権力 なのだ。すなわち金融権力の銀行であり行政権力の検察であり司法権力である裁判所 なのだ。
① 「貸し渋り」「貸しはがし」で会社をいつぶし経営者を自殺に追い込む銀行:
国家から唯一許された「信用創造特権」を使って「無から金を作り全国民を借金漬け にする」現在の腐敗した銀行制度は解体すべし
② 自らの延命のためにどうでもよい経済事件を膨らませて「経済大事件」にでっち上げ た東京地検特捜部は一度完全に解体すべし!
③ 検察と一体となって重罰を科す裁判官:
どうでもよい経済事件を「経済大事件」にでっち上げた東京地検特捜部の検事と一体 となり検察の起訴状をコピペして判決文を書き実刑判決の重罰を 科した東京地裁裁判官。
(転載終わり)
(2)今日のテーマ:(昨日の続き)4月28日安倍内閣主催「主権回復を祝う国民集会」と4月29日祝日「昭和の日」の「本当の意味」を考えよう!
(昨日の記事)
1952年4月28日発効の「サンフランシスコ講和条約」で日本は「主権を回復し独立した」と言われているが二つの意味でまったくの嘘だ。
1)講和条約による「日本独立」には沖縄、奄美、小笠原が意図的に除外され日本国憲法が適用されず米軍による直接統治にされた。
2)1951年9月8日の「「サンフランシスコ講和条約」調印式には世界48カ国の代表が集まり盛大な調印式式典が開催され、あたかも日本が独立したかのような演出がなされた。しかしその裏ではダレス国務省顧問は吉田首相を拉致する形で当日の午後5時サンフランシスコ郊外の陸軍基地に吉田首相一人を拉致する形で「日米安保条約(旧条約)」に調印させその6か月後には「日米地位協定」を日本政府に一方的に調印させたのだ。これによって「表向き独立国家日本」は実質的に「米国の植民地」となったのだ。
(本日の記事)
4月29日は「昭和の日」として祝日となっているがもともとは昭和天皇の誕生日を祝うもの。昭和天皇は太平洋戦争を企画立案実行して太平洋諸国に2000万人以上の死者、数億人に上る負傷者、何兆円にも上る物的損害を与え、2発の原爆を投下されて日本を滅亡の縁に追いやったた侵略戦争の最高責任者であった。戦後昭和天皇は自らの延命と天皇制の維持を目的にマッカーサーにすり寄り「戦争責任者」から「平和天皇」へと変身した。マッカーサーは日本占領をより容易にするために昭和天皇の戦争責任追求を中止して「平和天皇」を利用したのだ。
東電や「原子村」の責任者が福島原発大事故の責任を一切取らず、また警察・検察が強制捜査をせずに「何事もなかった」かのように彼らが依然として権力を握っている最大の原因は、昭和天皇の戦争責任を一切追求せず不問に付してきた日本国民の「決定的な誤り」に起因しているのだ。
事件が重大で規模が大きければ大きいほど責任者は責任を追及されないという日本独特の「無責任さ」がモラルハザードを生み出しているのだ。
(3)今日の推薦本:佐藤真言著「粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告発」(毎日新聞社\1575)
【内容紹介】転載
「私は刑務所に入ることなどしていない! 」
“粉飾詐欺"で懲役2年4ヵ月―最高裁で争う元銀行員が明かす、この国の検察、
裁判所の矛盾。粉飾決算に手を染めざるをえない中小企業の現実に、真正面から踏み込んだ問題作。
郷原信郎弁護士推薦! !
第一章 疑われたコンサルタント
第二章 銀行員時代
第三章 中小企業の社長を支えて
第四章 逮捕
第五章 奪われた日常
「中小企業のために、まだできることがあるはずだ」
経営コンサルタントとして第二の人生を歩み始めた男が目のあたりにしたのは、
明日の資金繰りにも頭を抱え、やむにやまれず粉飾決算に手を染める中小企業の
姿だった。懸命に社長に寄り添う日々に生きがいを見いだしていくが、突然、自
宅が特捜検事らの強制捜査を受けることになり……。
ついに東京地検特捜部が、一般市民に刃を向けた!
今まさに上告審を争う厳しい状況の中で、一人の市民が実体験を基に書き下ろし
た、経済事件ノンフィクション。取調室における特捜検事との会話からは、粉飾
決算に手を染めざるをえない日本の中小企業の実態と、事件を組み立てる検察の
“独善的な論理"とのズレがありありと浮かび上がる。
(4)今日の推薦映画:
1)「船を編む」
新宿ピカデリーなどで上映中
【解説】転載
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。
2)『100年の谺(こだま)』
ポレポレ東中野で上映
公開初日~上映最終日 4/27 ~ ~ ~ 5/10
作品データ 2012/90分/日本/カラー
タイムテーブル
18:30
【ストーリー】転載
大逆事件から100年を過ぎた今、日本という国家と私たちの関係はまた、新たな100年に向かってはじまったという人もいる。
もし、そうだとしたら、同じ事を繰り返さないように、これからの100年をじっくりと練り直す必要があるのかもしれない。
「―幸徳ノ為メニ弁ゴ士ノ御世話ヲ切ニ願フ 六月九日 彼ハ何ニモ知ラヌノデス」。
映画は100年前、大逆事件に連座した紅一点、管野須賀子が獄中から密かに託した針文字の手紙で始まる。しかし当時の刑法73条、皇室に対する大逆罪で幸徳秋水以下12名が死刑に、12名が無期懲役になった。
20世紀初頭、日露開戦へと世論が沸騰する中、幸徳秋水と堺利彦の二人によって平民社が設立され、平民新聞が創刊された。自由・平等・博愛と社会主義を掲げ、「非戦」の旗手として登場した平民新聞は、政府の弾圧によりまもなく廃刊となるが、次々と後継紙を産み、社会問題に関心を持つ人々の心をつかんでいった。その中には、新聞記者として公娼廃止や女性の地位向上を訴えた管野須賀子、和歌山で貧しい人々の医療に力を尽くした医師・大石誠之助、被差別の門徒への差別と向き合った僧侶・木顕明、岡山で農事改良に取り組んだ森近運平など多彩な人々がいた。
しかし軍事国家への道を突き進む明治政府は、自由な言論活動を厳しく取り締まり、思想統制を強化していく。これに対して信州明科の労働者宮下太吉は、天皇へのテロで人々の目を覚まそうと短絡的に考え、自ら爆弾を作り実験するに至る。やがてそれは警察の知るところとなり、宮下と接点があった平民社の仲間たちが次々と検挙され、検察による巨大な陰謀物語へとフレームアップされていく。
この映画では、彼らが何を考え、何をしようとしていたかを明らかにするとともに、事件に対する日本の文学者達の数少ない反響を、当時フランスで起きたドレフュス事件との対比でみていく。
戦後になっても大逆事件は再審の厚い壁に阻まれてきたが、事件の真相が明らかになるにつれ、各地で犠牲者の名誉回復や顕彰活動が生まれ現在に至っている。国家と司法、国家と人権、国家と私たち・・・
大逆事件は、100年経った今も私たちの胸に重い問いとして谺(こだま)し続けている。
3)『映画 日本国憲法』
ポレポレ東中野で上映
公開初日~上映最終日 4/27 ~ ~ ~ 5/10
『映画 日本国憲法』
記録映画/DVD・ビデオ/78分/2005年
『ベアテの贈りもの』
ドキュメンタリー/DVD上映/92分/2004年
12:50 『映画 日本国憲法』
14:45 『ベアテの贈りもの』
16:50 『映画 日本国憲法』
【説明】転載
日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。 当時の吉田茂首相は「主権在民」「戦力の不保持と交戦権を放棄する平 和主義」「不可侵の基本的人権」を3大原則とする現行憲法を「世界に 比類 なき憲法である」と述べました。
それから66年、政治の舞台ではその憲法が争点として注目を集めていますが、私たちの普段の生活において、憲法が意識にのぼることはあま りないように思います。
私たちにとって憲法がどのような意味をもつのか? 憲法のことを考え、憲法について語る。
今年の憲法記念日にはそんな時間を過ごしてみませんか?
『映画 日本国憲法』
記録映画/DVD・ビデオ/78分/2005年
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論が始まりました。国内の余りに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちの語った貴重なインタビュー集です。
2005年キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門 第1位
企画・製作 : 山上徹二郎
監督・編集 : ジャン・ユンカーマン
撮影 : 大津幸四郎
(5)今日のお知らせ:【勉強討論会・講演会・取材・裁判】
①5月5日(日)午後2時―5時「若者討論会」5月例会。テーマ「保障されている権利を学ぼう!」教材:「日本国憲法」「日米地位協定入門」「戦後史の正体」「自民党の憲法改正草案」
★ネット中継します。
http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/
【YYNewsLive】
会場:ルノアール新宿区役所横店1F8号室
地図:http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.2006
参加費:場所代+ソフトドリンク約@\1,000
②【必見】シリーズ オリバー・ストーンが語る「もうひとつのアメリカ史」
【放送予定】
第5回 5/06 24:00? アイゼンハワーと核兵器(仮)
第6回 5/07 24:00? J.F.ケネディ ~全面核戦争の瀬戸際~(仮)
第7回 5/08 24:00? ベトナム戦争 運命の暗転(仮)
(以下省略)
1)No1 70分33秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/12277210
NO1
(1)今日のトピックス:
①昨年10月19日に[CNMインタビュー&トーク」で放送しました経営コンサルタント佐藤真言氏(「粉飾」著者)のインタビュー映像が見つかりましたのでぜひご覧ください。
1) No1 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6888988
No1
2) No2 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6889484
No2
3) No3 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/6889748
No3
【ブログ記事】再掲
2012.10.20 【杉並からの情報発信です】
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=ebfa86a3cc60f6202fa6fe0f66609ecd
昨日金曜日(10月19日)正午後3時から中継しました[CNMインタビュー&トーク]をご覧ください!
昨日午後3時よりCNM(市民ネットメデイア)グループの企画でインタビュー&トークが開催されました。インタビューのお相手は、今年の9月に講談社から出版されたばかりの産経新聞記者石塚健司氏が書かれた本「400万企業が哭いている。ドキュメント検察が会社を潰した日」で描かれている二人の主人公の一人の企業コンサルタント佐藤まことさんです。
佐藤さんお話を聞いて私が理解した「重要ポイント」は以下の通りです。
1)中小零細企業の資金繰りを助けるために銀行を辞めて企業コンサルタントとなった
佐藤さんが初めて知った事実はほとんどの中小零細企業が銀行からの融資を得るため に粉飾決算をせざるを得ないほど「資金繰り」に苦しんでいることだった。
2)圧倒的に有利な立場の銀行は中小零細企業にたいして「貸し渋り」「貸しはがし」を 平気で行い倒産や経営者の自殺を引き起こしてきた。
3)佐藤さんとコンサルタント契約を結んでいたアパレル会社朝倉社長と別の会社の社長 の3人を「粉飾詐欺事件」で逮捕・起訴した背景には、2009年の「郵便不正事件 」で証拠のフロッピーを担当検事が改ざんした事件など一連の不祥事が発覚し地検特 捜部の信頼が地に落ち存亡の危機に立たされていたことがあった。東京地検特捜部は 「巨悪を摘発する特捜」としての信頼を一気に回復するために「粉飾詐欺事件」をで っち上げた。
4)検察は「東日本大震災復興支援制度」を悪用して粉飾詐欺で銀行から一億円をだまし とった黒幕は企業コンサルタントの佐藤まことである、とするストーリーを捜査以前 から作成し台本通りの供述を無理やり取ろうとした。
5)今回の東京地検特捜部による「でっち上げ粉飾詐欺事件」で真に糾弾されるべきは、 「粉飾決算」した会社経営者でもなく企業コンサルタントでもなく、以下の3つの権力 なのだ。すなわち金融権力の銀行であり行政権力の検察であり司法権力である裁判所 なのだ。
① 「貸し渋り」「貸しはがし」で会社をいつぶし経営者を自殺に追い込む銀行:
国家から唯一許された「信用創造特権」を使って「無から金を作り全国民を借金漬け にする」現在の腐敗した銀行制度は解体すべし
② 自らの延命のためにどうでもよい経済事件を膨らませて「経済大事件」にでっち上げ た東京地検特捜部は一度完全に解体すべし!
③ 検察と一体となって重罰を科す裁判官:
どうでもよい経済事件を「経済大事件」にでっち上げた東京地検特捜部の検事と一体 となり検察の起訴状をコピペして判決文を書き実刑判決の重罰を 科した東京地裁裁判官。
(転載終わり)
(2)今日のテーマ:(昨日の続き)4月28日安倍内閣主催「主権回復を祝う国民集会」と4月29日祝日「昭和の日」の「本当の意味」を考えよう!
(昨日の記事)
1952年4月28日発効の「サンフランシスコ講和条約」で日本は「主権を回復し独立した」と言われているが二つの意味でまったくの嘘だ。
1)講和条約による「日本独立」には沖縄、奄美、小笠原が意図的に除外され日本国憲法が適用されず米軍による直接統治にされた。
2)1951年9月8日の「「サンフランシスコ講和条約」調印式には世界48カ国の代表が集まり盛大な調印式式典が開催され、あたかも日本が独立したかのような演出がなされた。しかしその裏ではダレス国務省顧問は吉田首相を拉致する形で当日の午後5時サンフランシスコ郊外の陸軍基地に吉田首相一人を拉致する形で「日米安保条約(旧条約)」に調印させその6か月後には「日米地位協定」を日本政府に一方的に調印させたのだ。これによって「表向き独立国家日本」は実質的に「米国の植民地」となったのだ。
(本日の記事)
4月29日は「昭和の日」として祝日となっているがもともとは昭和天皇の誕生日を祝うもの。昭和天皇は太平洋戦争を企画立案実行して太平洋諸国に2000万人以上の死者、数億人に上る負傷者、何兆円にも上る物的損害を与え、2発の原爆を投下されて日本を滅亡の縁に追いやったた侵略戦争の最高責任者であった。戦後昭和天皇は自らの延命と天皇制の維持を目的にマッカーサーにすり寄り「戦争責任者」から「平和天皇」へと変身した。マッカーサーは日本占領をより容易にするために昭和天皇の戦争責任追求を中止して「平和天皇」を利用したのだ。
東電や「原子村」の責任者が福島原発大事故の責任を一切取らず、また警察・検察が強制捜査をせずに「何事もなかった」かのように彼らが依然として権力を握っている最大の原因は、昭和天皇の戦争責任を一切追求せず不問に付してきた日本国民の「決定的な誤り」に起因しているのだ。
事件が重大で規模が大きければ大きいほど責任者は責任を追及されないという日本独特の「無責任さ」がモラルハザードを生み出しているのだ。
(3)今日の推薦本:佐藤真言著「粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告発」(毎日新聞社\1575)
【内容紹介】転載
「私は刑務所に入ることなどしていない! 」
“粉飾詐欺"で懲役2年4ヵ月―最高裁で争う元銀行員が明かす、この国の検察、
裁判所の矛盾。粉飾決算に手を染めざるをえない中小企業の現実に、真正面から踏み込んだ問題作。
郷原信郎弁護士推薦! !
第一章 疑われたコンサルタント
第二章 銀行員時代
第三章 中小企業の社長を支えて
第四章 逮捕
第五章 奪われた日常
「中小企業のために、まだできることがあるはずだ」
経営コンサルタントとして第二の人生を歩み始めた男が目のあたりにしたのは、
明日の資金繰りにも頭を抱え、やむにやまれず粉飾決算に手を染める中小企業の
姿だった。懸命に社長に寄り添う日々に生きがいを見いだしていくが、突然、自
宅が特捜検事らの強制捜査を受けることになり……。
ついに東京地検特捜部が、一般市民に刃を向けた!
今まさに上告審を争う厳しい状況の中で、一人の市民が実体験を基に書き下ろし
た、経済事件ノンフィクション。取調室における特捜検事との会話からは、粉飾
決算に手を染めざるをえない日本の中小企業の実態と、事件を組み立てる検察の
“独善的な論理"とのズレがありありと浮かび上がる。
(4)今日の推薦映画:
1)「船を編む」
新宿ピカデリーなどで上映中
【解説】転載
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。
2)『100年の谺(こだま)』
ポレポレ東中野で上映
公開初日~上映最終日 4/27 ~ ~ ~ 5/10
作品データ 2012/90分/日本/カラー
タイムテーブル
18:30
【ストーリー】転載
大逆事件から100年を過ぎた今、日本という国家と私たちの関係はまた、新たな100年に向かってはじまったという人もいる。
もし、そうだとしたら、同じ事を繰り返さないように、これからの100年をじっくりと練り直す必要があるのかもしれない。
「―幸徳ノ為メニ弁ゴ士ノ御世話ヲ切ニ願フ 六月九日 彼ハ何ニモ知ラヌノデス」。
映画は100年前、大逆事件に連座した紅一点、管野須賀子が獄中から密かに託した針文字の手紙で始まる。しかし当時の刑法73条、皇室に対する大逆罪で幸徳秋水以下12名が死刑に、12名が無期懲役になった。
20世紀初頭、日露開戦へと世論が沸騰する中、幸徳秋水と堺利彦の二人によって平民社が設立され、平民新聞が創刊された。自由・平等・博愛と社会主義を掲げ、「非戦」の旗手として登場した平民新聞は、政府の弾圧によりまもなく廃刊となるが、次々と後継紙を産み、社会問題に関心を持つ人々の心をつかんでいった。その中には、新聞記者として公娼廃止や女性の地位向上を訴えた管野須賀子、和歌山で貧しい人々の医療に力を尽くした医師・大石誠之助、被差別の門徒への差別と向き合った僧侶・木顕明、岡山で農事改良に取り組んだ森近運平など多彩な人々がいた。
しかし軍事国家への道を突き進む明治政府は、自由な言論活動を厳しく取り締まり、思想統制を強化していく。これに対して信州明科の労働者宮下太吉は、天皇へのテロで人々の目を覚まそうと短絡的に考え、自ら爆弾を作り実験するに至る。やがてそれは警察の知るところとなり、宮下と接点があった平民社の仲間たちが次々と検挙され、検察による巨大な陰謀物語へとフレームアップされていく。
この映画では、彼らが何を考え、何をしようとしていたかを明らかにするとともに、事件に対する日本の文学者達の数少ない反響を、当時フランスで起きたドレフュス事件との対比でみていく。
戦後になっても大逆事件は再審の厚い壁に阻まれてきたが、事件の真相が明らかになるにつれ、各地で犠牲者の名誉回復や顕彰活動が生まれ現在に至っている。国家と司法、国家と人権、国家と私たち・・・
大逆事件は、100年経った今も私たちの胸に重い問いとして谺(こだま)し続けている。
3)『映画 日本国憲法』
ポレポレ東中野で上映
公開初日~上映最終日 4/27 ~ ~ ~ 5/10
『映画 日本国憲法』
記録映画/DVD・ビデオ/78分/2005年
『ベアテの贈りもの』
ドキュメンタリー/DVD上映/92分/2004年
12:50 『映画 日本国憲法』
14:45 『ベアテの贈りもの』
16:50 『映画 日本国憲法』
【説明】転載
日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。 当時の吉田茂首相は「主権在民」「戦力の不保持と交戦権を放棄する平 和主義」「不可侵の基本的人権」を3大原則とする現行憲法を「世界に 比類 なき憲法である」と述べました。
それから66年、政治の舞台ではその憲法が争点として注目を集めていますが、私たちの普段の生活において、憲法が意識にのぼることはあま りないように思います。
私たちにとって憲法がどのような意味をもつのか? 憲法のことを考え、憲法について語る。
今年の憲法記念日にはそんな時間を過ごしてみませんか?
『映画 日本国憲法』
記録映画/DVD・ビデオ/78分/2005年
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論が始まりました。国内の余りに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちの語った貴重なインタビュー集です。
2005年キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門 第1位
企画・製作 : 山上徹二郎
監督・編集 : ジャン・ユンカーマン
撮影 : 大津幸四郎
(5)今日のお知らせ:【勉強討論会・講演会・取材・裁判】
①5月5日(日)午後2時―5時「若者討論会」5月例会。テーマ「保障されている権利を学ぼう!」教材:「日本国憲法」「日米地位協定入門」「戦後史の正体」「自民党の憲法改正草案」
★ネット中継します。
http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/
【YYNewsLive】
会場:ルノアール新宿区役所横店1F8号室
地図:http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.2006
参加費:場所代+ソフトドリンク約@\1,000
②【必見】シリーズ オリバー・ストーンが語る「もうひとつのアメリカ史」
【放送予定】
第5回 5/06 24:00? アイゼンハワーと核兵器(仮)
第6回 5/07 24:00? J.F.ケネディ ~全面核戦争の瀬戸際~(仮)
第7回 5/08 24:00? ベトナム戦争 運命の暗転(仮)
(以下省略)